ライフ

Twitterで自分のこと書かれたくなかったらツイート禁止宣言

 W杯での優勝を決め、凱旋帰国早々、なでしこジャパン・熊谷紗希選手(20)の合コンの様子が、ツイッターで生中継されてしまった。つぶやいたのは男子大学生(21)だったが、自業自得とはいえ、ネット上に、実名から住所、アルバイト先まですべて公表されるなど、大変な目に遭った。

 それにしても、飲み会の一部始終や他人のデートをインターネットに投稿することについて、モラル面からも首をかしげる人も多いはず。ところがウェブ上には、こうしたつぶやきが溢れかえっているのが現状だという。『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)の著者でネットニュース編集者の中川淳一郎氏は、こう話す。

「ツイッターには、いま何を食べてるとか、トイレにいるとか、どうでもいい“つぶやき”がたくさんあります。ただし、その情報と実名がひもづいてしまうとプライバシーがバレることも珍しくありません」

 それならば、私たちも熊谷選手のような“ツイッター被害”に遭う可能性はゼロではない。どうやって身を守っていけばいいのだろうか。

「他人が勝手に情報を全世界に流せる社会であることを自覚する必要があります。“むやみやたらに他人の情報を流さない”という信頼関係がない人には、つぶやかれると困るような話はしないほうがいいかもしれません。会話のなかでさりげなくツイッターやフェイスブックをやっているかと聞いてみるのもいいでしょう。或いは“ツイッターは禁止でヨロシク~!” と冗談めかして宣言した方がいいですよ」(前出・中川氏)

※女性セブン2011年8月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

体調を見極めながらの公務へのお出ましだという(4月、東京・清瀬市。写真/JMPA)
体調不調が長引く紀子さま、宮内庁病院は「1500万円分の薬」を購入 “皇室のかかりつけ医”に炎症性腸疾患のスペシャリストが着任
女性セブン
学習院初等科時代から山本さん(右)と共にチェロを演奏され来た(写真は2017年4月、東京・豊島区。写真/JMPA)
愛子さま、早逝の親友チェリストの「追悼コンサート」をご鑑賞 ステージには木村拓哉の長女Cocomiの姿
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
NHK次期エースの林田アナ。離婚していたことがわかった
《NHK林田アナの離婚真相》「1泊2980円のネカフェに寝泊まり」元旦那のあだ名は「社長」理想とはかけ離れた夫婦生活「同僚の言葉に涙」
NEWSポストセブン
睡眠研究の第一人者、柳沢正史教授
ノーベル賞候補となった研究者に訊いた“睡眠の謎”「自称ショートスリーパーの99%以上はただの寝不足です」
週刊ポスト
公式X(旧Twitter)アカウントを開設した氷川きよし(インスタグラムより)
《再始動》事務所独立の氷川きよしが公式Xアカウントを開設 芸名は継続の裏で手放した「過去」
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
大谷翔平の妻・真美子さんを待つ“奥さま会”の習わし 食事会では“最も年俸が高い選手の妻”が全額支払い、夫の活躍による厳しいマウンティングも
女性セブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
「ホテルやネカフェを転々」NHK・林田理沙アナ、一般男性と離婚していた「局内でも心配の声あがる」
NEWSポストセブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
【中森明菜、期待高まる“地上波出演”】大ファン公言の有働由美子アナ、MC担当番組のために“直接オファー”も辞さない構え
【中森明菜、期待高まる“地上波出演”】大ファン公言の有働由美子アナ、MC担当番組のために“直接オファー”も辞さない構え
女性セブン