志茂田景樹一覧

【志茂田景樹】に関するニュースを集めたページです。

“泣ける絵本”おすすめの3冊を紹介(写真/アフロ)
涙の専門家“なみだ先生”がオススメする「泣ける絵本」3選
 ストレスをため込み、人前で涙を見せるのが恥ずかしい現代人は、素直に泣けない場合が多い。しかし、人は涙を流すと、戦闘モードである交感神経からリラックスモードの副交感神経にスイッチが切り替わるという。 積極的に涙を流すことで健康になる「涙活」を普及すべく、上手に泣くコツを伝授する“なみだ先生”こと感涙療法士の吉田英史さんは、ストレス解消には週1回泣くことが効果的だと伝える。 週1で泣くには、泣くポイントが必要ということで「泣ける絵本」をご紹介!◆子育て経験者なら胸に刺さる少年の願いごと いつも誤解されて怒られてばかりの少年が、七夕の短冊に託した切ないお願い。泣ける絵本として人気で、韓国、中国、台湾でも翻訳出版。『おこだでませんように』作・くすのきしげのり 絵・石井聖岳/小学館1500円◆天国のおばあちゃんに届けたい手紙 大地震で大好きなおばあちゃんと愛犬を亡くした少年が、天国に届くと書かれたポストを発見。半信半疑で手紙を書き送ると…。『ぼくの天国ポスト』原案・寺井広樹 作・志茂田景樹 絵・福田岩緒/絵本塾出版1300円◆一生懸命なママを描く心温まる物語 泣きたくなるほど忙しいママのところへ、涙の理由を教えてくれるロボットがやって来た。俳優・唐橋充がイラストレーターのミシェル・カーラーとして手掛けた初の絵本。『ナミダロイド』作・寺井広樹 絵・ミシエル・カーラー/辰巳出版1200円※女性セブン2019年11月21日号
2019.11.12 16:00
女性セブン
志茂田景樹 過激洋服への転機は知人のNY土産、心解放された
志茂田景樹 過激洋服への転機は知人のNY土産、心解放された
「女房がどこかで買ってきた」というTシャツから、タイツ、スニーカー、肩にかけたバッグ、さらに髪まで、ピンク、黄、紫、緑で淡くやさしく彩られた装いで、約束の場所に登場した、直木賞作家の志茂田景樹さん(73才)。「今の時代の特徴をひと言で言ったら、閉塞感でしょう。どっちを向いても壁がある。希望を持ちにくくなっていますよね。 今の日本はどうにか食べることはできるし、生活自体はなんとかできています。でも40代くらいの人にとって、将来リタイアしたときに悠々自適の暮らしができるかというと、その保証はありません。だから近未来の展望が持てず、自分も見えない。従って前向きになることもできないんじゃないでしょうか」(志茂田さん・以下「」内同) やさしい口調で“今”という時代を語る彼は、将来へのあきらめムードが漂い、希望を持つことを忘れている、と指摘する。「電車に乗っていて、実際によく見かける光景があるんですが、中年の男性が突然電車を降りて、ホームでハアハアと荒い息を吐いている。一種のパニック症候群だと思うんですが、これも閉塞感がもたらす近年の傾向でしょう」 家族の健康を預かる主婦としては、通勤途中で夫や子供が、そんな発作を起こしているかもしれないと思うと、いたたまれない。だがそれが、40~50代の置かれた状況なのかもしれない。 この度書き下ろした『人生は、もっと簡単にうまくいく カゲーキフの61の教え』(宝島社)は、「人生が元気になる小説」。26才にして人生に行き詰まり、悩んでいる主人公は、謎の老人・カゲーキフと出会う。この老人は、主人公にしか見えない。老人は61のヒントを与え、このヒントが大きな文字の見出しとなって目に飛び込むという読みやすい仕掛け。小説というより、問題解決に導いていくというビジネス書のような構成だ。<失敗はただの局地戦ぜよ 部分が炎症しただけやから それで自分を失ったらあかん><その人の人間性をすべて受け入れる 人を信じるとはそういうことや 中途半端は何も生まんぜよ> こんな言葉が彩る本書。「人間、社会で生きる限り、誰しも悩みはあるのですが、なんとか気持ちを切り替えてほしい」という思いで執筆にかかったという。 