芸能

「江」の脚本家 「上野樹里の澄んだ目は琵琶湖みたい」と語る

 異例の人気を誇った『篤姫』の脚本家、田渕久美子さんとチーフプロデューサー、屋敷陽太郎さんが再タッグを組んだ新しいNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』。その主役の「江」を演じるのは上野樹里。どのような経緯で、上野に決まったのだろうか。屋敷プロデューサーはこう説明する。

「田渕さんは“ずっと見ていたい人がいいわね”とよくおっしゃっていました。45分間のドラマが47回あるので、自然とみながはいり込みやすく、共感できる人ということを基準にキャスティングしました。
 その点、上野さんは『のだめカンタービレ』から『ラストフレンズ』まで幅の広い演技ができる人。当然、じゃじゃ馬的なところも、相手とじっくり向き合う人生のひだを演じられる人ということで起用しました」

 後になってわかったことだが、上野も三姉妹の末っ子。江と重なるところも多いのだという。田渕さんは、上野についてこんな印象を持っているという。

「上野さんに初めて会ったときに、“どんな人生送ったら、こんなに面白い台本書けるんですか”と聞かれました。澄んだ目が琵琶湖みたいで、真面目。未知数の可能性を感じる人ですね」

※女性セブン2011年2月3日号

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