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泉ピン子 収録現場に募金箱を置いて誰が入れるかをチェック

芸能界きっての愛犬家として知られる泉ピン子さん(63)は、盲導犬事業の熱心な支援者でもある。これまで(財)北海道盲導犬協会に何度も足を運び、募金活動などに協力してきた。そのピン子さんに、飼い主たちが長く家族として暮らしてきた老犬たちとどう向き合っているかを取材したノンフィクション、『きっとね。虹のたもとへ旅立つ君たちへ』(小学館)の著者、笹山薫さんがピン子さんにインタビュー。

* * *
全国の盲導犬事業は寄付と、多くのボランティアの善意に支えられている。泉ピン子さんは盲導犬協会と連絡を取り合い、ときにはPR役を買って出て札幌市内の街頭に立ち、募金活動まで行っている。

「人間、見た目で決めちゃいけないっていうのがよくわかるのよ、募金箱持って立ってると。鼻ピアスとかしてる若者は結構、優しいわよ。“頑張ってください”って、小銭を入れてくれたりして。逆に毛皮着てたり、高級ブランドのバッグ持ってる人は入れないの、統計的に(笑い)」

そういうピン子さん、新しいドラマが始まる際には、収録現場に募金箱を持参するようにしている。

「スタジオの入り口に置いて、誰が入れるかチェックしてるの。“あ、あんた、入れてないでしょ”とか(笑い)」

※女性セブン2011年7月28日号

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