老人の金言を拾い読みしていくうちに、最初からきちんと読んでいこうと、考えが変わる。なぜかといえば、本書の中で主人公である悩める青年に教えを説くカゲーキフの語る人生が、著者の半生に重なるからだ。 本書の物語が進む中で、カゲーキフは、学生時代に今でいう“うつ”になり、大学を出たものの、納得いく就職先に出合えず、20以上もの職を転々とする。そんな20~30代を経て、作家を志してから7年目で新人賞を受賞。直木賞を受賞したのは40才のときという経歴が明らかになる。それは著者の経歴そのものだ。 やがて、売れっ子作家になった彼は、過激なファッションでも注目を集めるが、その転機は、たまたまニューヨーク帰りの女性が、カラフルなタイツをおみやげにくれたことからだった。「これは女がはくもんじゃん、男がはいてどないするのよ」と無視しかけるが、それを身に着けて派手なTシャツを着ると、心が解放された。ところが、街へ出ると、侮蔑と罵声の嵐だった。 でも、そのファッションを貫き、<わしのファッションは 流されない生き方そのもの まわりに誇れるもんやなくてな 心が着てるからつらぬける>と本書で明かす。 著者は、もうひとつのライフワークともいうべき、子供たちへの本の読み聞かせを1998年から行っているが、その経験が著書の子育ての話などでも生きている。「もともとは、全国各地の書店へサイン会に行ったことがきっかけです。サイン会をやっていると、野次馬が集まってきますが、その中には子供もたくさんいる。そこで読み聞かせを思いついたんです。 もっとさかのぼれば、ぼく自身が母親に絵本を読んでもらった、そのときの心地よい記憶からです。1才くらいから読んでもらっていたんだけど、3才くらいからは記憶にありますね。『親指トム』や『一寸法師』…。アンデルセンの『赤い靴』は、足を切断するところが怖くてたまらないのに、“また読んで”と母にせがんでいました」※女性セブン2013年10月3日号
2013.09.23 16:00
女性セブン
カリスマタクシー運転手・志茂田景樹息子 710円の重み語る
カリスマタクシー運転手・志茂田景樹息子 710円の重み語る
 直木賞作家である志茂田景樹氏を父に持つ下田大気さん(36)。1994年、高校時代に矢沢永吉主演のドラマ『アリよさらば』(TBS系)で俳優デビューを飾ったものの、その後は芽が出ず、職を転々とし、2009年からタクシー運転手になった。 タクシー業界では、年収400万円程度が平均的といわれるが、下田さんは年収800万円を稼ぐカリスマドライバーとなり、このたび自著・『タクシーほど気楽な商売はない!』を上梓した。不況の影響を受けやすいタクシー業界で成功した秘訣を、下田さんはこう分析する。「タクシー運転手は、手っ取り早く稼ぐため、どうしても長距離乗車のお客さんを狙いがちですが、実際はなかなか出会いません。いかに、初乗り料金710円をコツコツ積み重ねられるかにかかっていると思います」 なかには、ワンメーターだと露骨に嫌な顔をする運転手もいるため、初乗りの乗客だろうと変わらず接してくれる運転手に出会うとお客もありがたく感じるはずだ。下田さんは、過去の苦い経験からこのような考え方に至っている。「芸能界を辞めた後、実業家に転身したのですが、一瞬成功しただけで、24歳で2300万円もの借金をしてしまったのです。結局、会社をたたみ、自己破産の手続きにも入りました。一攫千金を狙うのは夢がありますが、まずは地道にひとつひとつの仕事に真摯に取り組むことの大事さを学びましたね」(同前) 9月23日(日曜)には、出版元である東京・光文社で、父・志茂田景樹氏をゲストに招き、『人生を気楽に生きる』と題するトークショーも開催する。数多くの失敗を経験したからこそ、本当に大切なことがわかるようになったのかもしれない。
2012.09.19 16:00
NEWSポストセブン
紆余曲折あった志茂田景樹の息子 カリスマタクシー運転手に
紆余曲折あった志茂田景樹の息子 カリスマタクシー運転手に
