国内

高須院長、沖縄の独立を心配「中国の気持ちがわかる」

台湾独立と沖縄の関連性を示唆する高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は台湾、そして中国についてお話をうかがいました。

 * * *
──先日の台湾での大地震にあたって、高須院長は義援金を送ったんですよね。

高須:そうそう。日赤を通じて、とりあえず1000万円送ったよ。それとフリーメイソンのミカドロッジからも全面的に支援する。ロッジの年収の1割を寄付する予定だね。台湾は日本にとっては大切な友達だから、助けるのは当たり前だよ。

──そんな台湾ですが、1月の総統選で民進党の蔡英文氏が当選し、5月に台湾史上初の女性総統が誕生します。

高須:民進党の本音は台湾独立なんだよね。それはいいと思うよ。台湾も中国なんかと上手く共存する必要もないと思う。でも、ひとつ気になるのが、台湾が独立すると、ほかのいろんな地域が「うちも独立したい!」って言い出すじゃないかっていう心配はあるんだよね…。

──たとえばどこでしょうか?

高須:沖縄だよ。最近、もしも沖縄が本気で独立をしたいと言い始めたら…っていうことをよく想像するんだけど、なんだか中国の気持ちがわかるようになってきちゃってね(笑い)。おかしな話だけど。

 県知事が仲井眞(弘多)さんだったときは、自民党系だったから良かったんだけど、翁長(雄志)さんになってちょっと心配なんだよ。もともと自民党員だったといっても、野党の支持を受けているわけだし、去年国連でやった演説も沖縄独立に傾いた内容だったみたいだし。おそらく翁長さんの本音は沖縄の独立なんじゃないかって思うんだよ。

──たしかにそういう見方をするメディアも多いですよね。

高須:で、沖縄は独立して上手いことやれば、ドバイみたいな観光都市になれるはずなんだよ。気候も良いし、観光資源も多いし。石油が取れなくて本当に貧しかったドバイが、あれだけリッチな都市になれたんだから、沖縄がああなるのなんてたやすいことだよ。そんな沖縄が独立するのは、日本にとってマイナスになりかねないからね。

──日本と台湾の関係は良好ですが、沖縄に変な影響を与えるのは勘弁だ…という感じですね。

高須:まさにそう。台湾は本当に大好きなんだけどねえ。

──なるほど。ところで、今回の総統選で“独立派寄り”といえる蔡英文氏が当選したのは、中国にとっては痛手ですよね。

高須:中国は最近よくないこと続きだよ。北朝鮮も言うことを聞かないで勝手に核実験やらミサイル発射やら繰り返すし。中国政府の内部は外から見るよりも混乱しているかもしれないな。もしかしたら、いきなり崩壊なんてこともあるんじゃないかな。だってさあ、中国民のなかで共産党を支持している人がどれくらいいるんだっていう話だよ。結局一党独裁で軍が強いから、どうにか成立しているだけだからね。一気に民主化が進んで、共産党が崩壊するっていうシナリオもありうるよ。

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン