異常変動全国MAP2026vol.1
千葉県が大きく沈降
■東北警戒ゾーン
奥羽山脈周辺に「異常変動」が集中し、岩手県や山形県、福島県の電子基準点では7~8cm台の変動が見られる。
「長期的な『隆起・沈降』では、日本海側と奥羽山脈周辺が沈降する一方、太平洋側が隆起し、境目に歪みが溜まっていると考えられます」
■首都圏警戒ゾーン
神奈川県の基準点「湯河原A」で8cm、山梨県の基準点「中富」で7cmを超える「異常変動」が観測されている。
「長期的な『隆起・沈降』では、千葉県中央部が大きく沈降しており、その周囲との境目に歪みが溜まっています」
■北海道・青森警戒ゾーン
昨年12月に根室半島南東沖地震や青森県東方沖地震が相次いだ。
「長期的な『隆起・沈降』で根室半島から釧路を含む広い範囲の沈降が進んでいます。東北6県のうち青森県の地表の動きだけは北海道と連動しており、今後も青森を含めて注意が必要です」
■北信越警戒ゾーン
この地域も「異常変動」が集中し、長野県の基準点「白馬」で11cmを超える変動が見られる。
「2024年元日に発生した最大震度7の能登半島地震以降、半島の北部が隆起する一方、南部は沈降しています。また、富山県の東側と新潟県の西側も隆起し、周囲との境目に歪みが溜まっています」
そのほかの「警戒ゾーン」は別掲のMAPに示した。昨年11月に最大震度5強の熊本県阿蘇地方地震が発生した九州も引き続き要注意だという。
年明けも気を緩めず、大地震への警戒を怠らないことが肝要だ。
※週刊ポスト2026年1月16・23日号
