加勢大周一覧

【加勢大周】に関するニュースを集めたページです。

財前五郎、吉良上野介、冬彦さん… 名ドラマの名ヒールたち
財前五郎、吉良上野介、冬彦さん… 名ドラマの名ヒールたち
 現在放送中のドラマ『半沢直樹』(TBS系)は、悪役の見本市だ。銀行内の情報を流している裏切り者と判明した紀本平八常務(段田安則)、反発する半沢を徹底的につぶそうとする白井亜希子国土交通大臣(江口のりこ)やその白井の背後にいる“巨悪”の箕部啓治幹事長(柄本明)らの面々が『半沢直樹』の人気を支えている。「主人公の行動を阻む悪役という障害があり、その立ちはだかる壁を乗り越えていくことで物語が進んでいく。壁が高ければ高いほど、それを乗り越えた時にダイナミズムが生まれてくるという物語論の基本をがっちり抑えているのはもちろん、その壁となる悪役が重厚に描かれている。タイプの違うキャラが次々登場してくるのは、ドラマ作りとして見事だと思います」(メディア文化評論家の碓井広義氏) しかし何といっても“主役”は大和田暁取締役(香川照之)である。 1作目では、半沢に不正を暴かれ、最終回では頭取の前で屈辱の土下座をさせられたが、今シリーズでは第4話でまさかの“味方”となった。碓井氏は、それゆえに大和田の魅力がいっそう高まったと分析する。「目的のためなら手段を選ばず容赦しない。しかしそれでいて可愛らしさがあり、人間味がより深まった。単なる私利私欲だけでなく、大和田自身も葛藤を抱えている。そうしたところもしっかりと描かれているので、ドラマに彩りが加わっている」いい人のイメージを覆した『半沢直樹』はドラマファンの間で「現代版時代劇」とも評されるが、古くから時代劇に悪役は欠かせない。「なんといっても何度もドラマ化されてきた『忠臣蔵』の吉良上野介でしょう。特に1982年のNHK大河ドラマ『峠の群像』の吉良(伊丹十三)は見事でした」 そう話すのは、芸能リポーターの石川敏男氏だ。 朝廷勅使の接待役を命じられた浅野内匠頭(隆大介)が、藩財政が火の車の中、必死で費用を工面して準備を整えたところで、吉良が『なぜこのような地味なものを』と一喝する場面をはじめ、伊丹の悪人演技が光った。「伊丹さんの冷淡ないびりぶりに、視聴者は毎回腸が煮えくりかえったはず。あの目つき、嫌味たらしい言動、憎々しさでは歴代最高でしょう」(石川氏) 1970~1980年代には社会派ドラマも脚光を浴びた。 その金字塔ともいえる『白い巨塔』(1978年・フジテレビ系)は、主役の財前五郎(田宮二郎)自らが悪役という設定が強烈なインパクトを残した。 天才外科医・財前は、出世のためには手段を選ばないダークヒーローとして描かれている。「財前とは対照的な里見(山本學)と対立するシーンで財前が『教授になるためだったら人殺しだってする』と鋭い眼光で言い放った場面は、鬼気迫るものがあった」(同前) 1980年代の社会派ドラマに登場する悪役として、コラムニストの吉田潮氏が挙げるのは、『少女に何が起ったか』(1985年・TBS系)の川村刑事(石立鉄男)だ。 川村刑事は、使用人として働きながらピアニストを目指す主人公の野川雪(小泉今日子)に執拗な嫌がらせをする。「いつも深夜12時に現われては、『お前は薄汚ねえシンデレラだ!』などとキョンキョンを罵倒するイヤミな役。 最後には雪と和解しますが、人格否定にセクハラ、言葉の暴力と、生理的嫌悪を催すほどの名悪役ぶりでした。石立は『パパと呼ばないで』(1972年・日本テレビ系)などで築いてきたコミカルな“いい人”のイメージを、この役で見事に覆しました」(吉田氏)マザコン冬彦さん 1990年代に社会現象を巻き起こした悪役といえば、(1992年・TBS系)の冬彦さん(佐野史郎)だろう。 主人公の美和(賀来千香子)はエリート銀行マンの桂田冬彦と結婚。しかし、七三分けに銀縁メガネの冬彦は、とんでもないマザコンだった。 結婚後、一度もセックスしようとしない冬彦。ある夜、美和が意を決して冬彦のベッドに入ろうとするも、「疲れてる、おやすみ」といって寝ようとする。「美和が思わず『普通の夫婦なら愛し合うのが当然でしょ』と言うと、冬彦は『淫乱』となじる。その後、大切にしていた蝶の標本をメスで切り刻むシーンには、背筋が寒くなりました」(石川氏) SMクラブに連れていかれてハマッてしまった冬彦が「君に喜んでもらおうと思って」と、SMビデオを見せ、レザーの拘束衣とハイヒールを渡すなど、衝撃的なシーンが毎回のように展開。「美和が離婚を決意するのも当然ですが、冬彦本人に悪気はなくて、とにかく一途。だからこそ余計に怖かった」(同前) また1990年代には野島伸司脚本のドラマが印象に残る悪役を生み出した。『高校教師』(1993年・TBS系)で、教え子をレイプしたうえビデオを隠し撮りした、英語教師の藤村知樹(京本政樹)。 同じく学校を舞台にした『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(1994年・TBS系)には、堂本剛が演じる生徒を孤立させ、自殺に追い込む社会科教師・新見悦男(加勢大周)が登場する。「野島作品には、“実はいい人だった”という救いがなく、本当に嫌われる悪役がいた。政治家や警察の上層部といった“巨悪”ではなく、身近なところにいる悪を最大化させる手法が上手かった」(テレビ解説者の木村隆志氏) 近年のドラマでは、『半沢直樹』の大和田をはじめ、どこか“憎めない悪役”が増えている。木村氏がそうしたタイプの代表として挙げたのは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012年・テレビ朝日系)に登場する東帝大学病院病院長の蛭間重勝(西田敏行)だ。「温和そうな顔をして、裏切り者はバッサリと切り捨てる冷血漢。主人公・大門未知子(米倉涼子)に積年の恨みを抱いているが、いつも“返り討ち”にされてしまうのがお決まりのパターン。 はじめは憎らしかったのに、“ヘタレ”な面があるから愛されキャラになっていく。こうした描き方の変化は、シリーズものならではの面白さです」(木村氏) 石川氏が“憎めない悪役”として挙げるのは、『下町ロケット』(2015年・TBS系)の水原重治(木下ほうか)だ。「イヤミな役、ヒール役としてお茶の間の人気者である木下さんですが、大企業・帝国重工の本部長・水原役では、冷徹に人を切り捨てる一方、社長には頭が上がらない人間味がうまく表現されていた」(石川氏)  木下ほうかが振り返る。「悪役の場合、台詞がきつく、強く響きがちなのでなるべく過剰にならないように細心の注意を払いました。 相手を罵倒する台詞は、表情と態度は抑えめにしても伝わるので、表現を最小限にする。答えを出しすぎずに、視聴者に解釈を委ねるくらいのほうが悪役の不気味さが伝わるんです。 僕なんか実際に悪い人、怖い人だと思われることも多く、街中で遠くから怯えた目で見られることもありますが、それは自分の演じ方が正しかったという裏返しでもあると思う」※週刊ポスト2020年9月18・25日号
