煩悩を否定せずありのまま受け入れる

煩悩を否定せずありのまま受け入れる

身体的ルーティンを決める

 しかし、気をつけなければならないのは、歪な形で発露される性欲は、清浄ではないということです。「魔が差す」という言葉で表わされるように、痴漢や盗撮など、出来心で相手を傷つけるのは仏教でいう「悪」です。

 セックスにおいて女性がピロートークを求めるのは、それによって性的な満足が得られるからに他なりません。満足感を得られた女性は美しくなります。男女の性愛はお互いが快楽を得ることによって高まるのですから、男性は女性への気遣いが何よりも大切であると心得てください。

 加害的な行為を慎むためには、歪な欲望が脳裏に浮かんできたら手を叩くなど、身体的なルーティンを決めておくとよいでしょう。

 例えば、イライラしたり暴言を吐き続けたりしてしまうのなら、朝起きて伸びをして、水を一杯飲む。それを繰り返していくうちに気持ちが静まり、正気に戻るようになるはずです。

 私は思考が何か嫌な方向に向いていると感じた時は、入浴中に肩に手を置くようにしています。するとそれが合図となって緊張が取れ、心が落ち着くのです。

 よくない性衝動が起きた時は、それを相手に向ける前に、自慰をすることも効果的でしょう。

 仏教では同じ行為を繰り返すことを大切にしています。何事も200回行なうことを意識する。僧侶が経を唱え続ける目的のひとつは没頭すること。繰り返すことでいつのまにか「我」が抜けるからです。

 煩悩を否定せず、ありのまま受け入れる。容易ではありませんが、それによって初めて見えてくる景色があるはずです。

※週刊ポスト2025年12月26日号

関連記事

トピックス

秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《不敬どころの騒ぎじゃない》秋篠宮家・佳子さまも被害に…AIを用いた性的画像の被害が世界的問題に 専門家が指摘「男女問わず人権侵害」
NEWSポストセブン
炭火焼肉店「ギュウトピア」
《焼肉店の倒産件数が過去最多》逆風のなか格安スーパー【ロピア】が仕掛ける「コスパ焼肉店」とは?「1309円ランチ」の中身
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《もう家族でハワイに行けない…》“1.5億円の脱税疑惑”の宮崎麗果、“ESTA取得困難”で恒例の「セレブ旅行」は断念か SNSで「深い反省」示す
NEWSポストセブン
元子役のパイパー・ロッケル(Instagramより)
「1日で4億円を荒稼ぎ」米・元人気子役(18)が「セクシーなランジェリー姿で…」有料コンテンツを販売して批判殺到、欧米社会では危機感を覚える層も
NEWSポストセブン
観音駅に停車する銚子電気鉄道3000形車両(元伊予鉄道700系)(時事通信フォト)
”ぬれ煎餅の奇跡”で窮状を脱した銚子電鉄を悩ませる「米価高騰」 電車を走らせ続けるために続ける試行錯誤
NEWSポストセブン
元旦に離婚を発表した吉岡美穂とIZAM(左・時事通信フォト)
《3児の母・吉岡美穂がIZAMと離婚》夫のために「“鬼嫁キャラ”を受け入れた妻の想い」離縁後の元夫婦の現在
NEWSポストセブン
イスラム組織ハマスの元人質ロミ・ゴネンさん(イスラエル大使館のXより)
「15人ほどが群がり、私の服を引き裂いた」「私はこの男の性奴隷になった…」ハマスの元人質女性(25)が明かした監禁中の“惨状”
NEWSポストセブン
2026年1月2日、皇居で行われた「新年一般参賀」での佳子さま(時事通信フォト)
《礼装では珍しい》佳子さまが新年一般参賀で着用、ウエストまわりに“ガーリー”なワンポイント 愛子さまは「正統的なリンクコーデ」を披露
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
〈抜群のスタイルとルックスが一変…〉中国人美女インフルエンサーが示唆していた「潘親方(特殊詐欺グループのボス)」との“特別な関係”とは《薬物検査で深刻な陽性反応》
NEWSポストセブン
立川志らく氏(左)と貴乃花光司氏が語り合う
【対談・貴乃花光司氏×立川志らく氏】新大関・安青錦に問われるものとは?「自分の相撲を貫かなければ勝てません」“師匠に恵まれた”ことも一つの運
週刊ポスト
SNS上で拡散されている動画(Xより)
「“いじめ動画”関係者は始業式に不参加」「学校に一般の方が…」加害生徒の個人情報が拡散、YouTuberが自宅突撃も 県教委は「命にかかわる事態になりかねない」《栃木県》
NEWSポストセブン
女優・羽野晶紀と和泉元彌の母の節子さん(右・時事通信フォト)
《女優・羽野晶紀“嫁姑騒動”から24年目 の異変》元日に公開された和泉節子さんとの写真から伝わる「現在の距離感」
NEWSポストセブン