日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
「(メジャーリーグでの)野球の熱さを目に焼き付けて、心に残して(日本に)帰ることによって、オフシーズンのトレーニングを頑張れそうだなと思って」──10月1日に行われたナ・リーグのワイルドカード(WC)シリーズ第1戦(ドジャース10-5レッズ)のテレビ中継(NHKBS)に、元ドジャースの前田健太投手(37)がサプライズ出演した。
広島時代に2度の最多勝、3度の最優秀防御率の実績を残し、不動のエースとして活躍した前田投手は2016年にポスティングシステムを利用してドジャースに移籍。ツインズ、タイガースでプレーしていたがメジャー10年目の今季は開幕から不調が続き、5月には事実上の戦力外となった。マイナー契約となり、カブス、ヤンキース傘下3Aのチームへ移籍したが、メジャー昇格は叶わなかった。スポーツ紙記者が語る。
「2012年に結婚した元東海テレビのアナウンサーの早穂夫人(39)と2人の子どもたちは、今年3月にすでに日本に帰国しています。前田投手は単身でアメリカに残ってメジャー昇格を目指していましたが、彼が試合で打ち込まれる日が続くと、早穂夫人が子どもを連れて渡米して前田投手を勇気づけるなど、家族一丸となって支えいました」