2020.09.15 16:00
週刊ポスト
『テレ東音楽祭』高視聴率を実現した“正直路線”の丁寧な作り
『テレ東音楽祭』高視聴率を実現した“正直路線”の丁寧な作り
 6月26日に放送された『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)が視聴率9.7%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)を記録し、今年6回目を迎えた特番で歴代最高の数字を叩き出した。辻希美と加護亜依のユニット『W(ダブルユー)』が13年ぶりに復活し、嵐やKing & Prince、森高千里などがメドレーを披露。歌手の個の力で興味を引き寄せたのは間違いないが、それに加え、製作陣が細やかな配慮で視聴者を飽きさせなかった点も大きい。『テレ東音楽祭』の魅力は、情報量の多さにある。他局の音楽特番も最近は、映像の日付を記載し、当時のテロップを消さずに載せるようにしているが、『テレ東音楽祭』は以前からその2つを遂行し続けている。できる限り、あの頃のまま“正直に”オンエアしている。 今回も、辻と加護のモーニング娘。のオーディション風景を振り返る『ASAYAN』のVTRを当時の川平慈英の〈ASAYANクッ~~〉というナレーションから始めた。わずか3秒の挿入だが、この配慮が視聴者に懐かしさを感じさせる。 19歳の広末涼子の映像ではワイプで映る篠原ともえや後藤真希、矢口真里、保田圭もそのままオンエア。あの頃の情景を甦らせた。 昨年に引き続き、酒井法子の歌唱シーンでは〈ナレーター 田代まさし〉の文字とともにマーシーの声が流れるVTRを使用。『夢冒険』などの歌詞は消さずに当時のまま使う一方で、〈ナレーター 田代まさし〉の文字は今回のために加えたと推察できる。 なぜなら、過去映像と比べると、字のフォントや濃さが異なり、〈当時16歳〉という編集で加えた文字と同じように見えるからだ。このような細かい芸も視聴者を離さない要因だろう。 酒井の場面では、〈1987年10月18日放送『歌え!アイドルどーむ』〉というテロップを見て、司会のTOKIO国分太一は「『歌え!アイドルどーむ』って、俺出たことあるなあ」と呟いた。情報が記憶を甦らせ、視聴者にもう1つの情報を与えたのだ。 ナレーションでも、当時の空気を再現しようという正直な姿勢が窺えた。スタジオ歌唱の吉田栄作を紹介する際には〈織田裕二さん、加勢大周さんと並んでトレンディ俳優の平成御三家の1人〉と鷲見玲奈アナが読み上げた。芸能界を引退した加勢大周の名前をテレビで久しぶりに聞いたように感じる。 他局に比べて過去映像が少ないデメリットは、工夫で補った。1980年代から1990年代に掛けてのヒットドラマを振り返るコーナーで、田原俊彦の『抱きしめてTONIGHT』(1989年1月22日放送『歌え!ヒット・ヒット』)が流れた。 この映像は、直近1年のテレ東の音楽特番でおそらく3回目のオンエア(※1)である。私の調査によれば、田原俊彦のテレ東出演は1988年2本(※2)、1989年3本(※3)であり、きっと『抱きしめてTONIGHT』の映像はこの1本しかない。【※1:他の2つは、2018年9月30日『3秒聴けば誰でもわかる名曲ベスト100』と2019年2月24日『平成ヒットソングス!~次の年号に持っていきたい名曲SP~』。※2:1月17日『歌え!アイドルどーむ』、12月25日『歌え!ヒット・ヒット』。※3:1月22日、29日、2月5日『歌え!ヒット・ヒット』】 同じ映像の使用を避けられない分、同曲が主題歌のドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ系)の1シーンを挟み、マンネリにならないようにしたのだろう。 番組では、KARAの元メンバーであるHARAが『ミスター』を披露している途中に衣装が下がってしまい、下着が露出してしまった。歌唱後、このアクシデントについてスルーせず、司会の国分がHARAにも話を振った。形式的な説明だけで終わってもおかしくない場面で、きちんと言及した。 数々の細かな積み重ねが歴代最高視聴率を生んだのではないか。 ただ、“正直さ”を通してきた番組の中で、1つ気になる点があった。新聞のテレビ欄で〈“嵐がテレ東初登場”22年前ジュニア時代の貴重映像は夜9時過ぎ〉と謳っていたが、貴重映像も嵐の出演も21時55分頃だった。21時35分、CMに入る前に〈このあと 嵐のスーパーメドレー!〉と振ったものの、登場は約20分後だった。 せっかく、お宝映像やナレーションで“正直さ”を売りにしてきたのに、過度な引っ張りは視聴者をシラケさせたのではないか。 番組の瞬間最高視聴率は午後9時9分、10分と2度記録した12.6%で、バブルガム・ブラザーズ『WON’T BE LONG』の歌唱時だったと報道されている。2人のパフォーマンスに魅せられての結果だと思うが、事前告知で嵐が〈夜9時過ぎ〉に登場すると読めるため、一定数の視聴者が「もうそろそろかな……」とこの時間帯にチャンネルを合わせた可能性も否定できないだろう。 局の知名度や人気が上がれば、今までは出なかったタレントをブッキングできるようになり、高視聴率が期待される。裏を返せば、それは他局と似たような番組構成になる危険性を孕んでいる。『テレ東音楽祭』の“正直路線”は来年以降、どうなるか──。●文/岡野誠:ライター・芸能研究家。研究分野は松木安太郎、生島ヒロシなど。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の3刷が決定。同書では1982年、1988年の田原俊彦ほぼ全出演番組を内容や視聴率、テレビ欄の文言などと記載。巻末資料も充実している。
