武田信玄(C)amanaimages

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無類の“面食い”武将も

 豊臣兄弟が仕えた織田信長も精力旺盛だったと伝わる。

「斎藤道三の娘・濃姫を正室に迎え、10人以上の側室をもちました。ただ、秀吉のように妻たちに筆まめだったわけではなく、妻にはあまり思いやりがなかったとも言われています」(同前)

 一説には妹のお市と近親相姦にあり、彼女が生んだ3姉妹の長女と次女は、信長との子供ではないかとも言われている。

 当時の女性は10代前半で嫁に行くのが当たり前という早婚時代。お市は20歳で浅井長政の元へと嫁ぐが、当代一の美女と評判だった彼女がその年齢まで嫁に行かなかったのは、信長と“関係”があったからではないか、という見方があるのだ。

 秀吉の後に天下人となる徳川家康も、2人の正室のほかに16人の側室がいて、18人の子供をもうけたとされる。

 さらに侍女や腰元への“お手つき”を重ね、多くのご落胤(私生児)がいたとされるが、家康がとくに好んだのは出産経験のある後家や人妻だったという。

「経産婦を選ぶことで、跡継ぎを確実に残そうとした」ことが理由と推察されている。

 家康は晩年まで達者で、66歳にして子供を成したとの逸話も残る。濱田氏が言う。

「健康オタクで、健康長寿に非常に気をつかっていました。蝦夷地の松前慶広(松前藩初代藩主)にオットセイを献上させ、滋養強壮と精力剤として自ら調合して煎じて飲んだとも伝わっています」

 その家康を震え上がらせた「甲斐の虎」こと武田信玄は、無類の“面食い”だったと伝わる。正室とは政略結婚だったが、側室には自分好みの美人を呼び集めたという。

「家臣団の反対を押しきり、攻め滅ぼした敵方の美人の娘を側室にしたというエピソードも伝わっています」(濱田氏)

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