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小栗旬ドラマ『ドリトル』で話題 獣医師就職は倍率30倍の狭き門

『ペットは、癒しか。ビジネスか。』こんなキャッチコピーで始まったドラマ『獣医ドリトル』(TBS系、毎週日曜9時~)。

 どんな手をつくしてでも治してほしいと懇願する飼い主に、「獣医はビジネスだ。3000万円を用意しろ」と冷ややかにいい放つのは、小栗旬(27)演じる獣医師の“ドリトル”こと鳥取健一だ。   高度なテクニックにものをいわせて高額な治療費を請求する悪名高い獣医師だが、毎回、ペットと飼い主の問題を考えさせられるでき事が起きる。

 11月14日放送の第3回は視聴率14.2%を記録、話題を呼んでいる。最近では、獣医師を主人公に据えたドラマや漫画の影響もあり、獣医師を目指す人が増えているが、どうすれば獣医師になることができるのか?

 獣医師学科のある6年制の大学を卒業し、国家試験を受けて獣医師免許を取得。研修医を経て獣医師となる。全国に獣医師学科のある大学は、国立、私立を含めて16しかなく、毎年入学できるのはわずか1000人程度。倍率は30倍にも及び、人間を診る医師よりも獣医師のほうが「狭き門」になっている。

 女性の志望者は年々増加しているが、実際には小動物ばかりではなく、家畜を扱ったり、伝染病を広げないために消毒や殺処分を行うなど、体力を要する仕事や地方での仕事が多く、現場は過酷だ。

※女性セブン2010年11月25日号


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