2019.06.28 16:00
NEWSポストセブン
「こんな言葉流行った?」流行語大賞への違和感払拭への提言
「こんな言葉流行った?」流行語大賞への違和感払拭への提言
 2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」は、平昌五輪カーリング女子日本代表の「そだねー」に決定した。毎年この賞に対しては「そんな言葉聞いたことない」や「そんなに流行ったか?」などの異論が出るが、「そもそも選考方法が誰もが納得のいく形ではない」と述べるのはネットニュース編集者の中川淳一郎氏だ。以下、中川氏の提言だ。 * * * 私自身はトップ10に入った「ご飯論法」と「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は知りませんでした。まぁ、積極的な政権批判派ではないのと、NHKの『チコちゃんに叱られる!』という番組を見ていないから知らないのでしょう。というわけで、人はそれぞれに流行語があるわけで、それを強引に審査員の判断で決めてしまうのが流行語大賞ってヤツです。 流行語大賞の内情に詳しい千葉商科大学国際教養学部専任講師・常見陽平氏のブログエントリー〈「流行語大賞」に「知らねえよ」と絡む奴、恥ずかしいからやめなさい〉(11月8日)によると、そもそも以下の前提があると言います。・別に公的な機関が運営しているわけではなく、『現代用語の基礎知識』や、ユーキャンのプロモーションを兼ねたイベントである。・この時期に発売される『現代用語の基礎知識』に載っている言葉から選ばれる。出版スケジュールを考えると、9月いっぱいくらいまでに世に出た言葉がギリギリ。・自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出し、選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。 完全に主観に基づく賞なわけで、となれば、別に朝日新聞や産経新聞が、あるいはどこかの大学の社会学部が「これがワシらの流行語大賞!」とやってしまってもいいわけなんですよね。「今年の言葉大賞」なんてものを新設し、「ワシらは10月と11月と12月の言葉も入れてまっせ」と元祖に対するアドバンテージを明確に表してしまう。あるいはかつての「加勢大周vs新加勢大周」のように「新・新語・流行語大賞」なんて名乗ってしまうのもアホらしくていい。 ここでは「『(大迫)半端ないって』の方が流行ったじゃねーかよ。もっと言えば『モルゲッソヨ』こそ流行語だろ、オラ!」と私自身の主観を主張する気は一切ありません。あくまでも、その選考方法に疑問を述べたい。それは「データがない」ということです。プロ野球のMVPの場合は、今年のセ・リーグはそりゃあ、広島(現巨人)の丸佳浩で間違いないでしょう。なにせ打率.306、39本塁打、97打点、出塁率.468、長打率.627、OPS1.096って文句のつけどころがない大活躍です。同じ選考委員(記者)による投票でも、そこにはデータの裏付けがあるから納得感がある。 あとは、結局選考委員がピンと来るかどうかという話になってくるので、そこに納得感がないのでしょう。2015年には「アベ政治を許さない」「SEALDs」が入り、2016年には「保育園落ちた日本死ね」が入りました。2015年には「一億総活躍社会」も入り、安倍晋三首相が表彰されました(表彰式には参加せず)が、国民が総活躍している実態はないばかりか、「アベ政治を許さない」と並んでいるため、選考委員の顔ぶれも合わせ、政権批判の意図を感じた人も多かったです。◆「このハゲー!」はノミネートすらされなかった MVPの場合は、野球担当記者が投票するわけですが、彼らが「ボク、阪神ファンだから、今年阪神で一番活躍した糸井嘉男を1位に投票しようかな、ウヒヒ。2位はメッセンジャーにして、3位は福留孝介かな。うーん、今後の期待を込めて3位は大山悠輔でもいいかもしれないね、うふっ」なんてことをやったら、「あの謎の贔屓の引き倒し票を入れたヤツは○○スポーツの××のアホじゃねーの? あんなヤツ、来年から投票に参加させないでおこうぜ」なんて動きが出てもおかしくない。選者の感情を入れようにも「データ」の前にはフェアネスの観点からそこにブレーキがかけられるのです。 となれば、流行語大賞(的なもの)の納得性をより高めるにはどうするか。それは、データを駆使すればいいんですよ。日経新聞のデータベース「日経テレコン」から「記事件数」を引っ張り出し、検索エンジン・ヤフーの検索回数、さらにはツイッターでの言及数や世界のトレンドランキングで何位に入ったか、日本モニターによる「テレビで何時間オンエアされたか」などを総合し、有無を言わさぬ流行語を示せばいいのです。 あと、流行語大賞の場合、ユーキャンと自由国民社というマジメな会社がやっているだけに、あまりフザけられないという側面もあります。2017年、豊田真由子元衆議院議員の「ちーがーうーだーろー!」がノミネートされました。結局落選はしたものの、そもそものノミネート語は「このハゲー!」であるべきだったんですよ。あれだけトラウマのごとく毎日朝から晩までテレビで流れ、小学生の子供達も学校で「このハゲー!」とマネして叫ぶなど、相当流行った言葉でした。もちろん他人様の毛髪事情を揶揄するような差別用語を選ぶのは問題がある、という意見も分かりますが、データを駆使した結果上位に来たのであれば、「それが日本における薄毛差別の表れ」という今後の改善に繋がる問題提起にもなるわけです。 上記に挙げたような機関の連合体による「新・新語・流行語大賞」が来年以降発足したら、ネット上の「こんなの聞いたことない」や「選考委員の偏りを感じる」といった否定的な声は激減するのではないでしょうか。
