手話でのスピーチのご経験もある佳子さまが、大会は不在となる

大学ご卒業は2019年、ろうあ連盟での勤務は昨年5月から。かつては姉の眞子さんはインターメディアテクの客員研究員だった(写真は2020年1月、東京・千代田区。時事通信フォト)

 佳子さまは、2019年に大学卒業後、大学院へは進学されず、すぐに就職もされなかった。

「ちょうど、眞子さんの結婚問題も重なり、国民が秋篠宮家に向ける視線が厳しくなった時期で、佳子さまは何をされているのか、といった疑問が噴出しました」(別の皇室記者)

 そうした時期を経て、前述したように昨年5月にろうあ連盟での勤務を始められた。

「全日本ろうあ連盟への就職は、佳子さまたってのご希望で実現したそうです。ただ、コロナ禍だったこともあり、“バリバリ働いている”というご様子ではないようです。勤務は週3日ほどで、通勤はできず、業務はすべてオンライン。といっても、連盟の職員から、活動報告や今後の活動予定などをお聞きになる程度だといいます。

 むしろ、年に1度の全国ろうあ者大会こそ、佳子さまの真価が発揮できる舞台。にもかかわらず、公務としてお出ましにならないという“奇行”には、どのような理由があるのか想像すらできません」(宮内庁関係者)

「活発なご活動」とは言い難い

 眞子さんが結婚で皇室を出たいま、公務の担い手としての佳子さまへの期待は大きくなる一方だ。しかし、コロナ禍という状況に鑑みても、期待に応えるだけの「活発なご活動」を佳子さまがされているとは言い難い。その背景には、やはり眞子さんのご結婚があるという。

「佳子さまは、眞子さんと同様に、結婚して皇室を出ることを前提にお育ちになられました。逆に言えば、公務などを立派に務めるのは結婚まで、と信じて邁進されてきたのです。しかし、眞子さんの結婚によって“自分の願ったとおりの結婚はそう簡単なことではない”“結婚をすれば自由になれるわけではない”といった事実を突きつけられた。

 眞子さんは結婚を果たしましたが、皇籍離脱にともなう一時金を辞退し、現在はニューヨークで心許ない生活をしているでしょう。そんな姉の姿を見て、佳子さまは絶望されたのではないか。結婚までは責務を果たそうと励んできた公務へのモチベーションが下がってしまわれたのではないでしょうか」(前出・皇室記者)

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