「タクシー運転手は天職でした」 そう語るのは、直木賞作家・志茂田景樹の息子・下田大気さん(35)。 高校時代には俳優として芸能界デビュー。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で、当時レギュラーだった父親と共演したり、1994年には矢沢永吉が先生役を演じ話題となったドラマ『アリよさらば』(TBS系)にも出演した。 当初こそ活動は順調だったが、すぐに伸び悩み、22歳で俳優業から足を洗った。その後は実業家に転身したり、芸能事務所を立ち上げ、マネージャー業もこなしたりした時期もあったが、2009年10月からタクシー運転手に転職。このたび『タクシーほど気楽な商売はない』(光文社)を上梓し、父親に続いて作家デビューを果たした。「高校1年の秋から原付スク―ターを毎日乗っていて、高校3年になる頃には、都内23区の裏道がだいたいわかるようになったんですね。俳優を辞めた後、父親の付き人として、車の運転をしたとき、すごく楽しくて、『いつかタクシー運転手をやりたいな』と思っていました。 2009年の9月頃、昔から仲の良かった先輩に久々に電話しました。すると、タクシー会社に勤務しているとわかり、『僕にも是非やらせてください』とお願いし、杉並交通に入社することになったのです」(下田さん)  都内の道に精通していた下田さんは、入社当初から驚異的に売上を伸ばしていった。「指導係の方に質問すると、『一乗務(21時間)で平均4万円弱、6万円を超えればトップを取れる』と聞いたので、一乗務7万円以上を目標にしました」(同前) 初日の営業で、なんと6万円もの営業収入を確保し、その日の順位はいきなり2位に。「ここで油断してはダメだと思い、家に帰ってから仕事ぶりをノートにメモして、明日にどう繋げるかを検討していきました」(同前) 1か月が過ぎる頃には、下田さんの月別営収は社内1位に。3か月目からは、営収が100万円を超えるという快挙を達成した。 タクシー業界というと、「不況でお客さんが乗ってくれない」「競争相手が多過ぎて儲からない」など溜息交じりの話ばかりが聞こえてくるが、どの業界においてもキチンと努力をする人には、相応の結果がついてくるようだ。
2012.08.01 07:00
NEWSポストセブン
志茂田景樹 「いまの若者は恋愛の本当の素晴らしさ知らない」
志茂田景樹 「いまの若者は恋愛の本当の素晴らしさ知らない」
 ツイッターで多くの若者からの悩み相談に答え、その含蓄あるツイートが話題の直木賞作家・志茂田景樹氏(72才)。ツイッターを通して感じることは、恋愛、仕事、人間関係という3つの課題をきっかけに心のリズムを崩している若者が多いことだという。特に多い恋愛の悩みについて、志茂田氏の考えを聞いた。 * * *――フォロワーから一番多い悩みは恋愛相談のようですね。志茂田氏:いまの若い人は素敵なラブストーリーも読んでいるし、恋愛に関する情報も色々と持っている。だけど、こういう恋をしたいなんて思っても、実質的にはなかなかできない。例えばぼくらの頃は、貧しい同士だったり障がいがあったりして、ロミオとジュリエットみたいなドラマチックな恋もできたけど、いまの若い人たちの環境はそうじゃないもの。だから恋愛の本当の味っていうか素晴らしさをよく知らないというか、感じられないのかもしれないね。 小説も含めてバーチャルな世界で恋愛が描かれていて理性では知ってるんだけど、非常に安直な感じで恋愛というものを捉えてるのかなという気がしますね。いまの若い人はネットだなんだで意識がグローバルになってるのかと思っていたら、逆に意識が狭くなっていて、恋愛も含めて対人関係がそんなに広がってないんですよ。本当はただの異性の友人関係なのに、当人同士は恋愛だと思ってなんとなく恋人関係になっていたりね。元カノといま付き合っている彼氏が自分の友達だったり、10人前後の人間関係の中で元カノだ元々カノだなんてやってるんで、すごく狭い世界の中で色々といき違ってうまくいかなくなっている。 ぼくらのときには、「あ、振られたのか」といっときはガクッとくるものの立ち直るんですけど、いまの若い人たちは、本当は大した行き違いじゃないのに悩み方が深刻すぎちゃうの。