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ノーネクタイ通勤夫「家ではノーニクタイ」と夜の営み拒否

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回の報告は、ご主人(45歳)が運輸会社勤務の奥様(43歳)。ご主人のお母様が同居しています。

 * * *
「ネクタイと肉体って似てると思わないか?」ノーネクタイで通勤し始めた夫からの唐突な質問です。

「そうね、同じナ行で、一字違いだけだし」と答えると、「そうだろ。クールビズでネクタイを外したんだ。この夏は肉体関係、つまり夫婦のアレもやめよう。汗をかくの、嫌だろ?」ですって。男ってバカ! 何を勘違いしてるのかしら。女はいつでも求めるもんだと思い込んでいるのね。

 私の方こそ、夫とのエッチなんて望んでないし、それにあなた、私に汗をかかせるほど頑張ったことってある? でも、ここは本心を明かさず、いい機会だから私からも提案です。

「肉体と同じく、もう一つの『にくたい』も私、お役ごめんにしてほしいの」「もうひとつの?」「肉対、つまり、肉親であるお義母さんへの対応よ」義母は週に一度、「買い物に付き合って」と、私をデパートに連れ出し、荷物持ちをさせるんです。

「お義母さんには、土日、私の代わりにあなたが付き合うといっておくから、頼むわね」 その夜、「ねえ、『肉体』も『肉対』もなかったことにしようよ」と迫ってくる夫を断固、拒否! 翌土曜日、「行ってらっしゃい、親子仲良くね!」と、ベソ気味の夫に爽やかな気分で手を振る私でした。

※週刊ポスト2011年8月5日号

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