6つのベッドルームと7つのバスルームが備えつけられていた(米・下院監視委員会の民主党の委員によって公開された写真)
「黒い手帳」に記された政治家、財界人、学者たち
政権発足から10カ月、トランプ大統領は内政・外交で“唯我独尊路線”を突き進む。しかし、一方でホワイトハウスには説明されざる「薄闇」が漂う。
その雰囲気を象徴するように、ネット掲示板「Reddit」では、ある匿名投稿が急速に拡散している。
“Epstein may be gone, but his ghost is still walking the corridors of power.”
(エプスタインは死んだ。しかしその亡霊は、いまも権力の回廊を歩いている)
権力とスキャンダルの因果関係は終わっていないことを、端的に示すセンテンスだ。
エプスタイン事件では「詳細な交友録」とされる黒い手帳が押収されたとされる。司法省担当記者は語る。
「この手帳には著名な政治家や財界人の名が記されていたと聞く。全員が未成年買春に関わったわけではないが、エプスタインとの交友があったことは確か。トランプ氏を含め、彼らがどの程度接触していたのかは依然として霧の中だ」
トランプ氏も元被告とのツーショット写真が暴露されており、親交があったことは認めているが「とうの昔に決別した。大喧嘩した」と説明している。