昔はそれが自然にわかる状況があったんですけど、要は世界が狭いからそれが見つからない。だから余計、こんなことでまだ悩んでるのって感じで悩んでいるんですよね。 ツイッターでぼくがよく「そんな大ごとじゃないんだよ、そんなに気にしなくていいんだよ」っていういい方をする理由はそこなんですよね。恋が始まる頃の悩みってのは実は色んな意味で楽しみでもあるんですけど、その始まりあたりをスーッと過ぎてきちゃってるし、うまくいかなくなったのも恋愛としての別れじゃなくて、一種の友人関係のちょっとしたいき違いの結果という感じ。でもそこで深刻に悩んでしまっている。――草食男子が増えている一方で、女性が婚活を頑張っていることをどう思いますか?志茂田氏:生理的な要素で見て、世界やテリトリーを広げていくという男本来の役割が、いまの若い人から失せちゃってますよね。あまりうまくいっていない対家族関係で満たされないものを、狭い友人関係の中で満たそうとして、なおかつ変にそこを自分の居場所だなんて思いこんじゃって、そこから出て行くことをあまりしない。むしろいまは女性のほうが行動的になっている。 いまの社会を見ると、欧米に比べて日本はまだまだ本質的には男尊女卑意識が残っているにもかかわらず、女性が全体的にどの分野でも力をつけて能力を発揮しつつある。着実に社会全体で女性の力が強くなってきているような感じがするんですよね。そういう変化がもろに感じられるのは若い人の世界なんですよ。だから30年、40年前の人からみると、なんとなく草食系に見えるということもあると思います。――女性が婚活しても、男性が恋愛に消極的だと結婚に至らないのでは?志茂田氏:確かに女性側からのそういう質問は圧倒的に多いですね。いまの若い男性は、結婚して赤の他人と生活していかなきゃいけない、子供もできて家族を作らなきゃってことに女性以上に一種の怯えや恐れを持っている感じがしますね。その怯えと恐れが結婚に対する敬遠感を醸し出しているのかな。やっぱり若い女性はいまも昔も、幸せっていうひとつのキーワードを結婚に見出している部分が大きいですよね。素晴らしい相手といい結婚したらとても幸せなんだろうなっていう意識の女性が多いですから。女性は婚活力がついて行動力が強くなってるんで、婚活に対してのエネルギーの度合いも女性のほうが際立ってしまうんですね。結婚っていう言葉に腰が引けてしまう若い男性との一種の価値観の衝突が、さらに男性を草食系に追いやっているんじゃないかな。――では、結婚したい女性はどうしたらいいでしょうか?志茂田氏:意外とそういう女性は、“虎挟み”じゃないけど、いい相手を捕まえてますよ。女性が婚活力を発揮して、相手は草食系ですから捕まえてしまえばいい(笑い)。ただ、日本の離婚率が高くなったのは女性のせいでもあるんですよ。一緒になってみたけど、2年も経ってみたら全然物足りないやと。だって、別れようかどうか迷ってますなんて相談を見ると大体、女性です。そういう女性に別れた方がいい的な回答したら、多分別れますよ。――女性が年上の年の差婚も増えていますが。志茂田氏:女性のほうが10才以上年上なんてのも結構あって、それは年の差が関係なくなってるんですね。要するに結婚しようっていうエネルギーの差だと思うんですよ。男性が草食系ですから、女性がばく進しているわけですよ。要するに女性がバクテリア化してるのかな(笑い)。結婚して食い尽しちゃうと、もういいやっていう部分もあるのかなっていう気がします。だから女性に振られたっていう若い男性が多いですよ。4度も5度も振られてるって。そのたびに精気を失ってるから10年後が思いやられる。――恋愛や結婚に関する相談への回答は、ご自身の経験から?志茂田氏:割と経験から派生していることから出していることが多いです。あるいは自分の経験じゃないけど、割と見ていることからでしょうね。色々と自分の応用問題として、こういう答えでいいんじゃないかなって答えていることもありますけど、色んな人の結婚をここ何十年間で見てますからね。わりと時代が変わってもそのどれかに当てはまっちゃうんですよ。だから、そこから得た感想というか教訓を書けば、大体、間違いはないんですね。【志茂田景樹(しもだ・かげき)】1940年3月25日、静岡県出身。小説家。1980年に『黄色い牙』で直木賞を受賞。90年代には『笑っていいとも!』などのバラエティー番組にも出演し、タレントとしても活躍。1999年に「よい子に読み聞かせ隊」を結成し、読み聞かせ活動を中心に絵本・児童書作家としても活動している。
