鳥谷敬一覧/3ページ

【鳥谷敬】に関するニュースを集めたページです。

球団カレンダー 移籍交渉の説得材料に使われることもある
球団カレンダー 移籍交渉の説得材料に使われることもある
 プロ野球の世界において、オフの戦力移動が活発化すると影響を受けるのが「球団カレンダー」である。球団カレンダーの基本構成は、「1月」が監督かチーム内のスター選手。主力選手はそれぞれ“ピン”で各月を飾り、若手や新人、中堅クラスは数人で登場するのがセオリーになっているが、登場した月に活躍してくれるとは限らない。「今年は、悲惨だったのが巨人です。『5月』を飾ったエース・内海哲也(34)は5月前半まで二軍暮らしで、一軍復帰した5月後半も2連敗。『6月』は阿部慎之助(37)でしたが、やはり二軍での調整からようやく戦線復帰したタイミングだった。そして、広島独走が決定的になった『7月』は、今季一度も一軍登板がなかった杉内俊哉(35)とくれば、もうブラックジョークの世界でしょう」(球団関係者) 巨人は他球団に先駆けて10月に2017年度版カレンダーを発売しているが、杉内は“落選”の憂き目に遭っている。福岡ソフトバンクホークス担当記者が語る。「日本ハムは今年、大谷翔平(22)が4月、中田翔(27)が8月の顔だった。大活躍した2人の位置は来年も不動でしょう。ただ大谷は二刀流だけに投打で2度登場の可能性もある。ソフトバンクの松坂大輔(36)も注目です。今年は『10月』に載っていましたが、3648日ぶりとなる今季初登板が10月2日。しかも1回39球を投げて5失点という大炎上でした。赤っ恥をかいた球団内では“来年はもう載せなくていいだろ”という声と“年俸4億円も払っているんだからせめて『顔』くらい使わないと”という意見に分かれているようです」 ここまで注目されるのは、カレンダーが球団の“ビッグビジネス”だからだ。たとえば阪神の場合、「球団カレンダーは例年軽く10万部以上を売り上げる」と説明するのは、野崎勝義・元球団社長である。「数ある球団関連グッズのなかでもトップクラスとなる億単位の額を稼ぎ出す商品です。阪神電鉄をはじめ関連企業が営業で使うため、確実に部数が出る。あの弱くて勝てなかったタイガースの暗黒時代でさえ、観客動員は減ってもカレンダーの販売部数だけは大きく減らすことはなかった。ずば抜けた優良商品なんですよ」 注目が集まる商品だけに悩みの種も多いわけだ。「人気選手でカレンダーを作っていきたいのはやまやまですが、かといって戦力編成は現場優先ですし、人気があるからといって若い選手を特別扱いすると、チームの不協和音の原因にもなる。頭の痛いことは多いですよ」(野崎氏) そして、「FA戦線の結果を反映できない」という悩みもある。ただ野崎氏はむしろ、そうした進行スケジュールだからこそ“カレンダーを逆に移籍交渉の材料に使う”ケースもあると証言する。「どのチームも開幕の『4月』にはスター選手をあてるケースが多い。どこまで効果があるかわかりませんが、FA移籍の可能性がある選手には事前にカレンダーの見本を見せ、“おまえは『4月の顔』だと思っている”と誠意を伝える材料にできる」 今オフでいえば、オリックスが残留説得のために、あえて「4月に(FA流出もあり得る)糸井嘉男」というカレンダーを製作する可能性があるということだ(ちなみに今年のカレンダーでは糸井は「3月」)。ファンにとっては、そのあたりを深読みしながら、発売後の商品を見ていくのが楽しみとなる。「『4月』を誰にするかは本当に難しい。タイガースの場合、今年はキャプテンの鳥谷敬(35)を持ってきましたが、今シーズンの成績(打率.236、7本塁打、36打点)からどう判断するかですねぇ……」(野崎氏)※週刊ポスト2016年11月11日号
2016.11.01 11:00
週刊ポスト
金本知憲監督バッシング 先陣を切るのはサンスポか
金本知憲監督バッシング 先陣を切るのはサンスポか
