亡くなる1年ほど前に撮った美穂さんと山中則男氏
「美穂は歌の仕事が好きだったのですが、次第に演技の仕事も好きになっていきましたね。唯一苦手だったのはトーク番組でした。
忘れもしません、1985年に美穂がトークバラエティ番組『パーティー野郎ぜ!』(朝日放送)にアシスタント役で出演したんですけど、収録後に泣いてしまったんです。関西風のノリやツッコミについていけなくて、落ち込んでいました」
かつて『スターどっきり(秘)報告』でダマされて涙する美穂さんの姿があった。当時17歳だった彼女は、男性マネージャーが運転する車で移動中、番組が用意したニセ警官に職務質問を受けた。その際、マネージャーの呼気から規定以上のアルコールが検出され、同乗していた美穂さんにも責任が及んでいく……という設定のドッキリ企画だった。
「ニセ警官からの取り調べが怖かったのか、涙を流していましたね。美穂には難しい企画だと思いましたが、当時は仕事を選べる状況ではありませんでした。
それから時が流れて2019年。彼女がバラエティー番組で当時のドッキリ企画を振り返って『3回くらい引っ掛かって、(収録後に)3回ともマネージャーを殴りましたね(笑)』と懐かしそうに話していました」