2012.06.26 16:00
女性セブン
死亡説出た志茂田景樹 twitterで「生きてたのか」といわれる
死亡説出た志茂田景樹 twitterで「生きてたのか」といわれる
 ツイッターでいま、若者から絶大な支持を受けている直木賞作家の志茂田景樹氏(72才)。あらゆる人生相談に、真摯にツイートで応じ、フォロワー数は17万人にまで増えている。フォロワーから“カゲキちゃん”の愛称で呼ばれる志茂田氏は、日々何を感じてつぶやいているのだろうか? * * *――ツイッターと小説で文章を書くことで違いはありますか?志茂田氏:ツイッターでポンポコ文字を打っちゃうと文字数がオーバーして、文意を変えずに文章を詰めなきゃいけないときもよくあるんですけど、それは割と簡単なんですよ。その作業は、原稿用紙に文章を書いてる作業に近いです。ツイートする画面が原稿用紙だと思えばいいだけですから。――膨大な数のフォロワーにフォローされることについてどう思いますか?志茂田氏:ぼくのつぶやきを実際どのくらいの人が見てるかわかりませんけど、答える以上はフォロワーの全員が見ているという意識で書いています。本当はときどき極端なことを書きたい欲求にかられますけど、それはあえて避けてます。荒々しい表現や極端ないい方が思い浮かんでも、そういうものはいつか創作の中で使えばいいんじゃないかなって。――フォロワーからの相談を受けて、いまの若者について思うことは?志茂田氏:ぼくらの頃のほうが、ある意味で早急で短慮だったかな。それに比べて、いまの若い人は慎重すぎるところがあるんですよね。周りの様子を見ながら出方をうかがう。自分が出られると思ったら出ればいいんだけどね。慎重すぎるということは、きっと自分を抑えてしまってるんだと思います。 会話なんかも聞いていると、まぁ悪くいえば当たり障りない、よくいえばそつがない。あるいは社交的なテクニックとしての会話ですね。ぼくらの頃はそんな社交術はなかったから、ある意味ではフランクになれたということですけどね。だから逆にいまの若い人は、自分で心を少し押しつぶしちゃっているぶん、ストレスのかかり方もぼくらの頃よりは強いはず。つぶやきを見ていると、かなり心のリズムを崩していると感じますね。 まぁ、時代背景もあるでしょうね。ぼくらの頃は、日本の経済もまだ上昇線を辿っていた時代ですよね。いまの若い人にとっていまの世の中、核となっている社会や政治、経済の部分で未来にあまり希望を持てないんじゃないですかね。5年、10年先の自分を描きにくくなっているんですね。ぼくらの頃は目標とする人や、あんな風になりたいという“ジャパニーズドリーム”みたいなものがまだあったんですけど、いまの若い人にとっては周囲を見渡しても目標にする人がいない。全くいないわけではなくて、若い人でも事業で超成功していたりとごく少ない突出した人がいるけど、目標にはしない。 フェイスブックの創業者(マーク・ザッカーバーグ)の成功なんかも、「あれは特別すぎる」と目標にできないんです。先が見えないなら、君らが風穴を開けて突破口を作ればいいじゃないかという人もいるだろうけど、それがしづらい閉塞感がある。こと就職に限らず、社会全体がいまの若い人にとって厚い殻のような閉塞感があるのかなと。だからそのなかで心のリズムを崩していく若い人は多いですよね。恋愛、仕事、そしてもうひとつは周囲との対人関係、なかんずく家族との関係、この3つがいまの若い人にとって、とても閉塞感を強める課題になっていると思いますね。――では、ネットで流れたご自身の死亡説についてお聞きします。