2018.12.04 16:00
NEWSポストセブン
織田裕二、妻と一緒に反町夫妻別荘へ出かけるほど仲睦まじい
織田裕二、妻と一緒に反町夫妻別荘へ出かけるほど仲睦まじい
 柴門ふみ作・『東京ラブストーリー』に登場したキャラクターの25年後を描く『東京ラブストーリー After25years』が、女性セブンで連載(全7回)。『東京ラブストーリー』といえば、ドラマ版を思い出す人も少なくないだろう。「カンチ」こと永尾完治を演じた織田裕二も48才となり、今や既婚者だ。そんな織田の姿が目撃されたのは、雨の降る東京・赤坂。傘も差さずに濡れながら手をあげていた。タクシーが止まると軒先で待たせていた妻を呼びに行き、後部座席奥にエスコートする。 今では当然のように貫禄ある大人の男の顔をみせていたが、かつては吉田栄作(47才)、加勢大周(46才)とともにトレンディードラマの「平成御三家」といわれていた。 熱血、キッパリ、こだわり男と評される最近とは異なり、当時のイメージは“優柔不断そうな優男”。「『東ラブ』で押されればリカにいき、泣かれればさとみにいくのに、なぜか憎めなくてかっこいい。その前に中山美穂さん(46才)と共演していた『卒業』(TBS系)でもそうでしたが、いかにもかっこいいというトレンディー俳優ではなく“等身大”の姿が見事にハマッた」(ドラマ関係者) そのイメージはすぐに変わる。『振り返れば奴がいる』(フジテレビ・1993年)では笑顔を見せない孤高の医師を、『踊る大捜査線』(フジテレビ・1997年)では熱血漢の刑事を。『世界陸上』のメーンキャスターでは別の顔を見せた。現在放送中の『IQ246』(TBS系)では天才的な推理をする貴族の末裔を演じるが、現場でのこだわりはもう知られたところだ。「大御所ですからね。『踊る~』時代には柳葉敏郎さん(55才)との衝突がよく話題になりましたが、織田さんがセリフを変更したり、共演者の演技に注文をつけたりするのは折り込み済み。彼のこだわりです。 今回も座長として共演者の土屋太鳳さん(21才)やディーン・フジオカさん(36才)に指南していますが、いいチームでやっていますよ」(前出・ドラマ関係者) プライベートはというと、織田は色恋の話が一切なかった。「『真昼の月』(TBS)で共演した常盤貴子さん(44才)と一瞬報じられたことがありましたが、それも噂ばかり。だから、6年前に結婚した時には“偽装婚”じゃないかといわれたくらい鉄壁の男でした。 でもフタをあけて見ると普通に夫婦で(笑い)。一緒に食事はもちろん、松嶋菜々子(43才)・反町隆史(42才)夫妻の別荘に夫婦で遊びに行ったり仲睦まじいですよ」(織田の知人) 大人になったカンチは優柔不断は卒業していた。※女性セブン2016年11月24日号
2016.11.12 07:00
女性セブン
中学生、公務員、教師、医師も覚醒剤汚染 中高年使用者急増
中学生、公務員、教師、医師も覚醒剤汚染 中高年使用者急増
 誰もが知る、プロ野球の元スター選手・清原和博(48才)の逮捕は、シーズンの到来を前に、野球ファンだけでなく世間に大きな衝撃を与えた。 ショックや驚きの一方、「またか…」「やっぱり」という思いを持つ人も多い。清原容疑者には以前から薬物の噂があっただけでなく、芸能界では毎年のように覚せい剤取締法違反での逮捕者が出ているからだ。 記憶に新しいところでは、2014年にCHAGE and ASKAのASKA(57才)、2009年に酒井法子(45才)、2008年に加勢大周(46才)、1999年に槇原敬之(46才)、など、数え上げたらキリがない。 でも、“芸能界だから薬物に通じている”というわけではない。普通に暮らしている、私たちの身近にも薬物汚染は蔓延している。今年1月末、茨城県に住む中学3年生の女子(15才)が覚せい剤所持法違反(所持、使用)で逮捕され、容疑を認めた。2月12日には、広島県で公立病院の院長(52才)が所持容疑で逮捕されたばかり。また昨年、熊本県で起こった、覚せい剤を生後3か月の乳幼児に投与し死亡させたという痛ましい事件も記憶に新しい。 まだある。2014年には、福岡県で小学校校長(57才)が、神奈川県で40才の警察官が、2012年には中学3年生と高校1年生の女子が逮捕された。公務員、警察官、医師、未成年者…まるで薬物と縁がないような人たちに次から次へと“汚染”が広がっている。 警察庁の統計によると、2014年の覚せい剤取締法違反による検挙者数は1万人を超えている。これは、交通事故による死者の数よりもずっと多い。 また近年問題視されているのは中高年の覚せい剤使用者が急増していること。警察庁によると、2014年の検挙者の56.4%は40才以上で、1999年の22.5%から格段に増えている。◆一般人の覚せい剤入手ルートは? 覚せい剤は、決して遠い世界の話ではない。「アイス」「エス」「シャブ」──いろいろな呼び名がある覚せい剤。清原容疑者の入手ルートは暴力団関係者を通して、と報じられている。でも、一般人と暴力団のかかわりはほとんどない。それなのになぜ、覚せい剤を手に入れられるのだろうか。薬物問題に詳しい弁護士の小森榮さんが言う。「10年ほど前までは、六本木や渋谷のセンター街、地方でも繁華街など、人が多く集まる路上に売人が立って、無差別に、主に若い子に『いる?』などと声をかけていました。だから当時は、そこで手に入れた人たちが多かった。しかし今では、インターネットで手に入れる人が増えているようです」 インターネットで“覚せい剤”“ほしい”“手に入れる”などと検索してみると、怪しげな掲示板にたどり着く。“○○県でほしい人090○○○○××××まで”“○g○円”などという文字が並んでいて、買おうと思ったら、誰でもすぐにでも買えそうな状況がある。実際に、今年1月に逮捕された茨城県の女子中学生は、インターネット上に「覚せい剤くれる人いませんか」と書き込みし、それに応えた神奈川県に住む20代男性と連絡を取り合い、覚せい剤使用に至った。 インターネット以外でも、2013年には都内で、タクシーを貸切にし、車内で密売をしていた運転手ら4人が逮捕されているなど、“覚せい剤売り場”は、街の風景に溶け込んでいる。「今や、売人も暴力団関係者に限りません。安定した入手ルートを持っている一般の常習者が、別の人に分けて売るケースもあります。ちょっと興味を持てば、誰でも簡単に売って、買える時代なのです」(小森さん)※女性セブン2016年3月3日号