 昨シーズンまでの阪神タイガースは3年連続でCSに進出。2014年にはレギュラーシーズン1位の巨人を破って日本シリーズにも出場した。 ところが今年は、8月の声を聞く前に自力優勝の目がなくなった。1993年から2002年にかけて4年連続を含む最下位6度、10シーズン連続Bクラスに落ち込んだ暗黒時代の再来ではないか。「よくないね。ただ、タイガースは誰が監督をやっても、負ければボロクソにいわれますからね。金本監督は1年目だから、まだこの程度で済んでいる。来年、再来年とどんどんキツくなっていくので、今年は思い切ってやればいいと思いますよ」 元監督の安藤統男氏はのんびりこういうが、ファンはそれほど寛容ではない。阪神得意の“お家騒動”は、水面下で静かに始まりつつある。ある在阪スポーツ紙のデスクが解説する。「阪神のお家騒動は、マスコミから始まるんです。まずファンの声を代弁するかたちで監督批判が紙面を飾り、一方でその監督をかつて評論家として抱えていたスポーツ紙だけは擁護に回る。次第に擁護しきれなくなると、各紙が勝手にそれぞれお抱えの評論家を次期監督候補に挙げていく。 ノムさん(野村克也・元監督)を当時の久万俊二郎オーナーに売り込んだのはサンスポだし、星野(仙一)を推したのは日刊スポーツ。岡田(彰布)はデイリー、真弓(明信)は日刊スポーツが推したかたちでの就任でした。シーズン中から次期監督選びのストーブリーグが始まるわけです」 今回、金本監督が就任前に契約していたのはデイリーとスポニチ。この2紙は今のところ「金本擁護」の論陣だが、この成績では他紙が「金本バッシング」を始めてもおかしくない。「“真弓おろし”の時に手厳しく批判したサンスポが今回も先陣を切るんじゃないか、といった観測が出回っている。 キャプテン・鳥谷敬の5年ぶりのスタメン落ちの際に、金本監督が報道陣に向かって声を荒らげたのにしても、マスコミとのバトルが始まる先駆けにしか思えない」(同デスク) 夏の高校野球が開幕すると、阪神は“死のロード”に突入する。7月20日の甲子園では、対巨人3連敗が濃厚となった9回裏の阪神の攻撃中、5点ビハインドにもかかわらず勝った時に歌うはずの「六甲おろし」の異例の大合唱が巻き起こった。ファンはもう、ヤケクソになっている。※週刊ポスト2016年8月12日号
2016.08.06 07:00
週刊ポスト
藤田平氏 金本監督の「鬼ってる」采配を手厳しく批判
藤田平氏 金本監督の「鬼ってる」采配を手厳しく批判
 アニキこと金本知憲・新監督のもと「超改革」を掲げ、新戦力が活躍して好調なスタートを切った阪神タイガースだったが、ズルズルと連敗を繰り返し、ついにいつもの「ダメ虎」に。連続フルイニング記録更新もかかっていたためか、不調でもスタメンで使われ続けたキャプテン・鳥谷敬の扱いを巡ってチーム内の不協和音も聞こえてきた。好調な時はいいが、成績が落ちると金本采配にどんどん疑念の目が向けられる。そのうちの一つが、“藤浪(晋太郎)の懲罰続投事件”だ。 7月8日の甲子園(広島戦)。3回までに5点を失った藤浪を続投させ、3点差の7回に回ってきた打席でも代打を送らず、8イニングで161球を投げさせて負け投手のさらし者にした一件だ。これには球団内外から批判の声が上がった。 阪神生え抜きОBで唯一、2000本安打を達成している元監督の藤田平氏は、「はっきりいって金本監督にはガッカリですわ。監督1年目で試行錯誤中なのはわかるけど、藤浪に見せしめの続投をさせたのは褒められたものやない」と苦言を呈して、こう続けた。「あと、鳥谷が打てないから、エラーしたから負けたなんて監督が口にしてはダメ。実績のある選手に7番や8番を打たせても、選手のやる気を殺ぐことにしかならんよ。金本の現役時代を知っているナインも多いのだから、不振の鳥谷を我慢して使い続ければ、チームの風向きも変わったかも知れへんのにな」 部下に甘さを見せない金本監督の“鬼ってる”采配を手厳しく評した。 お膝元・阪神尼崎駅前の「尼崎中央三丁目商店街」では例年、開幕と同時に「優勝セールマジック143」を点灯させることで知られる。最下位に沈んでいた7月26日に行ってみると、「マジック50」の看板が掲げられていた。 阪神が勝った翌日は残り試合数を“点灯”させ、負けた日は減らさない。