芸能

麻生久美子 スポンジ1つ買うのも価格比較サイトで事前調査

 現在公開中の映画『ロック~わんこの島~』で初の母親役に挑戦した女優・麻生久美子(33)。8月27日には映画『日輪の遺産』、9月23日には映画『モテキ』も公開予定と、大活躍を続ける彼女の「素」の姿に迫るべくインタビューした。

 * * *
「インドア派です。予定がないと家を出ないんです。好きな時間に起きて、好きな時間に食べて、好きな時間に寝て。ホント、ダラダラです。グータラしながら『X-MEN』を観たりしてるんです(笑い)」

 美しい人の「素」を聞き出すのは難しい。しかも相手は女優・麻生久美子。あるときはクールビューティで、あるときはワケありで、あるときは普通のOLで、あるときはちょっとマヌケで。現在公開中の映画『ロック~わんこの島~』では、初の母親役を、来春公開予定の映画では初のキャリアウーマン役や初の宇宙飛行士役までも演じるという。デビューから数えて50本以上の映画に出演する、映画に愛されている人。変幻自在なのだ。そう簡単に「素」は見せまい。ならば、単刀直入に定番の質問から。

「オフのときは何を?」。その答えが冒頭である。なるほど。美しい人は実はダラダラの人。

「いたって普通ですみません(笑い)。とにかく家にはこの子もいるから、どうしてもそうなっちゃうんです。ねぇ、つぶ(笑い)」

 彼女の膝の上で気持ちよさそうに寝ている「つぶ」と呼ばれる「この子」とは、この日の撮影に同伴していた愛娘“つぶあん”。6歳のトイプードルだ。美しい人は犬派の人でもある。じゃあ、愛しの“つぶあん”と遊ぶ以外に趣味とかは?

「ずっと無趣味だったんですけど、最近ようやく趣味といえるものができて。陶芸です。もう2年くらい教室に通ってて。いまは中級クラス。いろいろ作ってますよ。お皿、箸置き、エスプレッソカップ、マグカップ。俳優さん仲間とかいろんな人のリクエストに応えて作ってあげたりもするんです。もうすぐ中級は卒業で。上級クラスになると好きな土が使えるようになるから楽しみなんです」

 ちなみにその教室、友人から「陶芸をやりたい」と相談を受け、彼女がリサーチをしたのだという。

「ネットで見つけたんです。いろいろ調べて比較検討して、あそこが一番いいよ、って、友達を連れてって(笑い)。それがそもそものキッカケなんです」

 ネットでリサーチ。美しい人はわりと世話焼きで調査好きな人。なんだか少し意外だ。

「比較検討が好きなんですよ。だから、家電とかを買うときはもちろんですけど、スポンジ一つ買うにしても、価格.comとか楽天とかあらゆるサイトを調査して、ユーザーレビューとかも読んで吟味して。お茶とか梅干しとかも調べます。どこのが美味しいかって(笑い)。衝動買いはしません。できるだけモノを増やしたくないんです。家がモノで溢れてるから。ほとんどが旦那さんの本ですけどね(笑い)」

※週刊ポスト2011年8月12日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン