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震災後 ネットに登場した名言をPC未所有者にも伝える本

東日本大震災後、ツイッターや動画サイトなどには、被災者や日本人を励ます言葉やつぶやきが数多く登場した。そうした言葉をパソコンを持っていない人にも伝えようと、震災から1か月のあいだに語られた数々の言葉・つぶやきを集めた『この言葉を忘れない 3.11語りつぎたい勇気と感動のつぶやき』(徳間書店)が発売された。

掲載されている言葉やつぶやきは、アメリカのオバマ大統領、イギリスのキャメロン首相、アウン・サン・スー・チー女史といった世界の要人や、レオナルド・ディカプリオ、マライア・キャリー、ペ・ヨンジュンなど世界的大スター、さらにビートたけし、吉永小百合、渡辺謙など日本のトップスター、そしてツイッター上に登場した“名も無き”一般人たちから発せられたもの。

ある人は震災当日、路上で無料でコーヒーを配る人に感動した経験を、ある人はコンビニで有り金全部(500円玉)を寄付し、友人と「財布空っぽだわwまじやべー」とおどける不良高校生の姿を、またある人は、被災地で献身的に活動する自衛隊員の彼からきた「自衛隊なめんなよ。今無理しないでいつ無理するんだ?」というメールを震災後にツイッターでつぶやき、同書にはこうした感動的なつぶやきが約100編が収録されている。

なお、同書の本体価格(952円)の5%は、東日本大震災の義援金として、日本赤十字社に寄付される。最後に、珠玉のつぶやきを2編ほど。

「知恵がある奴は知恵を出そう。力がある奴は力を出そう。金がある奴は金を出そう。『自分には何にも出せない』っていう奴は元気出せ」(松山千春)

「仙台の友の言葉。『暗すぎて今までに見たことないくらい星が綺麗だよ。仙台のみんな、上を向くんだ!』こんなくさいセリフが心に突き刺さった」(@ryoji96 on Twitter)

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