容疑者には当時生後3か月の乳幼児と、1歳児の娘がいた(Instagramより)
日常的にあった暴力沙汰
「あの家からは夜中にしょっちゅう、何かを叩くような音と旦那さんのものらしき怒号が聞こえていました。10月9日は、ケンカの末に『ガッシャーン!!』というすごい音がした。物音や声から奥さんがベランダに激しく突き飛ばされたたんじゃないかと思いました。さすがにやばいのではないかと思って(通報した)」
この家は、名古屋市南区内の市営アパートだ。すでに報じたとおり、ここはエリカ容疑者の実家であり、子育てはほとんどこの場所で行われていた。
この密室で遥生容疑者の暴力の矛先は妻に向けられ、たびたび幼い娘の“叫び”も周囲に響き渡っていたという。
「奥さんは殴られているんじゃないかとずっと心配していました。奥さんの泣き声も聞こえていたから……。壁にバンバンと叩きつけるような音が聞こえたこともあった。このアパートはわりと部屋の壁が分厚いんですが、それでも迷惑するくらい、うるさい時があった。
奥さんが泣くと、決まって娘さんも泣き始めるんです。言葉では表現しづらいですが、とにかく異常な泣き方で。ちなみに、あの男を見るようになったのは3年くらい前です」
遥生容疑者は180センチ近い高身長かつ、「土木や建築の仕事を転々としていた」(ふたりの知人)ことから体格もよかった。そんな男から暴力を振るわれる恐怖は、想像に難くない。
では、家庭環境はいつから悪化したのか。