たとえば5連敗した後に勝つと、6つ一気に減らす方式(?)なのだそうだ。「金本監督になって、春先は負けてもワクワク感があった。商店街を歩いているお客さんの中にも、六甲おろしが聞こえてくると口ずさむ人がいた。最下位の今は誰も反応しない。もうすぐ広島に(本物の)マジックがつきますから、ここの“マジック”も消える。残念セールへ一直線ですねぇ」(商店街の寺井利一理事長) 阪神ファンで知られる作家の高橋三千綱氏は、なかばあきらめ顔でこういう。「金本監督もこうなったら腹を決めて、元気なヤツだけを使って、ぶつくさいうヤツは外す。それで選手間にストレスを溜めないようにする。もはや思い切って来年のために今年を捨てるという考え方もあるんじゃないでしょうか」※週刊ポスト2016年8月12日号
2016.08.05 07:00
週刊ポスト
鳥谷敬の扱いを巡り阪神チーム内に不協和音 ゴメスも不満
鳥谷敬の扱いを巡り阪神チーム内に不協和音 ゴメスも不満
 7月24日の広島戦で、阪神タイガースのキャプテン・鳥谷敬が5年ぶりに先発メンバーを外れた。 前日まで続いていた連続フルイニング出場は667試合でストップ。日本記録は金本知憲監督が持つ1492試合だが、鳥谷は歴代3位となる衣笠祥雄(元広島)の678試合まで、あと11に迫っていたところだった。 5連敗中だった阪神は、広島に4-5とリードされていた6回、代打・鳥谷の内野安打で逆転。球宴後の初勝利をもぎ取ったのだが、試合後記者団に囲まれて鳥谷の連続出場記録について水を向けられた金本監督の反応は激しかったという。「質問されると“記録は関係ない! フルイニング記録(達成)までには6年もある。そういうことを聞く方がおかしい!”とイライラを隠しませんでした」(在阪スポーツ紙記者) どうやら気になるところをつかれたようだ。「超変革」を掲げてスタートした金本・阪神。開幕当初は1番に据えたルーキー・高山俊や4月からスタメンでマスクをかぶった原口文仁など若手の起用も功を奏して首位争いに加わっていたが、6~7月は2度の5連敗もあり最下位に転落した。完全に「超失速」モードである。 その間、遊撃手のレギュラーとして出場してきた鳥谷は打率.235。守備でも10失策と精彩を欠いていたのだから、本来ならスタメン落ちで当然のはず(成績は7月27日時点、以下同)。 ただ、複雑なのは金本監督自身が、連続フルイニング出場記録の更新を続けていた2009年当時、似たような状況で試合に出続け、チームに迷惑をかけた“前科”があることだ。虎ファンはそれを忘れていない。「2009年のシーズン後半、阪神はヤクルト、広島との間で熾烈なCS進出争いを繰り広げていました。ところが4番に座る金本は、6月以降猛打賞一度もなしの不振で凡打の連続。レフトの守備でも失策を連発してチームの足を引っ張っていたのに、フルイニング記録のために守備固めも出せなかった。“誰がロートル・金本の首に鈴をつけるか”という議論を巻き起こしていました」(阪神担当記者) この年、4位に終わってCS進出を逃した阪神。翌2010年、金本はオープン戦で右肩を痛め、満足な送球ができない状態に陥る。それでも開幕19試合目までは出場が続き、同年4月18日の横浜戦で当時の真弓明信監督の決断により連続フルイニング出場記録は1492試合で途切れた。 そうした経緯があるだけに、鳥谷に関する質問に対して、“自分は温情で出続けたのに他人には厳しいじゃないか”という言外の意図を勘ぐったのかもしれない。 さらに金本監督の立場を複雑にするのが球団経営サイドの事情だ。「ここまで鳥谷を使い続けてきた背景には、球団が連続出場の記録継続を望んでいたという事情もある。チームが多少は不調に陥っても、鳥谷のグッズが一番よく売れるし種類も多い。営業的に見れば、鳥谷をスタメンから外すことに反対の声が大きい」(球団関係者) 一方で、鳥谷の扱いを巡ってチーム内に不協和音が聞こえていた。「6月18日の交流戦(ソフトバンク戦)では、7回の攻撃でそれまで2打席三振を喫していたゴメスに、来日初となる代打が送られた。そのゴメスは、不振でもフルイニング出場を続ける鳥谷について“日本人ならいいのか、キャプテンならそのまま打たせてくれるのか”と不満を周囲に漏らしていた」(前出の担当記者)※週刊ポスト2016年8月12日号
