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梅田3キロひきずり殺人被害者 生後2週間長女も直後に死亡

 今月15日に判決公判があった「ひき逃げ殺人事件」。その判決に先立つ5月、被害者である大阪府堺市在住、鈴木源太郎さん(享年30)の妻が意見陳述を行っていた。 

 事件があったのは2年前の10月21日未明。犯人の吉田圭吾被告(24)は、飲酒して無免許にもかかわらず車を運転。JR大阪駅前の交差点で鈴木さんをひいた後、そのままブレーキも踏まず、鈴木さんを約3キロメートルにわたりひきずって殺害。約2週間の逃亡生活の後、逮捕された。

 逮捕前、別人男性がインターネット上で犯人扱いされ、写真まで掲載される騒動も。

 鈴木さん夫婦は6年前に結婚。2才の長男、そして身ごもっていた8か月の長女との幸せな生活に、唐突に終止符が打たれた。夫が死亡し、それから2か月後、誕生した長女は生後2週間で死亡した。
  

 遺された妻・Aさんは法廷で、長女の死は、「妊娠中に主人が亡くなったことによる精神的苦痛」などが影響していると述べたうえでこう訴えた。  <主人を助けられなかった自分を責め、私たちを残して先に亡くなってしまった主人を責める日もありました>(検察側論告要旨より抜粋) 

 ※女性セブン2010年11月4日号

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