ロイヤルブルーのロングワンピース姿で登場(10月8日撮影、共同通信社)
海外からの注目集まる
今回のドレスはSNSを中心に海外でも注目が集まっており、様々な意見が寄せられている。
「中国で流行するSNSのREDでは〈日本の皇族の服は保守的と知られる〉と紹介されたほか、〈ダーツが気になるのは日本人特有の感覚だ。私にはよく分からない…〉〈彼女が可哀想だ。スタイリストはいないのか?〉といったさまざまな声があがっています。
一方、ヨーロッパの皇族を中心にまとめた海外のウェブサイト『New My Royals』でも取り上げられましたが、こちらでは〈完璧に作られた傑作デザイン〉〈王女に相応しいドレスだ!〉との声もあがっています」(同前)
皇室ファッションは、海外においても注目の的だ。
「特に“ファッションリーダー”として、国民から注目を集めているのが、イギリスのキャサリン皇太子妃です。キャサリン妃のお召し物はその愛称から“ケイト効果”と呼ばれて飛ぶように売れ、年間1480億円以上の経済効果があるとも言われています。日本でよく耳にする“佳子さま売れ”のような現象ですね。
もちろんキャサリン妃のファッションに対しても、現地ではさまざまな意見があがります。否定的な意見の多くは『イメージに沿った服を着てほしい』というもの。キャサリン妃は純白のドレスや、クリスタルやお花のモチーフが全体に散りばめられたドレスなどをよくお召しになり、その姿は“ディズニープリンセス”に喩えられることもある。
そのため、逆にカジュアルな格好をしていると、皇族としての品格を保ってほしいとの意見があがります」(同前)
佳子さまのドレスについての心配もいわば“皇族としての品格”を望む声だろう。
「ただし、こうしたエレガントなデザインは、キャサリン妃のような海外の皇族がお召しになるものでもあるので、ヨーロッパでは好意的に捉えられたのでしょう。国も違えば、皇室ファッションへの反応も変わってくるということですね」(同前)
今後の佳子さまのファッションにも注目したい。