2016.08.02 16:00
週刊ポスト
運動音痴で野球に興味がなかったという
甲子園のヤジに阪神OB岡田彰布氏「精神的にタフになれる」
 巨人の元エース・上原浩治(現ボストン・レッドソックス)が、「世界一のアウェー」と評したのが甲子園での阪神戦だった。熱狂的な虎ファンたちの手厳しいヤジは敵チームを怯えさせてきたが、口の悪いファンも阪神の選手にとっては心強い味方……かと思いきや、ひとたびミスが出ると可愛さ余って憎さ百倍。「伝統の一戦」の相手・巨人選手より激しくボコボコにされる。 4月26日に甲子園で行われた阪神対巨人戦、4回裏、鳥谷敬が塁間に挟まれると、「おいおい鳥谷! 少年野球か! アニキ(金本知憲・監督)にしばかれるで!」と罵声を浴びせ、三振に倒れた選手には、「お前、三振タイガースやないか!」と定番の(?)ツッコミ。 しかも、この日は途中までリードしていた阪神が逆転される展開に。6回表に四球を挟んだ5連打で試合がひっくり返されると、前の回まで喝采を送っていた先発・藤浪晋太郎にも、「ストライクばっかり投げやがって! ファミスタとちゃうぞ」 と掌返し。ストレスが溜まってくると、毎日放送のテレビ解説席に座る前監督・和田豊氏(現シニアアドバイザー)もとばっちりを食う。「呑気に解説しとる場合ちゃうやろ! あんたが滅茶苦茶にしたからアニキが苦労しとるんやぞ」 そんな阪神ファンが唯一静かになるのが7回表の相手チームの攻撃中。ラッキーセブン(7回裏の攻撃)に備えて虎ファンたちがジェット風船を膨らまし始めるからだ。ただし、いったん膨らませ終わると、「おい藤浪、まだ終わらへんのか。早よせぇ! 風船がしぼんでしまうがな」とまた騒ぎ始めるのであった。 この日はラッキーセブンでも再逆転できず。9回裏、代打・板山祐太郎の大飛球も巨人のセンター・立岡宗一郎がナイスキャッチ。スタンドからはため息まじりに、「タピオカ~(立岡を揶揄する阪神ファンの定番ヤジ)」 という力ない声が漏れ、そのまま3-5でゲームセット。試合後、阪神ファン歴30年という大阪府在住の会社員・桧川和昭さんはこう語った。「今日は負けてしまったけど、とにかく、なんとか選手や監督をヤジでドキッとさせようとスポーツ紙から女性週刊誌まで読み漁って情報を集めてますわ。選手の実家の商売の話や家計状況まで調べますよ」 かつて巨額の借金問題が取り沙汰された巨人・桑田真澄に、「桑田! カネ貸したろか」のヤジを飛ばし、フリーアナウンサー・山本モナとの不倫騒動が報じられた二岡智宏を「モナ岡~、五反田~、9800円~」とからかった甲子園のファンの存在感はやはり異色だ。現役時代に阪神で4番を打ち、監督も経験した岡田彰布氏も、甲子園のヤジは印象に残っていると語る。「そら、温かいヤジなんか一個もあれへん。聞こえて来るのはキツいヤジばっかり。いちいち気にしていたら甲子園で野球なんかやってられへん。ただ、“ここで打てんかったら、スタンドからヤジられ、スポーツ紙に叩かれ、家にも帰られへん”というプレッシャーと戦ううちに、精神的にタフになれるのも確かや」 5月10日からは、また甲子園で巨人―阪神の2連戦。伝統の一戦に、爆笑ヤジが彩りを加える。※週刊ポスト2016年5月20日号
2016.05.11 16:00
週刊ポスト
阪神・金本監督「ヤバイくらいにコワイ」エピソードが続々
阪神・金本監督「ヤバイくらいにコワイ」エピソードが続々