志茂田氏:何年かに1回くらいはそんな風ないわれ方をすることはありますよね。ツイッターでも「生きてたのか」なんていうのもいますしね。そういうの、面白いですけどね。そんないい方されて“ムカッ腹ツイート”したってダメなの。どうしたらしゃれたいい方で相手がその後に何もいえなくなるかなっていうことは考えますよね(笑い)。こないだもね、「オハヨウ、変態ジジイ!」なんてツイートがきたから、「オハヨウ、変態でない非常識なキミ!」」なんて書いたら、「偉い」とか「すごい」とかリツイートされていましたね。 ネットのあの類のことにいちいちムカッ腹立っちゃだめですよ。たまに誰かのタイムラインで、何かいわれて正面から反論したりムカッ腹立てたりする人がいますけど、そんなことをやっても水かけ論。それだったらうまくかわして相手をいかにギャフンといわせるか。そういう意味ではツイートっていうのは頭の訓練にとてもいいですね。だから若い人もね、単に「どこそこにいるなう」みたいなバカみたいなこと書かないで、せっかくなんだから、ちょっと頭の訓練になるんだぞってことで少し考えてツイートしてもいいんじゃないかなっていう気がしますね。【志茂田景樹(しもだ・かげき)】1940年3月25日、静岡県出身。小説家。1980年に『黄色い牙』で直木賞を受賞。90年代には『笑っていいとも!』などのバラエティー番組にも出演し、タレントとしても活躍。1999年に「よい子に読み聞かせ隊」を結成し、読み聞かせ活動を中心に絵本・児童書作家としても活動している。
2012.06.24 16:01
女性セブン
志茂田景樹“オウムの再生”を予言「急成長する時期が来る」
志茂田景樹“オウムの再生”を予言「急成長する時期が来る」
 ツイッターで多くの若者からの相談に答え、その含蓄あるツイートが話題の直木賞作家・志茂田景樹氏(72才)。今年2月、宗教をテーマにした電子書籍を販売したが、そのあとがきでオウム真理教について触れている。その志茂田氏に、いま再び注目が集まるオウム問題をはじめ、続発する通り魔など社会を不安に陥れる事件について聞いた。* * *――菊地直子容疑者の逮捕と、高橋克也容疑者の逮捕をどう見ますか?志茂田氏:菊地容疑者は、もっと潜伏できたんじゃないかなと思います。オウム裁判の一応の終着を見て、潜伏していたこの17年間、ずっと持っていた緊張感が緩んだんじゃないかなという気がしますね。最後は元信者でもなんでもない男と事実上の結婚生活をしているでしょう。もし逃げきろうと思ったら、そういう行動はしないと思いますよ。 一方、高橋容疑者の場合は、緊張感をずっと持続していた気がする。監視カメラにも映らないようにと知恵を働かせて全ての行動が徹底していましたよね。ずっと逃げおおせようと思っていたのでしょうね。何が何でも逃げきろうという高橋のようなタイプは、いよいよ逃げきれなくなった場合、自分でケリをつける、つまり自殺するんじゃないかと私は見ていましたが…。――著書『新折伏鬼の野望』のあとがきに、オウム裁判の決着により、オウムの再生が始まったと書いていますが、その真意は?志茂田氏:新興宗教というのは、どうしても活動が先鋭的になるんですね。社会性がなくなって、強引に勧誘場所に連れていって折伏したり。要するに宗教ってのは“信じる信じない”の問題になってくるんで、理性と離れたところから出発してるんですよね。“信じるためにはこういうことしなきゃいけない”というようなものがどこの宗教でもあるので、そういった活動に猛烈なエネルギーを注ぐようになるんですね。 本来、新興宗教っていうのは貧しいなかで生まれやすいんですよ。貧しさと病気を柱に、この宗教を信じれば豊かになり、病気も治りますよっていう布教の仕方をしていく宗教も多い。オウム真理教の場合は日本が豊かな時代に生まれましたが、ちょうど心の悩みを抱える人が増えていった時代背景もあって、物質的な貧しさは関係なく信者を増やしていった。心惹かれていった若者たちが多いと思うんですね。 混乱期ではない豊かな社会のなかでは、新興宗教というのは非常に特異な教団に見えるわけですよ。