芸能

松平健 妻の死を知らされた直後にマツケンサンバ踊った芸人魂

 11月15日未明、俳優・松平健(56)の妻で元女優の松本友里さん(本名・鈴木友里子、享年42)が自宅で自ら命を絶った。松平は11月6日から始まった福岡・博多座の舞台『忠臣蔵/唄う絵草紙』出演のために家を空けており、訃報を聞いたのは、舞台途中だったという。

 その舞台を観劇していた芸能リポーターの福岡翼さんはこう話す。

「その日、ぼくは博多座の客席で松平さんの舞台を観劇していました。終演後、九州朝日放送の『アサデス。』という番組で松平さんにインタビューする予定でしたが、急きょ中止になりました。

 公演の休憩時間中に訃報が届いたようですが、共演者や観客にその悲しみをいささかも悟らせず、元気にゴールドの着物を着て、マツケンサンバを披露していました。役者魂というしかありません」

 第1幕と第2幕の間に妻の死を知ったという松平。第2幕は第1幕のシリアスな演技とは違って、“オーレオレ!”と明るく楽しいマツケンサンバなどを披露するショー形式。妻の死を知りながら笑顔で踊り、歌う心中はいかばかりだったろうか。

※女性セブン2010年12月2日号

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