 阪神が負けると機嫌が悪い──そんな迷惑な虎ファンは職場に珍しくないが、今年はどうも様子が違う。金本知憲・新監督(48)の熱血采配に「負けてもワクワクする!」と大絶賛の嵐なのである。 ファンの声を並べると褒めるところしかない金本阪神だが、それに引っ張られるナインはなかなか大変そう。金本監督、「ヤバイくらいにコワイ」からだ。身も凍るエピソードが出るわ出るわ。 就任間もない秋季キャンプ。甲子園での顔合わせの全体ミーティングで、キャプテン・鳥谷敬に、「お前が変わらないとチームが変わらない。すべての面で物足りなさすぎる!」と一喝。チーム全員を震え上がらせた。 高知・安芸でのキャンプイン初日には、コーチの注意に返事をしなかったピッチャーに「返事せいやコラ!」と怒声を浴びせた。高校野球の鬼監督並みの叱責に、ナインは首を縮めていたのである。 沖縄・宜野湾に移ってからも選手へのプレッシャーは止まらない。主力の元メジャーリーガー・西岡剛につけたニックネームを報道陣に公表するのだが、その名も「手抜きの神様」。西岡も「いつも監視されている……」と怯えた様子だったという。 鬼軍曹ぶりは“一戦必勝”の高校野球のような「特攻采配」に表われている。 3月25日の中日戦(開幕戦)に先発したメッセンジャーは、5回に出塁すると、敵チームもファンも驚くまさかの盗塁。4月5日の巨人戦では、3点リードの6回に主砲・ゴメスが来日後、1度しかやったことのなかった盗塁を決めた。「もちろんベンチのサイン。春のキャンプで金本監督は“誰にでも盗塁のサインを出す”と宣言していたが、冗談ではなかった。投手でも主砲でも“走れないヤツは許さない”ということ。選手はサインを見逃すと殺されると思って、塁に出るとベンチを凝視している(笑い)」(スポーツ紙担当記者)※週刊ポスト2016年4月29日号
2016.04.20 07:00
週刊ポスト
金村義明氏 横浜はもはやファンサービスだけのチーム
金村義明氏 横浜はもはやファンサービスだけのチーム
 ペナントレース開幕まであと少し。春季キャンプには必ず全球団を訪れることで知られている野球解説者の金村義明氏に、今季の順位と個人タイトル受賞者の予想を聞いた。●セ・リーグ予想(1)阪神、(2)ヤクルト、(3)巨人、(4)中日、(5)広島、(6)横浜●パ・リーグ予想(1)西武、(2)ソフトバンク、(3)日本ハム、(4)オリックス、(5)楽天、(6)ロッテ 阪神は金本監督の新人監督とは思えない指導力で「超変革」を敢行、鳥谷敬、西岡剛らベテランの意識が変わった。総合力ではヤクルトの方が上だが、連覇のプレッシャーやバーネットの穴を考えると、阪神にも十分チャンスがある。 巨人は昨年同様、湿った打線に苦しみそう。Bクラスもあり得る3位です。反対に若手の勢いのある中日はAクラスが狙える4位。広島はマエケン(前田健太)の穴が埋められていないし、横浜はもはやファンサービスだけのチームになってしまった感がある。 パは西武が良い。打線はソフトバンクに引けをとらないし、コーチ陣が投手にも目処が立ったといっていました。日本ハムは投打のバランスはいいが、選手層がまだ薄い。ケガ人さえ出なければAクラス。オリックスは一発があるので不気味な存在だが、染みついた負け犬根性が心配です。●個人タイトル予想セ=首位打者:山田哲人(ヤクルト)、本塁打王&打点王:バレンティン(ヤクルト)or筒香嘉智(横浜)、最多勝・最優秀防御率・最多奪三振:藤浪晋太郎(阪神)orメッセンジャー(阪神)パ=首位打者:柳田悠岐(ソフトバンク)、本塁打王、打点王:中村剛也(西武)、最多勝・最優秀防御率・最多奪三振:大谷翔平(日本ハム)※週刊ポスト2016年3月25日・4月1日号
2016.03.21 07:00
週刊ポスト
巨人阪神戦 実況アナとやり合った水野雄仁氏の怖すぎる解説
巨人阪神戦 実況アナとやり合った水野雄仁氏の怖すぎる解説
 野球ファンの間で4月5日に行なわれた巨人-阪神戦が話題となっている。理由は試合内容ではなく、見ているほうがヒヤヒヤするほど噛み合わない実況席の様子だった。  この日、BS日テレで放送された中継は、実況を日本テレビ・辻岡義堂アナウンサー、解説を巨人OBの水野雄仁氏が担当した。  不穏な空気が流れ始めたのは3回表だった。鳥谷敬の大飛球を亀井義行が好捕。辻岡アナが「亀井のファインプレー!」と実況すると、水野氏がチクリ。 「まァ、亀井クラスの守備力だったらファインプレーだといってほしくないでしょうね」 辻岡アナは「あ、そうですか……」と意気消沈した。雲行きはさらに怪しくなっていく。6回裏、阿部慎之助の打席。この日まで調子の出ていなかった阿部について、水野氏が解説する。 水野「狙ってない球をタイミング崩されながら、対応してホームランが打てると超一流ですね」 辻岡「阿部はそれができるということですよね、本来ならば」 水野「(怒気を込めて)で、き、て、たッ」 辻岡「で、き、て、た。うーん」 水野「3年ぐらい前までは」  この打席ではまだ事件があった。 辻岡「(阿部は)今シーズンも3割30本……」 水野「(話を遮り、語気を強め)今のフォークですよ?」(注・辻岡アナの話の途中、阪神の藤浪晋太郎がフォークボールを投げ込んでいた) 辻岡「ええ」 水野「ピクリとも動かずに見逃せるバッターってそういないんですよ。辻岡さんには凄さはわからないと思いますけど」 辻岡「失礼いたしました」  その後、好投する巨人・高木勇人について解説した際も、水野氏は「これは辻岡さんがわからないレベル」とつけ加え、辻岡アナが返答に窮していた。 水野氏はなぜ怒ったような解説をしていたのか。確かに辻岡アナの不勉強が目立つ場面はあった。例えば藤浪が3バントに失敗したことに、「侍ジャパンのエースになるなら決めないといけないですよね」と発言。だが、国際試合は基本的にDH制で投手が打席に立つことはない。水野氏は呆れたような声で「DHでしょ?」と聞き返した。 試合開始直後には、辻岡アナが巨人先発の高木を「緊張しないタイプだと話していた」と紹介すると、水野氏は「ここ(放送席の意)で辻岡さんに何を聞かれるかわからない緊張感のほうがあります」と“キツ~い解説”を口にしていた。  不勉強な実況への怒りか、単にコンビ歴が浅くてぎこちなかっただけか。理由を水野氏に聞くと、「今回はノーコメントにさせてください」とのことだった。  次にこのコンビが中継する試合は、ワンサイドゲームでも楽しめそうだ。※週刊ポスト2015年4月24日号
2015.04.14 07:00
週刊ポスト
北別府学氏「新井貴浩復帰など得点力アップ」と広島優勝予測
北別府学氏「新井貴浩復帰など得点力アップ」と広島優勝予測
 広島東洋カープ一筋、通算213勝を挙げた元エースがセ・リーグの順位を予想、広島優勝を宣言した。予想は以下の通り。【1】広島【2】巨人【3】阪神【4】横浜【4】ヤクルト【4】中日「ここ何年かの広島の課題は、点が取れないために勝てなかったということ。それが今年は新井貴浩の復帰に加え、ドラフト1位の野間峻祥が入団。新外国人のグスマンなど、いい補強をして得点力は上がった。投手陣も、昨年のメンバーに黒田博樹が復帰加入するだけで大きな力になる。トップを争うチームであることは間違いありません。 対抗馬となるのは巨人です。何といっても地力はピカイチ。しかし今年は補強らしい補強をしておらず、阿部慎之助をはじめ高年齢化しているため、今の段階では広島の方が上です」 この2球団に肉薄するのは阪神だ。「鳥谷敬がメジャーに行っていれば危なかったが、十分戦えるチームになっていると思います。残りの3チームは戦力的に阪神より落ちる。ただこの3つは非常に微妙。Bクラスの順位づけは勘弁してください(笑い)」※週刊ポスト2015年3月6日号
2015.02.28 07:00
週刊ポスト
阿部慎之助「こんなにスリムなら捕手でエエやん」と江本孟紀
阿部慎之助「こんなにスリムなら捕手でエエやん」と江本孟紀
 キャンプを精力的に取材した評論家・江本孟紀氏がセ・リーグの順位予想を行なった。予想は以下の通り。【1】巨人【2】広島【3】阪神【4】横浜【5】ヤクルト【6】中日 ほとんどの評論家が「キャンプを終えた現時点での評価」と但し書きをつけたのに対し、エモやんは自信満々に「今年の順位はもう決まり」と断言した。セの優勝は巨人。 「昨年は個人成績が悪すぎました。各選手には危機感があって今年は確実に数字が上がる。補強はしていないが、古馬の強さは安定しています」  一塁にコンバートされた阿部慎之助の評価も高い。 「肥満児だった阿部が見違えるほどスマートになっている。阿部が打つと相乗効果で打線全体が上向くでしょう。しかし、こんなにスリムになるならコンバートせんでもエエやんとも思いましたけどね(笑い)」  不安点はクローザーだ。 「当分の間はマシソン、山口鉄也、澤村拓一で回していくんでしょうが、某投手コーチが“この3人でやり繰りするのはスリル満点”と苦笑いしていました」  巨人有利の大きな理由は“敵が弱すぎる”ことだという。 「広島の評価は高いけど、黒田博樹もガンガンできるわけではなかろうし、バリントンがオリックスに移籍したのが痛い。阪神は鳥谷敬の残留を“大補強や”みたいに在阪マスコミが喜んでいるが、あれは間違ってまっせ。去年は鳥谷がいてあの成績なんだから」※週刊ポスト2015年3月6日号
2015.02.25 07:00
週刊ポスト
金村義明氏が中日最下位を予想「谷繁がマスク被るようでは」
金村義明氏が中日最下位を予想「谷繁がマスク被るようでは」
 オープン戦が始まっていよいよ各球団も本気モード。評論家の金村義明氏がセ・リーグの順位予想を行なった。予想は以下の通り。【1】広島【2】阪神【3】巨人【4】ヤクルト【5】横浜【6】中日 現場主義をモットーに、今年も12球団行脚を達成した金村氏がセ・リーグの優勝候補に推すのは広島だ。「やはりメジャー帰りの黒田博樹の加入が大きい。実力は間違いないし、チームメートへの好影響というプラスαもある。それに緒方孝市新監督のもと、キャンプでの雰囲気がガラッと変わった。野村謙二郎・前監督時代は投手がよく怒られていたので、萎縮していたところがありました。今年は黒田を含めた投手陣と、若い野手陣の競争で“赤ヘル旋風”を巻き起こすと思います。 巨人は3連覇したとはいえ、昨年のチーム打率.257はリーグ5位。しかも大きな補強もない。キャンプを見てもマンネリ化していて緊張感に欠けていた。2位に来るのは阪神でしょう。補強には失敗したものの鳥谷敬が残留。メッセンジャー、藤浪晋太郎、能見篤史、岩田稔の4本柱に加えて、中継ぎ、抑えが揃っている投手陣はリーグ屈指です」 中日OBである金村氏だが、中日は最下位とした。「キャンプで目を引くものがなかった。谷繁元信監督兼選手がマスクを被っているようではダメです」※週刊ポスト2015年3月6日号
2015.02.23 07:00
週刊ポスト
阪神キャンプ 話題はすべて江夏・掛布にさらわれるとの懸念も
阪神キャンプ 話題はすべて江夏・掛布にさらわれるとの懸念も
 2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインしたが、昨年惜しくも日本一を逃した阪神は「今季こそ」という思いが例年に比べて強い。 球団創設80周年の節目の年でもある。補強には失敗したものの、海外FAを宣言した鳥谷敬の残留が決まって戦力低下を回避し、30年ぶりの日本一を目指す。 だが、ある阪神OBはこう語る。「話題は全部、江夏・掛布コンビに持っていかれるんやろね」 沖縄・宜野座では江夏豊臨時コーチ、そして掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーターという2人のレジェンドOBが初日から指導することが決まったが、2月7日までの期間限定。 そのためファンとマスコミの注目は最初の1週間だけと予想されている。「その後は出がらしや。選手にはOBに全部話題をさらわれんように頑張ってほしいけどな」(同前)※週刊ポスト2015年2月13日号
2015.02.03 16:00
週刊ポスト
川崎宗則 SBから10倍以上の年俸オファー拒否しトロント残留
川崎宗則 SBから10倍以上の年俸オファー拒否しトロント残留
 昨年末に海外FA宣言したものの、受け入れ先が見つからず阪神に残留、「メジャー帰り厚遇」ともいえる高額契約を獲得した鳥谷敬。チーム内に不協和音が起き、ファンからの指摘も手厳しい。対照的に、この騒動の渦中で株を上げた意外な男がいる。鳥谷の有力移籍先として名前の挙がっていたブルージェイズに残留が決まった川崎宗則だ。「川崎はマイナー契約ですが、当初から“マイナーでも野球ができる喜びがある”と発言していました。そのうえ今オフ、ソフトバンクの王貞治会長が川崎と何度も食事をし、10倍以上の年俸で声をかけたが拒否されたことを明かした。 鳥谷と正反対の決断が日米でファンを増やしている」(スポーツジャーナリスト)※週刊ポスト2015年2月6日号
