被害者の工藤さんは頻繁に店に顔を出していたという
「昨年、松倉さんが被害者の女の子と男性客を連れて、3人で来店したことがあったんです。ボックス席に座っていたんだけど、松倉さんが『この子、うちの前妻との娘と同じ歳なんだよ、かわいいだろ』と言っていて、明らかに好意を持っていました。松倉さんは現在結婚していますけど、離婚歴があるとも聞いています。
私からしたら娘と同じ年の女の子にデレデレするなんて気持ち悪いと思ったんですが、工藤さんは嬉しそうにしていましたね。距離も近いし、松倉さんが工藤さんの耳元で囁いたりしていたし、付き合っているんだろうなという雰囲気でした。
松倉さんは家庭生活について愚痴をこぼしたりもしていたから、円満とは言えなかったと思いますよ」
松倉容疑者に妻子があることは知られていたが、それでも工藤さんとの距離感の近さは周囲に隠さなかったようだ。
またこの女性は、遺体が隠されていたとみられる1月2日に事件現場となったバーに来店し、“たこ焼きパーティー”に参加した客から“ある異変”についても聞いていた。
「工藤さんが遺棄されていた場所は本来は荷物置きのためのスペースだったようです。店の奥のボックス席の前にストーブがあって、その後ろ。そこが遺体が隠されていたと聞いています。
1月2日にあのバーに行ったお客さんが言うには、生臭いにおいがしていたみたいで『なんか臭くない?』と聞いたら、松倉さんは『生ゴミ出していないからだよ』と誤魔化していたって。でも松倉さんはその荷物置き場とカウンターをやたら往復して、『臭くない?』としきりに気にするような素振りもしていたって言うんですよ。
新年早々2日から営業したのは、毎年そうだからじゃない? 今年だけ休むと怪しいから、あえて営業していたんじゃないかなと思います」
松倉容疑者と工藤さんの間には何が起きたのか──。北海道警の捜査の進展が待たれる。