2016.02.18 16:01
女性セブン
坂本一生 勤務していた便利屋の捏造告発「年収2000万も嘘」
坂本一生 勤務していた便利屋の捏造告発「年収2000万も嘘」
 タレントの坂本一生氏(44)は、「便利屋!お助け本舗」(以下、「お助け本舗」)で取締役を務めていたが、同社を取り上げたテレビ番組で「やらせ」が行なわれていたことを5月8日発売の週刊ポスト誌上で告発した。 その一つがNHKの『ドキュメント72時間』(毎週金曜・夜10時55分~)で、同社は今年2月13日放送の「便利屋、都会を走る」で取り上げられた。坂本氏は、「娘たちから送られたマッサージチェアを自宅2階に運びたいという61歳女性」が、「お助け本舗」社長のA氏(放送当時は取締役)の義母であることを明らかにするなどしたのだ。 坂本氏は1993年、加勢大周(45)と所属事務所の芸名所有権をめぐるトラブルから「新加勢大周」としてデビューしたことで知られる。 その後、坂本一生として芸能界で活躍するが、2000年代になると仕事は激減し、プロレスラー、スポーツジムインストラクター、飲食店店長などを経験した。キャリアの転機となったのは2011年の「お助け本舗」の取締役就任だった。 同社は坂本氏の取締役就任後に全国210店舗を持つまでに急成長。それ以降「あの人は今」などの企画でたびたびメディアに登場し、「年収は2000万円」「やりがいのある仕事です!」などと事業の順調さをアピールした。 しかし坂本氏は今年3月で「お助け本舗」を去っていた。坂本氏が語る。「僕は広告塔として会社に利用されていました。取締役とはいえ権限は何もなかった。年収2000万円も会社にいわされていただけ。本当は月収20万~30万円ほどでした」 彼がテレビ出演のたびにアピールしていた便利屋エピソードも、ほとんど捏造だったという。「よく取材でお話ししたのが“紛失した結婚指輪を糠漬けの中で見つけた”とか“スワヒリ語しかしゃべれないウガンダ人を案内した”というエピソードですが、みんな作り話です。会社から渡された想定問答集に沿って話していました」(坂本氏) 坂本氏はA4判5ページにわたる問答集を本誌に示した。 これについて「お助け本舗」のA氏はこう答えた。 坂本氏の「年収2000万円といわされていた」という証言には「お支払いしていたのは20万~30万円ではなく月に50万円弱です。2000万円という部分はご本人の判断でお話しされていると思います」と回答。両者の意見は食い違っている。 坂本氏は自らの責任の重さを痛感している。 「やらせ番組や僕の記事を見て“面白そうだ”“そんなに儲かるのなら”と一念発起してフランチャイズに加盟した人がたくさんいる。ずっと精神的に苦痛だったが、ついにNHKでも取り上げられたのを見て辞表を提出しました。そして今回、これまでついてきた嘘を告白する決意をしました。お客様や加盟店の方々には謝罪の気持ちでいっぱいです」※週刊ポスト2015年5月22日号
2015.05.09 07:00
週刊ポスト
坂本一生氏 勤務していた便利屋のNHK番組でのやらせを告発
坂本一生氏 勤務していた便利屋のNHK番組でのやらせを告発
 NHK籾井勝人・会長の数々の問題発言や私的ゴルフのハイヤー代請求などへの批判が相次ぐ中、昨年5月14日に放送された『クローズアップ現代』の「追跡“出家詐欺”~狙われる宗教法人~」のやらせ疑惑についてNHKの調査委員会は、「事実の捏造につながる『やらせ』はないが『過剰な演出』や『視聴者に誤解を与える編集』が行なわれていた」と最終報告を発表したばかりだ。 その衝撃冷めやらぬ中、別のドキュメンタリー番組でも「やらせ行為」があったと告発の声が上がった。 声を上げたのは、タレントの坂本一生氏(44)だ。1993年、加勢大周(45)と所属事務所の芸名所有権をめぐるトラブルから「新加勢大周」としてデビューしたことで知られる。 その後、プロレスラー、スポーツジムインストラクター、飲食店店長などを経験、キャリアの転機となったのは2011年の「便利屋!お助け本舗」(以下、「お助け本舗」)の取締役就任だった。 坂本氏の取締役就任後に全国210店舗を持つまでに急成長。それ以降「あの人は今」などの企画でたびたびメディアに登場し、「やりがいのある仕事です!」などと事業の順調さをアピールした。しかし坂本氏は今年3月で「お助け本舗」を去っていた。 坂本氏の「やらせ告白」は衝撃的な内容に及ぶ。お助け本舗はNHKの番組内でやらせを行なっていたというのだ。  番組は『ドキュメント72時間』(毎週金曜・夜10時55分~)。話題の企業などに3日間密着取材するドキュメンタリーだ。お助け本舗は、今年2月13日放送の「便利屋、都会を走る」で取り上げられた。  番組によれば、撮影は昨年の12月5~8日にかけての72時間。忙しい男性の代わりに結婚記念日のケーキを購入したり、赤坂のクラブオーナーの依頼で開店前の店を掃除するシーンが続々と紹介された。「人のつながりが希薄な現代で便利屋の存在が大きくなっている」とのナレーションもあったが、坂本氏は「多くがやらせだった」と断言する。 「僕は出演していませんが、放送を見て心底驚いた。舞台になっていた“依頼者の家”は、私が何度も訪れた『お助け本舗』社長の奥さんの実家です」 坂本氏が指摘した場面は番組内の「大型マッサージチェア」に関する依頼だ。依頼主は元公務員の61歳の女性で、定年祝いに娘たちからプレゼントされたマッサージチェアを、自宅の2階まで運び込みたいという相談だった。坂本氏は、その女性の顔を見て苦笑した。「この女性は現社長A氏(放送当時は取締役)の奥さんの母親、つまりA氏の義理の母です。マッサージチェアが搬入された家は奥さんの実家です。私はお助け本舗を紹介する別の番組のロケで何回かこの家を訪れていたのですぐにわかりました」 番組では同社スタッフが3人がかりでマッサージチェアを2階の窓から室内へ搬入。依頼主の女性は大がかりな作業に驚きつつも、最後はマッサージチェアに腰かけてご満悦だった。