ライフ

たるみなど頬を老化させないためのプロが教える5つの方法

「最近の40代は、若いよね」というのが、もはや決まり文句にすら感じる昨今。しかし、「最近は、疲れている人が多く、実際の年齢より老けて見える人が増えたように思う」と衝撃的な指摘をするのは、のべ100万人の肌を見てきた「私のクリニック目白」院長で皮膚科医の平田雅子さん。

 紫外線や乾燥によるダメージ、そして夜更かしなど現代人の生活は、確実に肌や体を老化させているのだ。しかし、「いまからでもケアをすれば、まだ充分間に合います」と美容家の山本未奈子さん。“歳が出る”ポイントを知って、この夏は、効率のいいケアを徹底しましょう。今回は“頬”のケア方法です。

「老化サインは、これまでためてきた肌ダメージが表面に表れただけ。だからこそ、毎日ケアをして、ため込まないことが大事。具体的には、紫外線を予防することと、抗酸化成分の摂取が効果的です」と前出・山本さん。

 また、前出・平田さんは「洗いすぎが肌を乾燥させ、シワやシミにつながることも。洗顔法も見直しが必要」と。加えて睡眠&食生活&運動などの“インナーケア”も必須だそう。大人のツヤ肌づくりは一日にしてならず、と心得て!

【1】化粧品はケチらずたっぷり使う
「肌質や好みで選ぶ化粧品は問いませんが、量が少なければ効果はあまり期待できません」(山本さん)。高級品をケチって使うより、見合った商品をたっぷり使おう。

【2】適度な運動や顔の筋肉をほぐすマッサージを
「適度な運動をして、全身の筋肉量を増やすことが先決。肌を支える筋力をアップさせ代謝もよくして。顔の筋肉をほぐすマッサージも有効です」(平田さん)。

【3】たんぱく質をしっかりとり、保湿に重点を
「筋肉量と体内のコラーゲンが低下することなどが、たるみの原因。たんぱく質をしっかりとり、保湿に重点をおいて」(平田さん)。

【4】たるみには抗酸化性分がはいった化粧品を
「たるみにはエイジングケア成分の一種である抗酸化成分がはいった化粧品を使うとよいです」と山本さん。ツボマッサージをする際は、摩擦で肌を傷めないよう適度な力を心がけて。

【5】大事なのはまず睡眠
「起きている間は、脳や内臓など、生命を維持する大事な器官に血液が優先的に届けられているんですが、寝ている間に、皮膚などの末端部分に行き届くんです」(山本さん)。さらに、睡眠中に美肌づくりのベースともなる成長ホルモンも分泌される。「スキンケアで睡眠時間を削られるくらいなら、運動&食事&睡眠を気遣うほうが、美肌には効果があります」(山本さん)。

※女性セブン2011年7月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

独走でチームを優勝へと導いた阪神・藤川球児監督(時事通信フォト)
《いきなり名将》阪神・藤川球児監督の原点をたどる ベンチで平然としているのは「喜怒哀楽を出すな」という高知商時代の教えの影響か
週刊ポスト
容疑者のアカウントでは垢抜けていく過程をコンテンツにしていた(TikTokより)
「生徒の間でも“大事件”と騒ぎに…」「メガネで地味な先生」教え子が語った大平なる美容疑者の素顔 《30歳女教師が“パパ活”で700万円詐取》
NEWSポストセブン
西岡徳馬(左)と共演した舞台『愚かな女』(西武劇場)
《没後40年》夏目雅子さんの最後の舞台で共演した西岡徳馬が語るその魅力と思い出「圧倒されたプロ意識と芝居への情熱」「生きていたら、日本を代表する大女優になっていた」
週刊ポスト
ロッテの美馬学投手(38)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した(時事通信フォト、写真は2019年の入団会見)
《手術6回のロッテ・美馬学が引退》「素敵な景色を見せてくれた」国民的アニメの主題歌を歌った元ガールズバンド美人妻の想い
NEWSポストセブン
《悠仁さま成年式》雅子さまが魅せたオールホワイトコーデ、 夜はゴールドのセットアップ 愛子さまは可愛らしいペールピンクをチョイス
《悠仁さま成年式》雅子さまが魅せたオールホワイトコーデ、 夜はゴールドのセットアップ 愛子さまは可愛らしいペールピンクをチョイス
NEWSポストセブン
LUNA SEA・真矢
と元モー娘。・石黒彩(Instagramより)
《80歳になる金婚式までがんばってほしい》脳腫瘍公表のLUNA SEA・真矢へ愛妻・元モー娘。石黒彩の願い「妻へのプレゼントにウェディングドレスで銀婚式」
NEWSポストセブン
昨年10月の総裁選で石破首相と一騎打ちとなった高市早苗氏(時事通信フォト)
「高市早苗氏という“最後の切り札”を出すか、小泉進次郎氏で“延命”するか…」フィフィ氏が分析する総裁選の“ウラの争点”【石破茂首相が辞任表明】
NEWSポストセブン
万博で身につけた”天然うるし珠イヤリング“(2025年8月23日、撮影/JMPA)
《“佳子さま売れ”のなぜ?》2990円ニット、5500円イヤリング…プチプラで華やかに見せるファッションリーダーぶり
NEWSポストセブン
次の首相の後任はどうなるのか(時事通信フォト)
《自民党総裁有力候補に党内から不安》高市早苗氏は「右過ぎて参政党と連立なんてことも言い出しかねない」、小泉進次郎氏は「中身の薄さはいかんともしがたい」の評
NEWSポストセブン
阪神の中野拓夢(時事通信フォト)
《阪神優勝の立役者》選手会長・中野拓夢を献身的に支える“3歳年上のインスタグラマー妻”が貫く「徹底した配慮」
NEWSポストセブン
朝比ライオさん
《マルチ2世家族の壮絶な実態》「母は姉の制服を切り刻み…」「包丁を手に『アンタを殺して私も死ぬ』と」京大合格も就職も母の“アップへの成果報告”に利用された
NEWSポストセブン
ブリトニー・スピアーズ(時事通信フォト)
《ブリトニー・スピアーズの現在》“スケ感がスゴい”レオタード姿を公開…腰をくねらせ胸元をさすって踊る様子に「誰か助けてあげられないか?」とファンが心配 
NEWSポストセブン