スポーツ一覧/531ページ
野球、サッカー、相撲、ゴルフなどのスポーツニュースを集めたページです。単に試合結果を紹介するのではなく、選手たちの人間関係やドラマの裏側を報じます。

ザックの「サンダル禁止令」本田狙い撃ち 「10番」どうなる?
サッカー日本代表・ザッケローニ監督に「携帯電話禁止令」を出されるも、一人携帯電話を使用したことがバレてしまった本田圭佑(24)。ちなみに、ケータイと同時に禁止されたのが「ホテルでのサンダル履き」だ。 足の甲にモノを落としたり、爪を剥がしたりする危険があるという理由だが、「中田ヒデを尊敬する本田はファッションも真似てサンダル履きで帰国したことがある。それを知った監督が“ヨーロッパでプレーしているのに、サッカー選手の常識も知らないのか”と呆れたのがルールの発端とされています」(同前)と、“本田を狙い撃ちした”と見る向きもある。 実際、ザッケローニ監督と本田の2人のソリが合わない様子は、8日のアルゼンチン戦前からあった。W杯後に中村俊輔が代表を引退したため、代表の「背番号10」は空席となっており、本田はその継承を強く希望していた。しかし、ザッケローニ監督が、「本田が10番にふさわしいかどうかは、しばらく時間をかけて判断したい」と、ダメ出しをしたことで、現在も欠番のまま。「新代表の初合宿では、本田をサブ組に入れる場面もあった。“本田でも特別扱いはしない”というザック流のメッセージなのかもしれませんが、周囲は本田がいつ爆発するかとヒヤヒヤです」(前出・協会関係者)※週刊ポスト2010年10月29日号
2010.10.20 10:00
週刊ポスト

楽天・星野仙一新監督 川上憲伸、福原忍、安藤優也に食指説
今季最下位に沈んだ楽天の秋季キャンプが熱気を帯びている。佐藤義則・投手コーチの檄のもと、全員が先発投手の座を目指して猛烈な投げ込みをしているのだという。理由はもちろん、新監督に“内定”した星野仙一氏の指令だ。楽天球団関係者がいう。「星野阪神時代に投手コーチを務めていた佐藤さんに、“先発投手を整備しておけ”という指示が下りているんです。『安定した先発は4人必要』というのが星野さんの持論。岩隈久志のメジャー行きが確実で、計算できるのはマー君(田中将大)だけ。星野さんは心配で仕方ないのでしょう」 とはいえ、楽天選手の“大化け”に期待するのは楽観的すぎる。2003年、メジャー帰りの伊良部秀輝、FA宣言した下柳剛を口説き落として阪神を優勝させた成功体験のある星野氏は、今回も同様の補強に動く可能性が高い。「今季、ブレーブスで黒星続きだった川上憲伸は中日時代の教え子で明大の後輩。星野さんはすでに水面下で接触を始めている。あと1年契約が残っているが、昨年、契約期間中の城島健司を獲得した例もあるから、自信を持っている」(在阪スポーツ紙デスク) 川上以外には、阪神で燻っている福原忍、安藤優也らを楽天に連れてくるという憶測も流れているが、さすがに「そこまでは阪神が許さないだろう」(同前)という見方がもっぱらだ。※週刊ポスト2010年10月29日号
2010.10.20 10:00
週刊ポスト

ザック監督の「携帯電話禁止令」を本田圭佑破り周囲が焦る
強豪アルゼンチンに勝利、韓国にアウェーでドローと上々の滑り出しをしたサッカー日本代表。順調にみえるサッカー日本代表だが、実は一触即発の事態が起きている。三顧の礼で迎えられたザッケローニ監督(57)に、本田圭佑(24)が公然と反旗を翻したのだ。 発端は韓国遠征での「ケータイ禁止令」だった。「ピッチの中でも外でも監督の考えを浸透させることが狙いで、我の強い選手が集まる代表チームや欧州の強豪クラブではごく当たり前のルール。トルシエ元監督時代にも同様の決まり事があり、破った選手が代表合宿から強制送還されたこともあった」(協会関係者) 新監督に睨まれて、代表に呼ばれなくなったら元も子もない。一部で「岡ちゃん時代はユルかったのに」と愚痴が漏れたものの、選手たちはおとなしく“ザック法”に従ったが……。「ビッグマウス」を自認する不動のエースだけは違った。 韓国入りした10日、ソウル市内のホテルに向かうバスの中―。サングラス姿の本田が、一人携帯電話で通話する姿が!「翌日のスポーツ紙でその写真が出てしまったので、同行スタッフは焦ったようですが、幸いにも日本語がわからない監督の目には留まらなかったようです」(スポーツ紙記者)※週刊ポスト2010年10月29日号
2010.10.18 17:00
週刊ポスト