そのシーンには「ようやく届いた娘さんの気持ち。お母さん、うれしそう」とナレーションが入った。 親孝行を便利屋が手助けした心温まるシーンだが、依頼者が社長の義母となると、果たしてドキュメンタリーと呼べるか疑問が湧く。「放送から1週間ほど経った頃、『あれ、奥さんの実家だろ』とA氏を問い詰めたんです。するとA氏は『相談役のBからやれっていわれた』と答えました。『マッサージチェアは誰が買ったんだ?』と聞いたら、『会社で買いました』と。やらせを確信しました」(坂本氏) 坂本氏が指摘する疑惑のシーンは他にもあった。密着初日の12月5日午後11時、ある女性が「もしもし、お風呂にナメクジがいるんです。それを取っていただきたいんですけど!」と切羽詰まった様子で電話をかけてきた。 スタッフが現場に急行すると、真新しいバスタブに小さなナメクジが2匹へばりついていた。すかさずスタッフがティッシュペーパーでナメクジを捕獲し、あっという間に業務終了。「37歳・会社員」という依頼主は、NHKの撮影スタッフに「どうですか、ナメクジ2匹に6800円って?」と問われ、「私取れないもん。助かりました、アハハ」と笑顔で応じていた。 この“お助け”も仕組まれたものだったという。撮影に関わった坂本氏とは別の同社関係者が明かした。「取材が始まる前に社内では撮影の段取りが出来上がっていました。筋書きを考案したのは相談役のBさんです。“夜中にナメクジが出ると面白い。ゴキブリなら逃げられるけど、ナメクジは逃げないからちょうどいい”と決まりました。撮影初日の朝に4~5人の社員でミーティングし、Bさんの指示でナメクジを浴室に置く段取りを確認しました。NHKはこの事実を知らないはずです」「アハハ」と笑っていた依頼主も“仕込み”だという。「依頼した女性はスタッフのひとりの知人です。撮影当日は、依頼の電話が鳴る30分前にそのスタッフが“依頼者宅”に向かい、ナメクジをセッティングしていました」(同前) この「出来すぎ」な状況には現場のNHKのカメラマンも不思議がったという。「さすがに疑問を抱いたのか、撮影中『なんでこんなキレイなバスルームなのにナメクジがいるんでしょうね』と首を傾げていました」(同前) 当事者たちはどう答えるか。「お助け本舗」の運営会社社長のA氏はこう開き直った。「マッサージチェアを運び込んだのは確かに妻の実家です。一般のお客様と同じように依頼を受けていたところ、たまたまテレビの取材が来ていたので放送しただけです。これが何か問題になるのでしょうか?」 マッサージチェアの購入者については「依頼者の娘さんが購入されてますね。私の妻とその姉妹です」と、やらせを否定した。 ナメクジの疑惑については、「事実ではありません」と否定し、前出の同社関係者の証言内容を質しても詳細は語らなかった。 映像を「ドキュメンタリー」として全国放送で流したNHKの広報局は「(番組では)同行して作業をさせていただくこと以外、何のお願いもしておりません」と答えるのみ。※週刊ポスト2015年5月22日号
2015.05.08 07:00
週刊ポスト
坂本一生 スズメバチ駆除や指輪探しも請け負う便利屋に転身
坂本一生 スズメバチ駆除や指輪探しも請け負う便利屋に転身
 かつて芸能界を賑わせたあの人が今、意外なところで活躍している──。 人気俳優・加勢大周が独立後に以前所属していた事務所と芸名の所有権をめぐって争うという騒動のなか、その事務所側から新たに「新加勢大周」の芸名でデビュー。20日後には現在の名前に改名するという、波瀾のスタートを切った坂本一生さん(43才)。 マッチョな体がウリで主にスポーツ番組に出演していたが仕事にあまり恵まれず、プロレスラーになったり、トラック運転手になったりとさまざまな職を転々とした。 そして今は、全国展開する「便利屋!お助け本舗」の取締役。現場にも行って汗を流す。きっかけは2011年3月11日の東日本大震災だった。「茨城県水戸市の友人宅に遊びに行っていた時に被災しました。電車が動くまでの10日間、友人宅に泊まって、復旧作業のお手伝いをしようと思ったんです。 お年寄りは80kgのがれきを持てないけど、ぼくにはできる。倒れた塀をその人の敷地内に運んであげるなどしていました。そうして復旧作業を手伝っていると、あるおばあちゃんが“ありがとう”と言って、昆布のおにぎりを持ってきてくれたんです。すごくおいしかったし、すごく嬉しかった。しばらくして知人が便利屋を始めたので、“人のために役立つ仕事だから、ぼくもやろう”と思ったんです」 震災から4か月後に就職した便利屋でさまざまな依頼をこなしてきたが、いちばん大変だったのは、スズメバチの巣の駆除だった。「駆除専用の装備がなかったんですが、断ると依頼者にリピーターになってもらえないと思って。フルフェイスのヘルメットをかぶり、冬のジャンパーを何重にも重ね、軍手の継ぎ目をガムテーブでぎちぎちにとめて臨みました。夏だったので暑いのなんの。巣はバスケットボールの倍くらいの大きさで、全身にスズメバチが群がってきた時は本当に怖かった。なんとか1人で作業をやり終えましたけど、スズメバチは専門業者に頼んだほうがいいですよ(苦笑)」 この仕事でやりがいを感じるのは、人の役に立てたと実感する時だ。 2011年10月、夫の形見の結婚指輪をなくしたという80代女性からの依頼があった。5LDKの広い木造家屋を朝から探し回った。たんすの裏、机の中、どこをどう探してもどうしても見つからなかった。「結局日が暮れてしまって、おばあちゃんが作ってくれた夕食をごちそうになったんです。その時、なすの漬け物を出されて、“もしかして?”と思い、糠床の中を探したら、あったんです! おばあちゃんは半べそをかきながら感謝してくれましたね」 女性は、「ありがとう、おじいちゃんに怒られるところだった」と坂本さんに感謝した後、綺麗に指輪を洗うとケースにしまって仏壇に置き、静かに手を合わせていたという。女性は坂本さんの名前さえ知らなかっただろうが、一生彼のことを忘れないだろう。※女性セブン2014年12月25日・2015年1月1日号
2014.12.11 11:00
女性セブン
視聴率男DaiGoが真っ青 “メンタリスト”名乗れなくなるか?
