だる着ファションからついたあだ名は”イベントスタッフ”(町さん提供)
可愛くなるため、着実に努力を続けてきたという町さん。それはダイエットやスキンケア、メイクの勉強など多岐に渡るものだった。
「テニス部時代は日焼けなんか気にしてなかったので、すごいガングロで……その影響で、長期に渡るスキンケアが必要でした。まず色白を目指すには栄養素を摂ることかなと思い、トマトジュースに含まれるリコピンは、お肌にいいということだったので、飲みまくりました。SNSなどで、目元や鼻のメイクも猛勉強しました」
可愛くなるための勉強は頑張れたと町さんは笑う。
可愛くなるための費用はインターンと株で工面
気になるのはどのように費用を捻出していたかだ。昨今、バイト感覚でパパ活やナイトワークで稼ぎを得る学生も少なくはない。
「パパ活はもちろんナイトワーク的なことはいっさいしてません。高校時代も部活一筋でバイト経験はなかったし、大学時代にしたことといえばインターンと、ちょっとだけ株をやったくらいです。パパ活やラウンジなどに手を出さなかったことにも理由はあります。それはミスコンなど表舞台に立つなら『後ろめたいことをしたら絶対めくれる』と思ったからです!」
ミスコン活動中にもうひとつ心に決めていたことがあるという。
「毎日5時間やってたライブ配信。なかには、人気ランキングを得たいばかりにコスプレとかちょっとしたサービスをする子もいたんですよね。私はそういうエロ発信もいっさいしませんでした。なぜならそれは必ずスクショされるなどして晒されるだろうと思ったから。
とはいえ、コスプレ売りなどをする子は卒業後はグラビアとかモデルを目指す子もいたので、そういう子にしてみたら効果的な打ち出し方だったと思いますが、私の目指すものは違ったので、絶対にしませんでした」
ミスコンといえば女性アナの登竜門とされた時代もあった。だが町さんは女性アナ志望の道には進まなかった。