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セックスレス夫婦 妻に拒まれた夫の言い分は「離婚しかない」

セックスレスの問題に一石を投じたNHK『あさイチ』のセックスレス特集(10月19日放送)。有働由美子アナが骨盤底筋のトレーニング器具を体験し「あっ、あ~」と声をあげたことなどが話題となった。

しかし、番組を見たという男性陣からは、「全面的に“男の無理解”ばかりが主張されていて、男側の意見がほとんど取り上げられていないのが残念だった」「セックスを拒否される側の気持ちもわかってほしい」という“反論”が続々と聞こえてくる。

セックスレス歴8年という40代のAさんは、番組で再現されたセックスレス夫婦の会話に、身につまされる思いがしたという。

「再現VTRで、『久しぶりにどう?』と誘う夫に、妻が『受け入れられないというか。もういいです、お断わりします』という。その理由が、かつて風邪をひいた時に心配してもらえなかったからだと聞いて、なるほどそういうこともあるのかとわが身をふり返って反省したが、微妙な気持ちにもなった。

夫は妻との関係をなんとかしようと、勇気を振り絞って誘ったのかもしれない。そんな気持ちを少しくらいはんでくれてもいいのでは」

Aさん自身、なんとかセックスレス解消のきっかけをつかみたいと、数年前に2人で温泉旅行に出かけたことがある。だが、夜に妻の布団に潜り込もうとすると、「眠いからやめて」のひと言で拒否され、以来、誘う勇気が持てなくなったという。

「夫にうんざりっていうけど、こっちだって妻にうんざりすることは山ほどある。だけど、そんなこといってたら離婚するしかないじゃないか。断わるにも言い方があるだろうと思う」(50代・Bさん)

という声もあった。

※週刊ポスト2011年11月11日号

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