視聴率男DaiGoが真っ青 “メンタリスト”名乗れなくなるか?
 フォークをグニャリと曲げ、心の中で唱えた数字をズバリ言い当てる――。SMAPのキムタクが「すげー」と驚愕し、黒柳徹子が目を丸くして『徹子の部屋』に2度も呼んだ大人気の超常現象パフォーマーが、本人も予知できなかった厄介事に頭を抱えている。 今、テレビに引っ張りだこの“ダイゴ”といえば、「うぃっしゅ!」でお馴染みの竹下登・元総理の孫DAIGOのことではない。「すべての超常現象は科学で再現できる」といい、心理学のテクニックやマジック的なトリックを駆使した超常現象パフォーマンスで視聴者を魅了するメンタリストDaiGoだ。メンタリストという独特の呼称、黒柳すら驚嘆させるパフォーマンス……。今や週に3、4日は各局バラエティ番組に出演する視聴率男である。 その人気絶頂のDaiGoが突如トラブルに見舞われた。なんと、彼の代名詞「メンタリスト」の肩書きを剥奪されそうなのである。 所属するメンタリズム研究会「スリーコール」代表の村山淳氏が憤る。 「先日、DaiGoのファンから“8月に公開予定の映画『メンタリスト響翔』に出ているの?”と問い合わせがあったが、寝耳に水の話。不審に思って調べてみると、日本メンタリスト協会なる団体の会長だという男性が主演していたんです。メンタリズムやメンタリストという言葉を日本で広めたのはDaiGoなので、本人は“勝手に使われた”と驚いていました」  協会はDaiGoが話題になり始めた今年2月に立ち上がった団体だが、DaiGoとは何の関係もない。会長はハイパーメンタリストを名乗る藏本天外氏で、物理学の観点から心理学を解析した独自理論「物理性心理学」を提唱し、自己啓発テキストなどを販売している。  困惑したDaiGoは「メンタリスト」などの名称の商標登録に動いた。しかし、時すでに遅し。この4月に藏本氏が先に登録申請を出していたのである。  申請されていたのは「メンタリズム」、「メンタリスト」、「メンタリスト藏本天外」、そしてDaiGoを模したのか、「TENGUY」の4つ。早ければこの8月にも登録されるという。  商標登録に詳しい弁理士の平野泰弘氏がいう。 「商標登録されると、たとえば映画やテレビで名称を使う場合は使用料が発生するし、商標権者は第三者の使用禁止も求めることもできます。原則、早い者勝ちで、トラブルも少なくない」  過去、俳優の加勢大周が芸名の商標権を持つ前事務所から名前の使用を禁止され、裁判に発展したことがワイドショーを賑わせた。  今回、登録されれば、過去にさかのぼって適用されることもあるため、多数の本を出しているDaiGoにとっては痛手だ。そもそも名称を使えなければ、「メンタリストDaiGo」は、ただの「DaiGo」になる。そうなると、竹下総理の孫のDAIGOも黙っていないのでは……。  DaiGoに聞いた。 「日本ではこの名称は僕たちが広めてきました。僕と藏本氏では考え方も違うし、広く知られている僕のメンタリズムの定義自体が崩れてしまう。商標登録が完了する前に、特許庁に意見書を提出する予定です」  一方の藏本天外事務所にも取材を申し込んだが、「担当者が出張中のためお答えできない」と、締め切りまでに回答を得られなかった。 「メンタリスト」の呼称を勝ちとるのはどちらとなるか。こればっかりは、超常現象パフォーマンスではどうにもならないようだ。  ちなみに「うぃっしゅ!」のほうのDAIGOは「(トラブルに)巻き込まれたくないのでノーコメント」(所属事務所)とのことでした。※週刊ポスト2012年8月17・24日号
2012.08.06 07:00
週刊ポスト
加勢大周 バーテンダー転身 記者直撃に「まじめに働いてる」
加勢大周 バーテンダー転身 記者直撃に「まじめに働いてる」
 俳優として活躍した加勢大周さん(41)が、バーテンダーに転身していたことが、当サイトの取材で分かった。トレンディー俳優として一世を風靡しながら薬物犯罪に手を染め、姿を消した彼。その第二の人生とは? 都内のとある繁華街から少し離れたビルにある地下のバー。薄暗い照明、カウンターとボックス席でわずか10席ほどの狭い店内。訪れるのはほとんどが常連客という、ひっそりとたたずむこの店が、加勢さんの新たな働き場所だった。 常連客のひとりがここう語る。「彼はもうすっかりバーテンダーという感じですよ。白シャツに黒のスラックス姿も様になってますからね。リクエストにあわせて、おいしいカクテルも作ってくれるし。店のことは店長さんからほとんど任されているみたいで、だいたいひとりで働いてますよ。とても気さくで、店では本名(川本伸博)の“川本さん”とか“のぶちゃん”って呼ばれていて、常連の間でも人気ですよ」                                  加勢さんは、ドラマや映画などで活躍。1990年代、吉田栄作、織田裕二とともに“平成御三家”と呼ばれ注目を集めた。しかし2008年10月、自宅で覚せい剤と乾燥大麻を所持していたとして、覚せい剤取締法違反などの容疑で現行犯逮捕。裁判では懲役2年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。この裁判では、「田舎の親元(北海道函館市)に帰って、一からやり直したい」と芸能界引退を宣言した。 その後の動向については、一切、伝わっていなかったが、ひそかに都内のバーでバーテンダーとしての人生を歩み始めていたのだ。