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「和牛」「国産牛」「交雑種」「経産牛」それぞれどう違う?

輸入牛以外がすべて「和牛」ではない。

和牛とは、「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の日本固有の食肉専用の4種に限られ、流通する和牛の9割は黒毛和牛だ。

この4種以外の品種で日本で肥育された牛を「国産牛」と呼ぶ。ホルスタインなどの乳用種(約5割)や、和牛と乳用種を交配させた交雑種(約4割)、そして外国種や輸入牛を3か月以上、日本国内で育てたもの(約1割)が該当する。

日本で流通する牛肉量(2008年)の内訳は、和牛が20%、国産牛が25%、輸入牛が55%程度だ。

雄牛は「去勢牛」と去勢されていない「若雄牛」に、雌牛は出産をしていない「未経産牛」と仔牛を産んだ「経産牛」に分類される。

また、乳牛としての役割を終えて食肉用となった乳用種は「廃乳牛」と呼ばれる。 一般に、未経産牛→去勢牛若→雄牛→経産牛→廃乳牛の順に肉質が良いとされ、経産牛は出産回数が多くなるほど価格と味が落ちる。

※週刊ポスト2011年5月27日号

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