活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
まばゆい金髪姿──11月に映画イベント『2025 中国ドキュメンタリー映画祭 In Japan』に登壇した小島瑠璃子(31)は、かつての“バラエティ女王”のオーラを失ってはいなかった。
その華やかな舞台裏で、ある一つの決着がついていた。小島が代表取締役を務める『Habitat株式会社』が、11月28日付で東京地裁より破産手続きの開始決定を受けたのだ。同社は、今年2月に急逝した小島の亡き夫が創業した会社である。
同社が設立されたのは2020年10月。同社の事業内容について、事情を知る芸能プロ関係者はこう説明する。
「小島さんの亡き夫が手掛けていたのは、温浴施設のDX(デジタルトランスフォーメーション)事業です。サウナの検索サイト運営に加え、施設の予約管理や顧客データを一元管理できるシステムを開発・販売していました。サウナブームで需要はあると見込んでいましたが、投資に見合う収益モデルの確立が難航し、亡くなる以前から資金繰りはかなり逼迫していたと聞いています」
『東京商工リサーチ』によると、同社は2023年9月期決算の時点で、すでに最終利益が約1億4000万円の赤字となっており、約650万円の債務超過に陥っていたという。