「裁判のあと数か月ほど、実家の函館に帰っていたそうですが、すぐに東京に戻ってきたそうですよ。バーテンダーになったのは1年半ぐらい前で、いまの店は、知り合いの紹介で今年の春から働き始めたんです。バーでの仕事にはやりがいを感じているようですけど、本人は芸能界に復帰したい気持ちもあるようですね」(加勢さんの知人) 当サイトでは、本人に直接話を聞くため、加勢さんを直撃した。深夜、バーでの仕事を終えて店を出てきた加勢さんは、半袖シャツにハーフパンツ、サンダル、というラフなファッションで、突然の取材に驚いた表情を浮かべた。――加勢さん、バーでのお仕事のことでお話をうかがいたいのですが。「…ぼくはもう関係ないので、別に話すことはありません」――関係ないというのは?「芸能界辞めていますので…」――芸能界復帰は考えてないんですか?「(芸能界に)関係なくまじめに働いていますので。今後のことはぼくもわからないので…」――応援しているファンもいると思いますが。「いえいえ、皆さんにはもう謝っていますので。これで…」 ドラマで活躍していた当時と比べると、ややふっくらとしていたが、かつて見せていたのと同じさわやかな表情が印象的だった。再びテレビでその姿を見る日はくるのか…。
2011.08.27 07:00
NEWSポストセブン
Jリーガー 野球選手と違い髪形気にしたからもてはやされた
Jリーガー 野球選手と違い髪形気にしたからもてはやされた
何本ものイケメンドラマが放送され、まさに「イケメンブーム」ともいえる昨今。しかしながら、イケメンがテレビの世界を席巻していたのは、いまに限ったことではない。バブルが崩壊した1990年代のイケメンについて、イケメン評論家の内藤みかさんは「このころから、“自分を貫いている感じ”がすごく支持されるようになってきた。垢抜けて洗練された、男性にとってもファッションリーダー的な人が人気になりました」と説明する。個性もイケメンの必須要素に。生物多様性ならぬイケメン多様化時代。「主流は、なんといってもジャニーズの勢力。光GENJIの後にSMAP、TOKIO、V6などどんどん人気のグループが出てきました」と語るのはイケメン評論家の沖直実さん。しかし同時に、「当時は歌番組が減っていたので、モデルや俳優からアイドル的タレントが誕生したのがこのころ」(沖さん)とも。トレンディードラマやバンドオーディションによるブーム、Jリーグ開幕でスポーツ選手にも注目が集まり始めた。1990年代を代表するイケメンといえば、織田裕二(43)、吉田栄作(42)、加勢大周(41)の“平成(トレンディー)御三家”、風間トオル(48)、三上博史(48)、石田純一(57)など。さらに、少し下の江口洋介(43)、反町隆史(37)、竹野内豊(40)など、「顔が整っているだけでなく、モデル出身など身長の高さもポイント」(沖さん)だという。この流れには阿部寛(47)なども含まれるだろう。また、内藤さんは、「1980年代に比べ、顔立ちがソフトで洗練されたイケメンが多い。Jリーガーがもてはやされたのは、野球選手と違って髪形やファッションへのこだわりも強く、自己主張があったからでは。事務所にいわれた通りにという感じじゃない、個性や自己主張がイケてた時代ですね」※女性セブン2011年7月28日号
2011.07.14 16:00
女性セブン

トピックス

安倍政権の年金改悪路線を引き継いでいる岸田文雄・首相(時事通信フォト)
岸田政権 アベノミクスの見直し打ち出すも、安倍氏の「年金改悪路線」は継承
週刊ポスト
元TBSアナウンサーの林みなほ(オフィシャルサイトより)
元TBS・林みなほアナ離婚、インスタで匂わせていた「貧乳源一郎」との別れ
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
NEWSポストセブン
「タレントパワーランキング」で公表された「F1層(20~34歳女性)に人気のタレントランキング」(2021年11月調査)で堂々の1位を獲得
戸田恵梨香、ファン歓喜の「仕事復帰」 夜の路上で輝いたクールビューティー
NEWSポストセブン
眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
元TBSの林みなほアナ(写真/時事通信フォト)
元TBS林みなほアナが離婚 TBSラジオ名物プロデューサーとの結婚生活は5年あまりでピリオド
NEWSポストセブン
小泉孝太郎 炎上必至の「古風な結婚感」明かすもバッシングされなかった理由
小泉孝太郎 炎上必至の「古風な結婚感」明かすもバッシングされなかった理由
NEWSポストセブン
米ロサンゼルスで警察官となった日本人女性YURI氏
LAポリス・YURIが7年ぶりに見た日本の姿「防犯意識の低さに驚きました」【前編】
NEWSポストセブン
小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
さとう珠緒が「枕営業」などについて語った(写真は2009年)
さとう珠緒が暴露した枕営業の実態「権力のない人のほうが迫ってくる」
NEWSポストセブン
ご体調への不安が募る(写真/JMPA)
雅子さまと愛子さま、“ポツンと一軒家”の孤独感 閉ざされた御所での巣ごもり生活
女性セブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン