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長友の母 ボーイフレンド程度の人はいたが再婚考えていない

イタリア・セリエAのインテル・ミラノに完全移籍したサッカー日本代表・長友佑都選手(24)。インテルとの契約書にサインをした直後、真っ先に電話したのが、母・りえさん(49)だった。

りえさんは、長友選手が小学3年生のときに離婚している。そこから15年間、長女の麻歩さん(25)、長男・佑都選手、次男・宏次朗さん(23)の3人の子供たちを育ててきた。

経済的に厳しかったときを乗り越え、3人の子供を立派に社会へと送り出したりえさん。周囲からは「老後のためにお金を残しておきなさい」ともいわれるというが、りえさんはこういって笑う。

「子供を産んだ以上、自分の老後なんてなくてもいいんです、私は。本当に、子供が幸せになってくれるなら、老後なんていらないわ」

離婚から15年、自身の再婚を考えたことはないのだろうか。

「よくそういわれるんですけど、一切ないんです。離婚した当初は仕事仕事でそれどころじゃなかったし、子供たちが思春期の難しい時期は絶対無理だと思っていましたし。ちょっと余裕ができてからは、一緒に食事をしたりするようなボーイフレンド程度の相手もできましたけど、結婚というのは考えなかった」

では、りえさんにとって、自分自身がいちばん幸せだと感じるのはどんなときなのだろう。

「やっぱり、子供の幸せを考えることがいちばんの幸せ。“人生のなかで、昔に戻れるとしたらどの時点がいいですか?”と聞かれたら、子供3人を一生懸命ひとりで育てていたころに戻りたいですね」

※女性セブン2011年7月28日号

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