周囲から活動を狭められているぶん、内部の“燃焼”が激しくなるので、その反動で、非常に極端なカルトへと向かっていってしまいやすい。オウム真理教は、その結果、地下鉄サリン事件という反社会的な行動を起こしてしまった。 オウムは司直の手で“壊滅”させられましたけど、アレフや光の輪のように派生した教団は残っています。過去にも、大本という教団が弾圧されましたが、派生した教団はいまでも根強く残っているんです。オウムは壊滅させられても、そこから派生した教団はもっと利口になり、やや社会性を持ちながら、でも意外と強い布教のエネルギーをエンジンのように発揮しながら伸びていくはず。そして、教団が続いて行く限りは急成長する時期が来るんですね。それをぼくは“オウムの再生”じゃないのかと表現したわけです。――大阪の心斎橋など、最近、通り魔事件が増えていることについては?志茂田氏:最近だと、車を使って登校中の子供に飛び込んだりというのも、ぼくは車を使った一種の通り魔だと思うんですよね。ムシャクシャする気持ちを全然関係ない人を道連れにして晴らすとか、こうした事件を起こす人たちは、考えが短絡的で身勝手という特徴がありますよね。心斎橋の事件の犯人が「人を殺してしまえば死刑になると思った」と供述しているように、自殺する度胸も実行力もないわけです。――今後、こうした事件は増えるのでしょうか?志茂田氏:増えていくでしょう。ぼくはとくに高齢者による事件、トラブルは増えていくと見ています。70代の女が渋谷で通り魔事件を起こした例もありますが、いまの70、80代は体力があって、それだけ活動年齢が長くなっているといえます。昔の人のように70才、80才だから人生がもう終わった、お迎えを待つばかりだというような意識を持つ人もいまの高齢者には少なくなってますよね。もちろん寝たきりや病院通いの高齢者もいますけど、まだまだ活動年齢の最中にいる元気な高齢者も多い。ですから、割合としてトラブルはこれからも多くなっていくでしょうね。【志茂田景樹(しもだ・かげき)】1940年3月25日、静岡県出身。小説家。1980年に『黄色い牙』で直木賞を受賞。90年代には『笑っていいとも!』などのバラエティー番組にも出演し、タレントとしても活躍。1999年に「よい子に読み聞かせ隊」を結成し、読み聞かせ活動を中心に絵本・児童書作家としても活動している。
2012.06.22 16:00
NEWSポストセブン
志茂田景樹のtwitterでの人生相談が人気 「心にしみる」の声
志茂田景樹のtwitterでの人生相談が人気 「心にしみる」の声
 直木賞作家の志茂田景樹氏(72才)が最近、ツイッターで若者から支持を集めている。かつて、ド派手なファッションとヘアスタイルで『笑っていいとも!』などのバラエティー番組に出演して話題を呼んだ志茂田氏。最近ではテレビで見かける機会は少なくなったが、ツイッターでは若者を中心に約13万人のフォロワーを持つ人気ぶりだ。 つぶやきのテーマは主にフォロワーの人生相談だ。例えば恋愛では、「けんかして家を飛び出して…追っかけてこない男の心理とはどういう状態でしょうか?」との相談には、「もう戻ってこなくていいぞ、というより、戻ってきて、ゴメンね、と言って貰いたいのです」とその心理を解説。「不倫や二股をどう思う?」との質問には、「そういう関係になる前は愚かに憧れ、なってからは無責任に耽溺し、終わってからは本気だったと美化しながらも傷の深さに悔みます」とつぶやいている。「誰からも必要とされていない」と悩むフォロワーには、「あなたを必要とする人は今のあなたには見えないだけ。ちゃんと待っているの。あなたが前を向いて歩いてくるのをね。だから、解るね」。 ときには「いますぐ死にたいです」といった深刻な悩みもあるが、「急がなくても死はいつか向こうからただでやってきてくれる。それまで人は生きなきゃ損だしそれが務めなの。辛苦も喜楽も含めていろいろあるから生きられる。心の縛りを解いてもっと自分をほっといてやろうね」と心にしみる回答をしている。 