ビジネス

ネットで話題の高須院長グッズ 本人は「全く理解できない」

本人も理解不能な高須グッズ カードを動かすと表情が変わるポストカード

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のいろいろなことを自由に語りまくるシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、ネットで話題となっている高須クリニックグッズや院長の「しゃべってコンシェル」について訊きました。

 * * *
──ネット上では高須クリニックの公式グッズが話題となっていますね。整形前後の高須院長の写真がプリントされたクリアファイルなど、かなりのインパクトですね~。

高須:あんな不気味なものが売れるとは思えないけどね(笑い)。

──そんな、ご自分で(笑い)。そもそも、企画はどこから始まったんですか?

高須:向こうの会社(発売元のグレイ・パーカー・サービス)から企画を持ち込まれたんだよ。こっちは「それならどうぞ」ってOKを出しただけ。

──ご自分がクリアファイルとかになるっていう企画を見たとき、どう思いましたか?

高須:いやあ、世代の違いっていうか、正直まったく理解できなかったね。もしも、自分でやっている会社で、変な医者のおっさんの写真がプリントされたグッズを作りたいなんていう企画があがってきたら、即却下だよ。絶対にそんなもの売れるはずないもん(笑い)。でも、今回はぼくの写真を使わせてくれっていう依頼だったから、「売れないと思うけど、別にいいよ」っていうくらいの気持ちだね。ホント、誰が買うの?

──でも、ネット上ではなかなかの人気ですよ。こりゃあ、面白い!って。

高須:うーん、全然わからないや(笑い)。でも、このグッズの売上からライセンス使用料として入ってくるお金は、新しくぼくが作った「かっちゃん基金」という財団に全額入れることになってるんだよ。

──なるほど。「かっちゃん基金」はどんなものになるんですか?

高須:頑張る女性や子供たちを応援するための基金だね。シングルマザーの女性や、経済的に余裕がなくても医者を目指す子供や、事情があって両親と一緒に暮らせないで施設に入ってる子供なんかを、この「かっちゃん基金」で支援していく予定。すでに10億円の原資はあって、ホリエモン(堀江貴文氏)、石井館長(石井和義氏)、ノムさん(野村克也氏)、山東昭子さんなんかが、理事をやってくれる。クセのある人が多いけど、世のため人のためだけに使う基金だからね(笑い)。

──そして、グッズだけでなく、高須院長はNTTドコモの「しゃべってコンシェル」(ユーザーがスマホに向かって話しかけると、最適な回答を表示するアプリ)のキャラクターにもなりましたね。

高須:今は「リアル高須克弥」っていうリアルなぼくの顔のキャラクターが配信中で、2月の末には、もうちょっとかわいらしい感じの「イラストかっちゃん」のバージョンも配信されるよ。ドコモのAndroidユーザーの人たちには、無料だからどんどんダウンロードしてもらって、ぼくに向かって話しかけてほしいね。ぼくの声で、天気も教えるし、道案内もするよ。会話もできるしね。

──こちらもグッズと同様、依頼があったんですか?

高須:いやいや、こっちは自分でやりたいって言ったんだよ。ぼくはもともとデヴィ夫人の「しゃべってコンシェル」を使ってたんだけど、それが面白くてね。「ぼくもやりたい!」って言って、お願いして作ってもらったんだよ。ぼくがやったらもっと面白くなる!ってね。

──こちらもネットで話題になってますよ。

高須:こんな変なおっさんなのに、本当にありがたいよね。ちなみに、まだ詳しくは言えないけど、新しいグッズも考えているから、お楽しみに!

 * * *
 頑張る女性や子供たちをサポートする「かっちゃん基金」の設立を明らかにした高須院長。世の中のためになると思って、噂の高須クリニックグッズを買ってみてはいかが?

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

三原じゅん子氏に浮上した暴力団関係者との交遊疑惑(写真/共同通信社)
《党内からも退陣要求噴出》窮地の石破首相が恐れる閣僚スキャンダル 三原じゅん子・こども政策担当相に暴力団関係者との“交遊疑惑”発覚
週刊ポスト
解散を発表したTOKIO(HPより)
「城島さん、松岡さんと協力関係は続けていきたいと思います」福島県庁「TOKIO課」担当者が明かした“現状”と届いたエール
NEWSポストセブン
山本アナは2016年にTBSに入局。現在は『報道特集』のメインキャスターを務める(TBSホームページより)
【「報道特集」での発言を直撃取材】TBS山本恵里伽アナが見せた“異変” 記者の間では「神対応の人」と話題
NEWSポストセブン
映画『国宝』で梨園の妻を演じた寺島しのぶ(52)
《無言の再投稿》寺島しのぶ、SNSで2回シェアした「画像」に込められた歌舞伎役者である息子・尾上眞秀への“覚悟”
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《ベビー服は男の子のものでは?》眞子さん、夫・小室圭さんと貫く“極秘育児”  母・佳代さんの「ラブコール」も届かず…帰国が実現しない可能性も
NEWSポストセブン
吉沢亮演じる喜久雄と横浜流星演じる俊介が剣幕な表情で向かい合うシーンも…(インスタグラムより)
“憑依型俳優”吉沢亮主演の映画『国宝』が大ヒット、噂される新たな「オファー」とは《乗り越えた泥酔事件》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“半日で1000人以上と関係を持った”美女インフルエンサー(26)がイギリスの公共放送で番組出演「口をすぼめて、吸う」過激ビジュアル
NEWSポストセブン
元横綱・白鵬の宮城野親方に相撲協会はどう動くか(八角理事長/時事通信フォト)
八角理事長体制の相撲協会に「70歳定年制」導入の動き 年寄名跡は「105」しかないため人件費増にはならない特殊事情 一方で現役力士が協会に残ることが困難になる懸念も
NEWSポストセブン
「池田温泉旅館 たち川」の部屋風呂に「温泉偽装疑惑」。左はHPより(現在は削除済み)、右は従業員提供
「水道水にカップ5杯の重曹を入れてグルグル…」岐阜県・池田温泉「高級旅館」の部屋風呂に“温泉偽装”疑惑 ヌルヌルと評判のお湯の真実は…“夜逃げ”オーナーは直撃に「誰からのリークなの? それ」
NEWSポストセブン
これまでジャズ歌手などとしても活動してきた参政党・さや氏(写真/共同通信社)
参政党・さや氏、歌手時代のトラブル証言 ジャズバーのママが「カチンときて縁を切っちゃいました」、さや氏は「そうした事実はない」…真っ向食い違う言い分
週刊ポスト
もうすぐ双子のママになる。Numero.jpより。
Photos:Mika Ninagawa
中川翔子3年にわたる不妊治療と2度の流産を経験 。 双子の男の子のママになる妊婦姿を披露して話題に
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 三原じゅん子「暴力団ゴルフコンペ」写真ほか
「週刊ポスト」本日発売! 三原じゅん子「暴力団ゴルフコンペ」写真ほか
NEWSポストセブン