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ラーメンにわさびにちょい足しで有害物質を排出し脂肪を燃焼

 ある食材をちょっと足すだけで、余分な糖質や脂肪の吸収を抑えることが可能だという。栄養学博士の白鳥早奈英さんは「高カロリーなメニューにかけるだけ、つけるだけでOK。カロリー計算は必要ありません」と語る。

 例えば、よせ鍋に、にんにくをちょい足しすると…。にんにくのアリシンが具材の豚肉などのビタミンB1の吸収を高め、エネルギー代謝がアップ。

「食材にちょい足しするだけで代謝を活発にする食材は、しょうが、とうがらし、玉ねぎ、にんにく、みそ。冬が旬の野菜などに上手にちょい足ししてみて」(白鳥さん)

 また、逆に、冬野菜でこの組み合わせはNGの例はこのふたつ。

【ひじき + れんこん】
 ひじきの鉄分が抗酸化作用を持つれんこんのタンニンの働きを妨げてしまう。防ぐには、酢を加えればOK。

【ゆで卵 + ほうれん草】
 ほうれん草の豊富な鉄分がゆで卵の硫黄成分と結合すると吸収が妨げられてしまうので避けたほうがベター。

 冬のホット麺にちょい足しするなら、次のような組み合わせがある。

【そば + もずく】
 そば粉は小麦粉より消化が早くすぐ空腹になってしまう。食物繊維のフコイダンを含むもずくが水分を吸収してふくらみ、満腹時間を約1時間のばす。

【うどん + しなちく】
 やわらかいうどんには歯ごたえのあるしなちくで満腹感を。しなちくの乳酸菌が糖質、脂質の代謝を促すビタミンB群を生成。やせやすい体に。 

【ラーメン + わさび】
 油分の多いラーメンには小さじ1のわさびを。解毒作用で有害物質を排出し脂肪を燃焼。体内の血糖値が上がるスピードも大幅にダウンさせる。

【カップ麺 + 紅しょうが】
 辛み成分ジンゲロールが体温をアップ+カップ麺の脂分を吸収される前に分解。梅酢のクエン酸も脂肪のエネルギーへの転換を活性化する。

※女性セブン2010年12月16日号

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