無名の人の他にも漫画家・手塚治虫さんや元阪神タイガースのランディ・バースさんといった有名人の模写に挑戦してはいたが、一気に関心が集まったのが昨年7月。4~5年前からレパートリーに取り入れ、2015年のインスタにも公開していた俳優・船越英一郎のものまね写真が、元妻・松居一代との騒動によって注目を浴びたのだ。おしゃれメガネに黒のレザージャケット、微笑みをたたえた写真は「本人そっくり」と謳われた。

 勢いに乗った彼は、同じく昨年11月、人気モデル・ダレノガレ明美の顔まねを披露。これが本人からも絶賛され、またもや話題となった。翌12月には、学生時代から似ていると言われてきたという貴乃花親方のものまねをスタート。スーツに首からストールを掛け、少しのけぞっているその姿は、連日の報道とともに、紹介される頻度も増えていく。

 すると、年末から今年初頭にかけてテレビオファーも殺到。『有吉ゼミ』『行列のできる法律相談所 2時間生放送!クリスマスザンゲSP』『ニノさん』『スッキリ』(以上日本テレビ系)、『ネタパレ』(フジテレビ系)、『サンデー・ジャポン』(TBS系)など露出は高まるばかりだ。

◇長かった下積み時代

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