スポーツ

藤田平氏 金本監督の「鬼ってる」采配を手厳しく批判

藤浪晋太郎の懲罰続投事件も話題に

 アニキこと金本知憲・新監督のもと「超改革」を掲げ、新戦力が活躍して好調なスタートを切った阪神タイガースだったが、ズルズルと連敗を繰り返し、ついにいつもの「ダメ虎」に。連続フルイニング記録更新もかかっていたためか、不調でもスタメンで使われ続けたキャプテン・鳥谷敬の扱いを巡ってチーム内の不協和音も聞こえてきた。好調な時はいいが、成績が落ちると金本采配にどんどん疑念の目が向けられる。そのうちの一つが、“藤浪(晋太郎)の懲罰続投事件”だ。

 7月8日の甲子園(広島戦)。3回までに5点を失った藤浪を続投させ、3点差の7回に回ってきた打席でも代打を送らず、8イニングで161球を投げさせて負け投手のさらし者にした一件だ。これには球団内外から批判の声が上がった。

 阪神生え抜きОBで唯一、2000本安打を達成している元監督の藤田平氏は、「はっきりいって金本監督にはガッカリですわ。監督1年目で試行錯誤中なのはわかるけど、藤浪に見せしめの続投をさせたのは褒められたものやない」と苦言を呈して、こう続けた。

「あと、鳥谷が打てないから、エラーしたから負けたなんて監督が口にしてはダメ。実績のある選手に7番や8番を打たせても、選手のやる気を殺ぐことにしかならんよ。金本の現役時代を知っているナインも多いのだから、不振の鳥谷を我慢して使い続ければ、チームの風向きも変わったかも知れへんのにな」

 部下に甘さを見せない金本監督の“鬼ってる”采配を手厳しく評した。

関連記事

トピックス

大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン