妻のサントス・アンナ夫人は夫に感謝と労いの言葉を贈った(Instagramより)
「交際当初は野球のルールもわからなかったアンナさんですが、結婚してからは頻繁に球場に駆けつけて応援していました。彼女は料理が得意で、美馬さんも『自分が食べたいものを和食から洋食までいろいろな料理を作ってくれて、本当にウマい』と、周囲に絶賛していました」
アンナ夫人は今年の夏、甲子園で活躍した左手に生まれつきのハンディキャップをもつ県立岐阜商業高校の横山温大選手への想いを自身のSNSで綴っていた。
《どれだけ多くの同じ境遇の子供達やその親御さん達の心を救っているのだろう。私も美馬っちも勇気をいただいています》
スポーツ紙記者が明かす。
「美馬夫妻も公表していますが、ご長男も『先天性四肢欠損症』で、生まれながらに右手首から先がないというハンディを持っています。
アンナさんは出産直後は泣いてばかりの日々だったそうですが、『お腹の中にいるときに子どもの右手のことがわかっても、産んでほしいとお願いしていたよ』という夫の言葉に支えられ、勇気づけられたそうです。アンナさんは現在、長男について積極的にSNSで発信し、同じ境遇のお母さんたちのために力になりたいと考えているようです」
美馬投手の引退が発表された同日。アンナ夫人は自身のインスタグラムで夫に感謝と労いの言葉を贈った。
《手術6回。リハビリだらけの日々。何があっても諦めずに前だけを見て 自分を信じて走り続け 何度も何度も這い上がってきた美馬っち。とんでもない精神力で 私達にとてつもなく素敵な景色をたくさん見せてくれました。美馬っちの努力が 美馬っちの想いが どうか報われますようにと 毎日願っています》
シーズンが終われば、最高の“バッテリー”で過ごす新たな生活が始まる。