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節約アドバイザー「夏場の停電対策には朝顔やゴーヤを栽培」

 関東圏で計画停電が始まってから2週間あまり。東京電力の発表によると、「4月いっぱいまで」とのことだが、企業や家庭で冷房を入れることが多くなる夏場に、計画停電が復活するのはほぼ確実ともいわれている。では、夏場には具体的にどんな影響が出るのだろうか。

 電力需要を引き上げる、もっとも大きな原因となるのはエアコン。企業や鉄道各社が夏場に冷房を切る可能性もあるという。

「現在は通常の70~80%の本数で運転していますが、今後の運行についても電力供給の状況によって変更となる場合があります。照明や空調についてもできる限りの節電を続ける予定です」(東武鉄道広報)

 となると、本数減少による満員の電車で冷房ナシ、となる可能性も。いまからできる備えはあるのだろうか。危機管理アドバイザー・国崎信江さんは、こう話す。

「首元を冷やすバンダナタイプの“ネッククーラー”など、電気がいらない冷感グッズを早めに準備しておいたほうがよさそうです」

 自宅での暑さ対策は、どうすればいいのだろうか。節約アドバイザーの丸山晴美さんがおすすめするのが“グリーンカーテン”だ。

「窓からの日射を遮ってくれるため部屋の温度が上がりにくくなり、体感温度は5~6度下がることも」(丸山さん)

 ゴーヤや朝顔、へちまなど夏に育つ蔓性の植物をいまのうちから窓際で育てておくことで、“グリーンカーテン”として活用できる。

※女性セブン2011年4月14日号

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