清水容疑者が暮らしていた家賃15万円ほどのアパート
「普段鳴らないクラクションが…」大家が語った異様な朝
取材班が清水容疑者の自宅周辺に向かうと、現場は落ち着いた雰囲気の住宅街だった。自宅は築10年ほどのモダンな佇まいのアパート。家賃は15万円前後で、1LDKの間取りだという。アパートの大家である女性が、朝の様子を語ってくれた。
「今日の朝、5時か6時ごろだったかしら。家の前で車のクラクションが『ブーッ!』って、大きな音で鳴ったんです。普段は車通りも少なく、こんな時間に鳴ることは絶対にないから、何事かと思って驚きました。今思えば、あれは警察の車両が出る時に、集まっていたマスコミを牽制するために鳴らしたものだったのかもしれません。捜索中の物音や声は、全く聞こえませんでしたね。
その後、6時45分ごろに何気なく外を見たら、カメラを持った報道陣が大勢いて。『うちのアパートで何かあったのかしら』と不安に思っていたんです。7時くらいに一度いなくなったのですが、お昼前からまた別の記者さんが取材に来られて、それで清水さんのことだと知りました」
清水容疑者は、一体どんな人物だったのか。大家の女性がその「好青年」ぶりを明かした。