2015.01.29 07:00
週刊ポスト
鳥谷敬 批判してた「メジャー帰り厚遇年俸」になり複雑心境
鳥谷敬 批判してた「メジャー帰り厚遇年俸」になり複雑心境
「残留、背番号1を永久欠番に」「和田監督、残留を歓迎」「阪神80周年に吉報」──。関西マスコミは鳥谷敬のメジャー挑戦断念を大歓迎しているが、鳥谷自身はスッキリとしないようだ。 鳥谷は昨年末に海外FAを宣言し、レギュラーを条件にメジャーでの移籍先を探した。しかし長打力に乏しいうえ、30歳を超えた鳥谷の評価は厳しく、受け入れ先は見つからなかった。「そもそも鳥谷がメジャー移籍を考えたのは、阪神がメジャー帰りの選手を厚遇しすぎることに反発したから。生え抜きでは年俸が上がらないが、メジャー帰りはいきなり高額契約になる。鳥谷はそうした愚痴を親しい記者に話していました。しかし残留したら、年俸が大幅に上がった(2億8000万円→4億円)。 愚痴をいっていただけでも気まずいのに、自分が批判していた“メジャー帰り厚遇”になったことでかなり複雑なようです」(スポーツジャーナリスト) チーム内に不協和音も起きた。鳥谷の移籍に対応して大和を遊撃手へコンバートし、二塁を上本博紀に任せ、西岡剛をセンターへ回すという案が浮上。これに西岡が反発して「二塁を上本と争う。負けたら控えでいい」とブチ上げたのだ。 鳥谷移籍なら、まだ西岡が遊撃手の可能性もあったが、それも消え、本当に西岡のタンカ通りに上本とどちらかがレギュラー落ちの危機を迎えている。ある阪神ファンの指摘は手厳しい。「阪神の選手はワガママばっかりや。西岡の発言だって、要は“俺は二塁しか嫌や”ってことやろ。マイナーがイヤで戻ってきた鳥谷もワガママ。せっかく上本が育ってきたのに余計な火種が増えた。上本や大和のファンだっておるんや。何も考えてない」※週刊ポスト2015年2月6日号
2015.01.27 16:00
週刊ポスト
広岡達朗氏 他がダメなため来季は巨人が10ゲーム差超で優勝
広岡達朗氏 他がダメなため来季は巨人が10ゲーム差超で優勝
 オフシーズンに入ったプロ野球だが、ソフトバンクが松坂大輔、オリックスが中島裕之らを獲得したように、各チーム新戦力の獲得や大谷翔平(日本ハム)の肉体改造などでパ・リーグに話題が集中している。一方のセ・リーグからは、どうも緊張感が伝わってこない。巨人OBの広岡達朗氏はこう嘆く。「日本一になってもいない、しかもクライマックスシリーズで負けた連中が呑気にハワイ旅行に行っている時点でおかしい。巨人は日本一になって初めて合格で、あの戦力ならリーグ優勝くらいは当たり前なんです。正力松太郎さんが作った巨人の厳しい伝統はもう失われてしまった」 それでも広岡氏は、2015年も巨人の独走は続くと見る。「不安要素は阿部慎之助の一塁コンバートだね。これで本来一塁を守る選手が無意味になってしまうし、捕手は新人同然の小林誠司では心許ないと、ヤクルトからロートルの相川(亮二)を獲得するちぐはぐな補強をする羽目になった。それでも他球団があまりにも不甲斐ないから、巨人は現有戦力だけで10ゲーム以上離して勝てると思います」 ライバルの最右翼は阪神だが、阪神OBで元監督の岡田彰布氏はすでに白旗を揚げている。「補強が不調で、あとは金子千尋(オリックスから海外FA)が獲得できるかどうか。金子がダメで鳥谷敬(海外FA)もおらんなった場合はヤバいと思うわ。若い選手の大化けを期待するしかないが、今の時点で名前が挙がっていないということは望み薄やな」 2015年も「巨人らしくない巨人」の独走では興ざめもいいところ。セ・リーグにも大谷級のニューヒーロー誕生が望まれる。※週刊ポスト2015年1月1・9日号
2014.12.27 07:00
週刊ポスト

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