人間なら56才の老馬 競馬優勝で興奮しアソコが1m伸びる
『旭山草ばん馬競技大会』。 旭山は帯広市内から車で小1時間。ここは「ばん馬」といい、広く知られている帯広の競技は「ばんえい競馬」と呼ぶ。いずれも、北海道の馬の文化を絶やさないことと、町興しをめざす。人間なら56歳、馬年齢では13歳。50万円の肉値で売られるところを60万円で買いとられた老い馬、バージが活躍しているのもこのばんえいである。 600キロの重荷を曳く過酷なレースから一度は引退したが、今年7月に復帰、第1戦で、いきなり圧勝した。 以降、快進撃が始まり「中高年の星」と呼ばれるようになった。そんなバージのレースを山藤章一郎氏が追った。****************************** 帯広での第7レースにバージが登場した。全長は200メートル。レースの中盤まで引き離されていたバージだったが、終盤近くでたてつづけに鞭が入る。「さすがにもうだめだ」と溜息を洩らした観客たちから、次の瞬間、どよめきがあがった。 バージが後方から一気にゴールをめざして泥土に肢を踏み込む。先行馬との距離がみるみる縮む。ゴール直前の10メートルで先行馬にならんだ。そして一瞬で抜き去り、老い馬はゴールインした。 観客席から「さすが」の大喝采があがった。2分を少し切るタイムだった。着順判定は、ふつうの競馬のように鼻先でも早くゴールに入った馬が1等になるのではない。600キロもの重量物を曳いて、ゴールで後退したり前に進んだりする馬もいる。そこでそりのいちばん後ろが入ったときが着順となる。 眼前でバージは大きな鼻息を噴きだした。極度の興奮にあるのか、チンポが1メートル近く、あるいはそれ以上伸び出している。 1等賞品は、賞状、トロフィー、米5キロ、卵30個、それに参加した馬がみなもらえる20キロのふすま。旭山のこのばん馬に賞金は、ない。参加料1万円。トラックで馬を運んだ費用2万円。 騎手の川端さんが笑う。「なんぼやっても儲からないよ。だけどな、こいつは1回、肉にされかけた。走ってたら、嫌なことも頭に浮かぶ。しかしもういっぺん頑張ってみようって。私も、農協職員を退職したけど、まだやることあるだろ、頑張ってみろよって、こいつに教えられましてね」※週刊ポスト2010年10月22日号
2010.10.15 17:00
週刊ポスト

10年連続200本安打でもイチロー人気が盛り上がらない理由
10年連続200本安打という偉業を成し遂げたシアトル・マリナーズのイチロー(36)。 日本では「他の追随を許さない金字塔」(9月25日『日刊スポーツ』)「おめでとう!日本の誇り」(同日『サンケイスポーツ』)と大々的に報じられたが、現地の米メディアの反応は淡々としたものだった。 ある在米スポーツジャーナリストが話す。「シアトル以外ではどこの新聞を見たって、取り扱いは小さかった。メジャーではプレーオフ進出争いで白熱している最中。個人記録の話はアメリカでは話題に上りづらかった」 だが、米国でのイチロー人気がイマイチ盛り上がらないのはなぜなのか。『シアトルタイムス』のコラムニスト、スティーブ・ケリー記者は、イチローにロングインタビューしたドキュメンタリー監督ケン・バーンズ氏の弁を借りて、こう記した。<イチローはまるでグレタ・ガルボのようだ。自分のイメージに、非常に気を配る選手である> グレタ・ガルボとは、1920~30年代にハリウッドで活躍した美人女優。自分の美しいイメージを守るため、36歳で引退してから亡くなるまで一度も公の場に姿を現わさなかったことで知られる。米国の野球ファンにとって、イチローにそんな「取っつきにくいイメージ」がついていることは事実なのだろう。 傑出した選手であることは認めるけど、たまには愛嬌のあるところも見せてほしい、というのが、日米ファン共通の本音かも。※週刊ポスト2010年10月15日号
2010.10.05 11:00
週刊ポスト

