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2010.09.27 15:06  週刊ポスト

たけし 死刑になるために重犯罪を起こす人間の登場を危惧

 今年8月、千葉景子前法務省が東京拘置所の死刑刑場を公開するなど死刑が話題となったが、ビートたけしが「死刑」について語る。

 * * *
 世の中、死刑の話というと、「容認」か、「反対」かって話ばかりになっちゃうけど、オイラは正直、時代遅れの議論だと思うよ。「死刑=極刑」ってのは、今のニッポンにはそぐわないぜ。ニッポンには年間3万人の自殺者がいるわけで、「死にたい」と思ってる人間は、それ以上に多いわけだよ。

 そういう「死にたい人」が、死刑になりたいがために、とんでもない犯罪を犯しちまったらどうするのかって思うんだよな。

 実際に、大阪の小学校で子供を殺しまくった宅間守なんてヤツがいたわけでね。宅間はすぐ死刑にされちまったけど、「自分を殺せ」なんていってるヤツを死刑にしちまうなんて、ありえない話だよ。いつ宅間の模倣犯が出てもおかしくないんじゃないか。

 今の時代、極刑は死刑じゃなくて、「強制労働」に代えた方がいいよ。自分の食い扶持は自分で稼げってことで、死ぬまで畑を耕し続けたり、室内温度50度以上の工場でも構わず長時間労働させりゃいいんだよ。強制労働が辛けりゃ辛いほど、犯罪率が低下するんじゃないかってね。

 死刑囚を何十年も生かしていくために、オイラたちの税金が使われているっていうのもなんだかバカげた話なんで、政府はマジで「強制労働刑」を考えろっての。わかったか、ジャン、ジャン!

※週刊ポスト2010年9月24日号

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