国内

6才女児絞殺事件 母親「男につきまとわれている」と知人に漏らす

 11月28日午前5時半ごろ、山口県下関市内のアパート、松原直子さん(29)の部屋から出火。アパート近くの側溝から、次女・莉音(りお)ちゃん(享年6)が変わり果てた姿で横たわっていた。上半身裸で、首には絞められたあとがあった。

 松原さんがこのアパートに引っ越してきたのは2か月ほど前。松原さんは5年前に夫と離婚後、下関市内の別の団地で暮らしていた。今年にはいってからは、交際相手の男性も一緒に暮らしていた。

「松原さんはその男性に暴力をふるわれ、警察にも相談していたそうです。結局、別の場所で暮らすことになったといって母子だけで引っ越していきました」(団地の住民)

 しかし、引っ越してからの松原さんは新たな悩みを抱えていたようだ。10月下旬には、知人女性に「男につきまとわれている」と相談している。松原さんは昼はパチンコ店の従業員として働き、夜もスナックでアルバイトをしていたため、3人の子供だけで留守番をすることが多かった。

「子供をつい大声で叱ってしまうことも多かったようですが、まだ若いのに子煩悩で、しっかりした女性でしたよ」(前出の住民)

 朝から晩まで働いて着替える時間もなかったのだろう。子供の保育園の迎えには、パチンコ店の制服のまま来ることもしばしばだった。

※女性セブン2010年12月16日号

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