こんなふうに恋愛から人間関係、仕事まであらゆる相談に優しく真摯に返しているところが人気の秘密のようだ。ネット上では、「かっけー」「志茂田先生のツイートが一番好き。この人すごい」「心にしみる」「人生達観してる」などと評判。フォロワーからは、このツイート集を本にしてほしいとの声も出るほどだ。 2010年4月末にアカウントを開設してから2年。移動時間など空いた時間にスマホを使ってつぶやくことが多いというが、そもそもなぜメッセージをつぶやこうと思ったのか。志茂田氏本人に聞いた。「不安とか悩みとか、あるいは喜びでもいいし、そういう誰もが漠然と思っていることをわかりやすい文章にして問いかけてみようかなと思ったのがきっかけ。ぼくのつぶやきに対する感想に質問がくっついてくることが多いので、あら、じゃあ答えなきゃいけないかなとそれに答えているうちに、質問だけ送ってくる人が増えたということ(笑い)」 ツイッターでは相手の顔も見えないし、年齢もわからないが、メッセージを読めばだいたいの年齢などその人の姿が浮かぶ。そんなふうに相手のことを想像しながら相談に答えていくのだという。「その人がどういう答えを欲しがっているのかを考えて、無駄を省いて書く。相談してくるのは若い人が多くて、ちょっとした悩みを大げさにしたり複雑にしたりしている部分があるので、“絞ればこんなことだよ”っていうリプ(返信)を心がけています。自分のなかで回答が出ている人も多いと思うので、ちょっと背中を押してあげる。ちょっと違うんじゃないの?と思えば“違う”ともいいますけど、100%は否定しないようにしています」
2012.06.16 07:00
NEWSポストセブン

トピックス

紺色のお召し物だった紀子さま
紀子さま、悠仁さまに「悪夢の再来」 宮内庁17cm包丁送付事件、同封便箋には皇族批判
女性セブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の告発に有名歌舞伎役者たちが大慌て 関係が露見すれば廃業は必至か
女性セブン
逮捕された「RYO&YUU」
「バレないように森の中で」公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」が語っていた野外動画撮影の“対策” 実際には公園、海岸でも裸に
NEWSポストセブン
よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」
よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」
NEWSポストセブン
ゴルフをする女性芸能人が増えている(左は小島、右は鷲見。ともに本人のインスタより)
タイトなウェア姿を投稿しまくりの小島瑠璃子と鷲見玲奈「ゴルフ女子」枠巡る熾烈な戦い
NEWSポストセブン
ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”
ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”
NEWSポストセブン
TBS・安住紳一郎アナウンサーの魅力の源は?(時事通信フォト)
「定年までTBSに」先輩・吉川美代子アナが期待する安住紳一郎アナのこれから
週刊ポスト
結婚を発表し、お相手を「建築会社」とした滝沢。「一般男性」とは言っていない
滝沢カレン結婚!「テラハ」出演“肉食系”ハーフモデルのどこに惹かれたのか
NEWSポストセブン
眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
逮捕された「RYO&YUU」
公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」、性的動画アップは「親公認」だった 22歳の女は愛知・香嵐渓で全裸に
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
NEWSポストセブン