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赤ワイン、スナック菓子など片頭痛を引き起こす可能性アリ

日本人の4人に1人が悩んでいるといわれる頭痛。なかでも片頭痛は男性よりも女性に多く、寒いこの季節は肩や首の筋肉が硬直し、緊張型頭痛を起こす女性も多いよう。片頭痛が起こりやすい状況とはどんなものなのだろうか。ながしま脳神経・頭痛クリニック院長の長島正さんに聞いた。

【1】精神的なもの
ストレスや精神的な緊張から解放されたときや、疲労、寝不足、寝すぎ(二度寝、昼寝やうたた寝)のときは要注意。生活の乱れやオーバーワークなどしないよう工夫し、規則的な生活を心がけよう。

【2】生理的なもの
月経、排卵、風邪などで発熱したとき、空腹時(低血糖になることから起こる)、脱水状態、激しい運動など。特に月経時など避けがたい場合は、市販の頭痛薬を短期間予防的に使用、または頭痛外来へ。

【3】環境など
天候や気圧の変化、温度差(春先や秋口、クーラーなどによる)、強い光やにおい、人ごみなど。旅行先や、どうしても出かけなければならない場合は、鎮痛薬を準備しておく。

【4】食事
●しばしば片頭痛を起こしやすい食品
赤ワイン、スナック菓子、チョコレート、柑橘類、熟成チーズ、ベーコン、サラミ、ソーセージなど。アルコールやポリフェノール、ヒスタミンなど、血管を開く作用のある食品に反応して、片頭痛を起こしてしまう人も…。

●慢性頭痛を改善する食事
ゴマ、落花生、緑茶などのビタミンB群、卵黄やにんじんなどのビタミンA、ほうれん草、柿、大豆製品、魚介類に含まれるマグネシウムなどには、頭痛改善効果があるといわれる。

※女性セブン2011年2月10日号

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