記者会見するフジテレビの清水賢治社長(11月7日撮影、共同通信社)
フジテレビは概ね以下のような回答を寄せた。
「(不適切な経費精算の中に、安田氏の関係先のレストランでの会食もあったのかについて)そのような事実はございません。安田氏が事実と異なる経費精算を行なった会食に、社長が参加したことはございません。
(安田氏の任命責任については)当時の選任基準・体制のもとで適正に任命は行なわれておりますが、結果としてこのような事案が生じたことを重く受け止めています。事実と異なる経費精算を行なっていた分については、すでに安田氏から返金を受けています。
フジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビは、再生・改革の強化策の一つとして、経費の不適切な使用に対する厳正な処分を掲げていることから、早期に厳正な措置を講じ公表する必要があると判断し、先日ご説明させていただきました。今後も再発防止に向け、引き続き、ガバナンスの強化を図ってまいります」(企画広報部)
フジテレビの茨の道はまだまだ続きそうだ。