たけし マスコミに呆れ、相撲協会解雇された琴光喜に同情
9月場所、白鵬の連勝記録に沸いた角界だが、そんなフィーバーぶりに、ビートたけし氏が感じる違和感とは?******************************「ちょっと釈然としないのが角界だよ。1場所放送中止になって琴光喜と貴闘力(大嶽親方)が追放されただけで、今やもうすっかりスキャンダルは終わったことになっちまってるんだからね。 八百長だ、クスリだってトンデモナイ問題がいつの間にか野球賭博だ、花札だって些末な問題にすり替わっちゃって、トカゲの尻尾切りで禊ぎ(みそぎ)は終了ってわけなんでさ。相撲協会もうまくやったよな。 ホントならマスコミがもっとバリバリ追及しなきゃいけないはずなのにさ。みんな白鵬が千代の富士の連勝記録を抜いただなんて話ばかりを報じてるお人好しぶりなんだからね。 そりゃさ、琴光喜だってこれじゃやってられないと思って当然だよな。全部ひとりに責任を押し付けられちまったようなもんなんで、不当解雇で相撲協会を訴えたのも当たり前だぜ」 ※週刊ポスト2010年10月8日号
2010.10.01 17:00
週刊ポスト

サッカー版「名球会」発足に 協会「うちとは関係ない」
9月27日、サッカー版「名球会」の『日本サッカー名蹴会』が発足した。これに対し、なぜかサッカー協会内部から「これは協会に対する圧力団体ではないのか」と、警戒の声が上がっているという。 名蹴会は、元日本代表のラモス瑠偉氏や柱谷哲二氏ら7人が発起人となって設立、会長には金田喜稔氏が就任した。名選手の功績を称え、サッカーを通じた社会貢献と日本サッカー界のさらなる普及・発展を目指すものとしているが、あるサッカー関係者によれば設立の背景にはこんな事情があるという。「実情は著名なOBたちによる互助会です。南アW杯で盛り上がったのも一時だけで、サッカー解説の仕事もめっきり減り、タレント活動の機会も少なくなっていますからね。将来的に会員の年金制度を考えているのもそのため。要は早稲田・古河閥で固まった旧世代の協会に対し、自分たちでサッカー関係の食い扶持を確保しようというもの。そうした世代間闘争の意味もあるのです」 そんな背景があるからか、名蹴会の入会基準を「練りに練られた線引き」というサッカー関係者もいる。基準は、【1】国際Aマッチ50試合以上【2】日本サッカーリーグ200試合以上【3】Jリーグ1部と海外主要リーグの合計400試合以上出場 の3つの条件のうちいずれかを満たすこと。発足メンバーの金田氏や木村和司氏が【1】で、ラモス氏が【2】でギリギリ条件を満たした一方で、川淵三郎名誉会長をはじめ、原博実技術委員長を除く幹部は資格がない。大仁邦彌副会長は、【1】が44試合とわずかに足りず、将来の協会会長候補の呼び声高い岡田武史前日本代表監督も、【2】が189試合で入会資格はない。 さらに、この名蹴会に対し、協会が一番気にしているのがサッカー教室のことだという。「協会でも『JFAこころのプロジェクト』と題し、OBによるサッカー教室を開いています。我々としては似た活動はしてほしくないが、名蹴会に協会の人間が少ないと、その声は無視されかねない。有名OBが名蹴会にこぞって入り、協会の活動を蔑ろにされては立場がない。そのうち日本代表の監督人事などで協会に対してモノ言う組織になるのではと恐れているのです」(日本サッカー協会関係者) サッカー協会に名蹴会との関係性を聞いたところ、「うちとは関係ないので特にお答えすることはございません。協力体制? 特にございません」(広報室)。このつれない返事が全てを物語っているようだ。※週刊ポスト2010年10月8日号
2010.09.30 17:00
週刊ポスト

