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太った母親しか知らぬ娘 スリム時の母の写真見てなぜか泣く

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、飲料メーカー勤務のご主人(47歳)。奥様(46歳)との間には12歳の娘さんがいます。

 * * *
 付き合い始めた頃は40kg前半のスリムな体型だった妻。それが30代半ばから太り始め、今では60kg後半に。体重の増加と共に夫婦の立場も逆転し、完全なカカア天下。娘にとっても「デブで怖いママ」みたいです。それで、僕が密かに隠し持っている妻のスリムな頃の写真を娘に見せて驚かせようと思ったら、

「パパって最低! 浮気相手の写真なんか見せないでよ!」
「ち、違う、ママの30代の頃の写真だよ」
「うそ~!」

 写真を食い入るように見つめてた娘の瞳からポロポロと涙が。痩せてた頃のママにそんなに感動した?「私も大きくなったら、ママみたいなデブになっちゃうのね……」。そ、そこ~? それを聞きつけた妻が

「も~、なんで私の若い時の写真をあの子に見せちゃったのよ! 今まで絶対に見せなかったのに」
「いや、ママだって若い時は綺麗だったんだって教えたくて」
「ママはまだ30代だって嘘ついてたのがバレちゃうじゃない!」

 そ、そこか~!

※週刊ポスト2013年12月6日号

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