芸能

舞踊家・花柳幻舟 マスコミの誤報による人権侵害で卒論書く

「家元制度打倒」を叫び、80年2月に、花柳流3代目・花柳寿輔家元さん(当時45)をナイフで切りつけ、逮捕、懲役8か月の実刑判決を受けた、舞踊家・花柳幻舟さん。それ以降の生活を花柳さん本人が語った。(週刊ポスト2004年1月1・9日号より)

 花柳さんは、95年に放送大学に入学している。
「小学校3年で中退した身なので、基礎的な読み書き、掛け算などと並行して、憲法、国際政治、日本文化などを学びました」

 同時に司法試験を目指し、98年からは専門の学校にも入学した。だが、「懲役刑の過去は弁護士法の“欠格事由”になるため断念」して、大学一本に絞った。ちなみに卒論のテーマは『メディアの光と影』。

「自分の体験を元に、マスコミの誤報が、いかに人権侵害をもたらすかを書きました。私をスキャンダラスに作り上げたのは、一部のメディアですから」

 ただし、家元刺傷事件に関しては、「私のように“反対だ”といえる人間がいないといけません」とキッパリ。

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