朝青龍 モンゴルの大統領になる宣言をし「白鵬なんか…」
大相撲秋場所で名横綱・千代の富士を抜き去り、歴代2位(昭和以降)の連勝記録をたたき出した横綱・白鵬の話題で持ちきりだった大相撲秋場所。現代の大横綱が連勝街道をばく進していた秋場所中のある深夜、実はライバルたちによる極秘の「決起集会」が開催されていた。 場所は、東京・港区の高級カラオケボックス。角界を引退した元横綱・朝青龍が、同郷モンゴルの後輩である大関・日馬富士を呼び出したのである。ある大相撲関係者がいう。「朝青龍関は“オレはモンゴルの大統領になるんだ!”と上機嫌で笑ってましたね。モンゴルと日本とアジア諸国の架け橋になりたい、とも話していた。でも飲んでいくとドンドン愚痴っぽくなってきて……。“俺がいたら、白鵬なんかに大きな顔させなかった”“アイツに負けるわけない。辞めたくなかった……”と悔しそうでしたね」 朝青龍の引退相撲は10月3日に迫っている。それでも髷を切るまでは、まだまだ現役気分なのでした。※週刊ポスト2010年10月8日号
2010.09.30 11:00
週刊ポスト

長嶋茂雄が「ON対決は二度としたくない」と金田正一に告白
2000年のプロ野球日本シリーズは、長嶋茂雄監督率いる巨人と王貞治監督率いるダイエーの対決となった。この対決は「ONシリーズ」と事前にメディアによって煽られていた。結果的に巨人が勝利したわけだが、ONの当事者二人はどう思っていたのか? 当時の様子を「400勝投手」金田正一氏が二人に聞いた。(週刊ポスト2001年1月1日号より)金田:「戦ってみてどうだった」長嶋:「ボクはもう御免。ノーサンキューだね。ON対決は2度とやりたくありません」金田:「おいおい、そんなにワンちゃんのこと嫌いか」長嶋:「そうじゃなくて、正直いってやりづらかった。なぜかといえば、ワンちゃんはやっぱり戦友なんです。時代の流れとはいえ、V9時代を築いてきた仲間と勝敗をかけて対決するという環境が、ボクはやりづらかった。正直トーンダウンしました」王:そりゃ、牙をむき出して闘うわけにはいきませんよ」長嶋:「あの監督が相手なら牙でも角でも出しますよ。でも、それはワンちゃんにはできなかったね(とキッパリ)」金田:「あの監督? おいおい同じセ・リーグで日本シリーズはできんぞ。東京・大阪対決か?(笑い)」長嶋:「ボクがノーサンキューといったのは、勝負の世界ですから勝たないといけないのに、ONは敵であって敵でないから辛いのよ」金田:「メラメラという気分にならないということか」長嶋:その通り。しかし、これはナインの陣頭に立つ指揮官としては失格ですよ。これが正直な気持ちですよね」王:「ボクとしてもミスターと同じ気持ちですが、ナインや後ろについているファンの気持ちを考えると、日本シリーズで巨人に勝って日本一にさせてやりたいね。でも個人的にはミスターと同じで、プレーするのは選手なのに監督ばっかりが注目されて、やりづらかったですね」金田:「21世紀もON対決で幕開けと願っているファンも多いと思うぞ」王:「ボクはもう一度対戦し、できればミスターとの対戦成績を1勝1敗にしておきたいという気持ちもあるのも事実です(笑い)」
2010.09.30 07:00
週刊ポスト

巨人・渡辺恒雄氏 桑田真澄氏には退団挨拶すら許さなかった
巨人や大リーグで活躍し、2008年、40歳を目前に引退した桑田真澄氏。引退直後に当時の名球会会長・金田正一氏に巨人と渡辺会長への思いを語った。(週刊ポスト2008年4月25日号より)「桑田にはワシの手で名球会のブレザーを着せてやりたかったな」と金田氏。桑田氏も「ありがとうございます。残念ですが、通算200勝まであと27勝。力及ばず、でした」と無念そうに頭を下げた。 もっと若い頃に挑戦できれば、メジャーで思う存分、力が試せたのでは? そう金田氏が聞くと、「そうですね。ずっと行きたいという気持ちもありましたが、色々あって行けなかったんですよ」 そういって、桑田氏は古巣・巨人への複雑な思いを語った。「巨人には本当に感謝しています。ただ、“桑田は筋を通さず、勝手に巨人を辞めた”といわれていることが今でも残念です。ボクは自分から大好きな巨人を辞めるわけがなく、巨人から戦力外通告をされたんですよ。引退セレモニーも勝手にやったことになっていますが、何日か前にある人物と会って戦力外通告を受け、その時にオーナーからも『(引退セレモニーに)行くから頑張れよ』って声を掛けてもらった。また、渡辺会長には本当にお世話になったので、ご挨拶させてくださいと何度もお願いしましたが、未だに会わせてもらえないんです」 桑田につきまとった、借金や、入団時の裏工作など巨人とのダーティーなイメージ。金田氏が「今だから話せることはないか」と水を向けると、「もう借金の話はいいですよ。思い出すだけでしんどくなる(笑い)。ただ、入団に関しては、ボクは巨人ならプロ入り、他なら早稲田進学と決めていた。そこへ指名してくれたのが巨人だけだったから、入団しました。進学が決まっていたとしても、行きたいと思っていた球団が指名してくれたのだから、プロでやってみたい。そう思うのが自然ではないでしょうか」 その後、桑田氏はボーイズリーグの子供たちと一緒に汗を流し、早稲田大学大学院へ進学した。
2010.09.30 07:00
週刊ポスト

野村克也 長嶋茂雄攻略のため銀座の女から情報収集してた
球界を代表するスターといえば、「ON」の名前が取り沙汰されるが、実はノムさんこと野村克也氏も相当な実績を作っている。通産試合出場は日本一で、本塁打数は王に続く2位。それなのに注目されるのはいつもONばかり。そんな野村克也氏が「天敵・長嶋茂雄」を初めて語った。(週刊ポスト2004年5月14日号より)野村氏は2004年段階ではまったく交流はなかったというのだが、現役時代は一緒に遊んでいたのだという。「たしか、日米野球の時に金田正一さんの音頭で麻雀をしたことがありました。私も強い方じゃないんですが、長嶋監督の人柄か、私以上に強いとは感じなかった。しかもマイペース。麻雀に関しても“野生のカンを大切にする人だなァ”と思いましたね」さらに、捕手だった野村氏は打者に対して「囁き戦術」を仕掛け、打者を惑わしていたが、そのネタは銀座や北新地で拾っていたという。「王の打席の時に『○○ちゃん元気?』と囁いてやると王は大きな目をギョロッと開いて動揺していましたけど、長嶋に『最近、銀座に行ってるの?』と囁いても『ノムさん、このピッチャー、どうなの?』『いくつぐらい勝ってるの?』などとマイペースにバッターボックスで喋るばかりで会話が噛み合わなかった。(中略)その集中力たるや凄かった。私の囁き戦術もまるで効果がなかったですね」実は、天敵と言われがちだったこの二人にもこうした交流があったのだ。
2010.09.30 07:00
週刊ポスト

改革派の貴乃花親方はKY扱いされ、潰す勢力が存在すると識者
野球賭博で揺れる相撲界。7月4日に開かれた日本相撲協会の臨時理事会で、貴乃花親方は退職願を提出した。理事会では、元大嶽親方(元関脇・高闘力、42)、元大関の琴光喜(34)の解雇、阿武松親方(元関脇・益荒雄、49)の2階級降格などの処分を決めた。この3人を処分して問題を収束させようとしたことに反発し、貴乃花親方が退職願をだしたのだ。(女性セブン2010年7月22日号より)相撲協会のさまざまな改革を訴えて理事になった貴乃花親方だが、相撲関係者には、「実は貴乃花つぶしを狙ったリークではないか」という見方もあるという。さらには、『大相撲の経済学』の著書がある中島隆信氏は「貴乃花親方の改革案は相撲のような伝統を重んじる世界のなかでは、まったく評価されない。それどころか秩序を乱すKYとみなされてしまうのです」ということ。なお、1968年に理事公選制が始まって以来、理事が退職願を提出した例はなく、理事会はこの退職願を「保留」のままにしてあるという。「改革派」は相撲界ではあまり好かれないようである。
2010.09.30 07:00
女性セブン

長嶋茂雄が大好きだった鍋は6000円のフグチリ 月2~3回食す
長嶋茂雄氏といえば、ビートたけしの前でふぐの薄作りをごっそり取り、たけしも笑うしかなかったという逸話を持つ人物だが、そんな長嶋氏が愛したふぐある。東京・西麻布の「とく山」の「ふぐちり鍋」(6000円)だ。以下、長嶋氏の談。(週刊ポスト2009年1月23日号より)「現役時代、外食といえばステーキや焼き肉が中心で、鍋料理を食べるようになったのは74年に現役を終えてから。『とく山』で食べたちり鍋の味が忘れられず、それからはちり鍋一筋となり、秋の彼岸から春の彼岸までは、月に2~3回のペースで食べるようになりました。大将は食に対する造詣も深く、アテネ五輪で現地の選手の食事をすべて担当してもらったほどの信頼を寄せています」「ふぐは刺身にするよりちり鍋にすることで、材料の差がはっきりわかることも、ここで学びましたね。瀬戸内海から取り寄せた長州の天然トラフグは、ちり鍋にするとプリプリ感が増しますから。まずアラを味わってから野菜を食べるというこの店の作法で、鍋には食べ時があることも知った。橙で作ったポン酢との相性も抜群です」「ふぐは高たんぱく低カロリーで、脂肪分がないので食べ過ぎても胃が疲れません。ふぐのうまみが出たダシは、雑炊としてたべるので最後の一滴まで無駄にしません。今では、『こんなうまいもの、現役時代も食べておくべきだった』と後悔していますよ」
2010.09.30 07:00
週刊ポスト

高岡早紀と熱愛報道あった木田優夫 「彼はモテる」の証言
「魔性の女」と呼ばれる女優・高岡早紀は、俳優・保阪尚希と2004年に離婚をした後は、市川海老蔵、松尾スズキ、勝地涼らとの恋愛がこれまでに報じられてきた。そんな高岡に「本命か!」と2009年に騒がれたのがプロ野球選手の木田優夫投手である。(女性セブン2009年6月25日号より) その木田投手だが、実は相当モテるのだという。スポーツ紙記者は語る。「選手として見せるストイックな一面と、笑いもいける素顔のギャップのせいか、彼はとにかく女性にモテるんですよね。ただしお酒は飲まず、趣味は”はしご酒”ならぬ”はしご茶”なんですよ」 そんな木田と高岡のデートは、木田の愛車であるアメ車で自身の本拠地・神宮球場へ行き、その後皇居へ向かい、お堀の周りをゆっくり回り、その後1時間ほど都内を走り続け、高岡の自宅まで走り続けたのだ。停車してから高岡が出てくるまでは5分の時間がかかっていた。
2010.09.30 07:00
女性セブン

小川直也氏 「谷亮子の柔道はもう通用しないのでは」
柔道世界選手権で怒濤の金メダルラッシュに沸いた日本柔道界は、新たな黄金時代を迎えたかに見える。一番の要因は、何といってもルールの変更にあった。「タックルまがいの足取りは即反則負け、上半身への抱きつき行為も禁止事項となりました。体格に勝る外国選手のこうした攻撃に悩んでいた日本選手は、これで随分戦いやすくなった」(スポーツ紙記者) 中でも女子48キロ級は、福見友子、浅見八瑠奈、山岸絵美と、世界ランクのベスト3を日本人が占めているほど、際立って層が厚い。 だが、この状況に心が晴れないだろう“選手”がいる。参議院議員となった谷亮子(35)だ。谷は、48キロ級で五輪2連覇を成し遂げた、名実共に日本を代表する選手だったが、最近は小沢ガールズの“顔”として、民主党代表選では小沢一郎氏の応援に東奔西走するなど、すっかり政治家の顔になっている。本人は依然、現役復帰に強い意欲を示しているものの、若手の台頭や、他の日本人選手にとって追い風だったルールの変更が、彼女にとっては向かい風になっている。 元五輪金メダリストで格闘家の小川直也氏も、「谷さんの組まない柔道はもう通用しないのでは」と発言するなど、35歳の年齢と相まって、関係者の間では“谷はもう終わり”というムードが広がっている。 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう語る。「柔道の五輪代表は各階級1人で、必ず金メダルを求められる。48キロ級は、これまで連盟がCMなどで集金力のある谷を起用してきたために犠牲になってきた選手もいます。今こそ、新たなスターを誕生させるチャンスです。谷には国会議員に専念し、歳費に見合う仕事をしてもらえばいい」 民主党代表選の時には、「この2週間は練習ができていない」と語っていた谷亮子。2年後のロンドン五輪は代表選同様に“応援団長”かも。※週刊ポスト2010年10月1日号
2010.09.28 15:20
週刊ポスト
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