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【『豊臣兄弟!』では描かれない戦国武将の性事情】部下の妻にも手を出し大坂城内に若い娘を300人囲った豊臣秀吉、後家や人妻好き徳川家康、女遊びがすぎて衰弱死した加藤清正

武人たちの歴史秘話を紐解く(C)amanaimages

武人たちの歴史秘話を紐解く(C)amanaimages

 NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』がスタートした。名だたる戦国武将たちが続々登場する予定の同作だが、劇中では描くことができないのが彼らの「性事情」だ。乱世を生きた武人たちの歴史秘話を紐解く。

部下の妻にも手を出す

 権謀術数が渦巻き、常に死と隣り合わせだった戦国時代。「英雄色を好む」の諺どおり、戦国武将たちの性への渇望は並々ならぬものがあった。

 その筆頭とも言えるのが豊臣秀吉だ。放送開始間もない大河ドラマ『豊臣兄弟!』ではまだ下っ端の足軽に過ぎないが、この男は後に「性豪」と言われるほどの好色ぶりを発揮する。歴史学者の濱田浩一郎氏が語る。

「出自へのコンプレックスがあったのかもしれませんが、織田信長の妹・お市の娘である茶々、信長の娘(三の丸殿)、名門・京極氏の娘(竜子)など身分の高い女性を次々に側室にし、さらに大勢の妾を囲いました。

 側室選びには政略的な意味合いや、跡継ぎがほしいなどの理由も考えられますが、それを抜きにしても秀吉は女好きだったと言われています」

 その性欲はとどまるところを知らず、人質にしていた前田利家の三女(摩阿姫)や敵将の娘、出征中の部下の妻にまで手を出したという説もある。

「この時代に日本を訪れていた宣教師ルイス・フロイスは、著書『日本史』で『齢すでに五十を過ぎていながら、肉欲と不品行においてきわめて放縦に振る舞い……』と、秀吉の好色ぶりを悪しざまに書いています」

 と語るのは、歴史学者の渡邊大門氏だ。

「大坂城内に若い娘を300人も囲ったうえ、訪れる先々の城にも多数の女性を置いていたとし、『極悪の欲情』が全身を支配していたとまで記している」

 秀吉はバテレン追放令を出し、カトリック信者を磔刑に処したこともあり、「彼の評価を下げるために、あえてこき下ろすような内容を記した面もあるのでは」(渡邊氏)との見方もあるようだ。

 正室・おね(北政所)との間に子供ができなかった秀吉が、養子に迎えた姉の長男・秀次に与えた「訓戒状」も興味深い。

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