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激安居酒屋の「鳥貴族」と「金の蔵Jr.」 驚きのコストカット術

 東京・渋谷。この通りには道を隔てて2軒の超人気居酒屋がある。それは「均一居酒屋」と呼ばれる飲み物や食べ物のメニューが280円均一の「鳥貴族」と270円均一の「金の蔵Jr.」。

 10円の違いの超激安。どっちがお得なの!? 

 まずは関西を中心に全国183店舗ある「鳥貴族」。平日の19時に訪れても行列ができる超満員。30分ほど待ってようやくはいると、まずお通しがないのが嬉しい。

 そして、値段より驚くのはその味。冷凍ではなく、国産にこだわった鳥の串焼きは絶品。この値段でこの本格的な味に一気にやられちゃいます。店内は昔風居酒屋で客でぎゅうぎゅう詰めの混雑ぶりだけど、そこも活気があって◎。仲間との飲み会にベストかも。

 また、店舗は、2階以上にあることが多く、これで賃借料を抑えている。これも低価格を実現している一因みたい。

 次は「金の蔵Jr.」。首都圏と大阪に65店舗あり、ドリンク64、フード88のメニューが270円均一だ。店内にはいると、料理を自分たちでタッチパネルでオーダーするシステム。

「店員を呼ばなくてもいいし、料理が出てくるのも早いです」(客のサラリーマン)

 実際、ポテトフライは5分もかからずに出てきた。

「食材はあらかじめ調理された状態で納入されるので、仕込みの時間が省かれ、人件費も抑えられます」(金の蔵Jr.の担当者)

 注文システムの簡略化でメニューを提供するスピードもアップ。低価格になった分客単価は減ったものの、回転率は大幅に上がっているという。

※女性セブン2010年9月30日・10月7日号

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