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眞鍋かをり IDO証券のライブスター証券への名称変更理由に疑問

ネット証券の「アイディーオー証券(IDO)」が「ライブスター証券」に社名変更した。ズバリ、その狙いは何なのか、同社の営業部長、松本公明氏にタレントの眞鍋かをりが聞いた。

* * *
眞鍋:はじめまして。よろしくお願いします!

松本:よろしくお願いします。

眞鍋:早速ですが、つい先日「アイディーオー証券(IDO)」から「ライブスター証券」に社名変更をされましたよね。

松本:はい、7月3日に。社名変更の話自体は以前からあったのですが、ようやく。

眞鍋:なぜ社名変更を?

松本:5年前からネットに特化した証券会社として展開してきましたが、より一層、「ローコストで使い易いネット証券会社がある」とお客様にダイレクトにイメージしていただきやすい社名への変更が必要でした。

眞鍋:投資家の方々は“社名変更”と聞くと不安に思われる方も多いのでは?

松本:「何かあったのか」と思いますよね。お問い合わせをいただいたら、そのつどきちんとご説明させていただくようにしています。

眞鍋:ちょっと前に似たような会社名があったような……(笑)。

松本:社名変更を発表した翌日には、ご想像の会社と「関係があるんじゃないの?」っていうお問い合わせが十数件……。

眞鍋:やっぱり(笑)。でもここできちんと否定しておきましょうよ、まったく関係ないんですよね!?

松本:はい、一切関係ございません。

眞鍋:ちなみに「ライブスター」という由来は?

松本:ネット証券に特化した会社ですので、やはりネット=スピードとコスト、マーケットの臨場感を感じて欲しいという意味での「ライブ」と、お客様が直接マーケットに参加する=光り輝くステージに立つ、という意味での「スター」を合わせました。

眞鍋:なるほど~。ステキ。ぶっちゃけ「IDO証券」より覚えやすいし……。

松本:「IDO証券」のときも「IDO!? 電話屋さん!?」なんていわれてましたね。

眞鍋:懐かしい! 社名って難しいですね~。でも、ライブスター証券さんならではの強みをもってすれば、誤解はすぐに晴れるはず! やはり御社の売りといえば……。

松本:業界トップクラスの手数料の安さですね。

眞鍋:御社は日本株、日経225先物・オプション、FX……と、たくさんの金融商品を扱っていらっしゃいますけど、それら全ての手数料が業界最安値水準なんですか?

松本:はい。設立当初からの方針です。まずは、コストの面を業界ナンバーワンにしよう、と。さらに、いまは全商品手数料0円キャンペーンも行なっています。これは業界初の試みなんですよ。

眞鍋:全商品0円?

松本:身を切る思いで(笑)。さすがに長くは続けられないので、お客様が新規で開設をされてから40営業日という期間限定にはなりますけど。

眞鍋:いやー、十分話題性がありますよね。

松本:アクティブにお取引される方にとっては手数料って気になりますからね。キャンペーンで初めて利用してくださった方が、「お、ここ使いやすいな」と継続していただけたらいいなと思います。

眞鍋:手数料0円かー。どうやって使おうかなー。

松本:個人的には、このような時だからこそ、日本株に注目していただき、株式市場を盛り上げていきたいですね。

眞鍋:うんうん、そうですね。日本株なんて特に手数料気になる商品ですしね(笑)。FXについてはどうですか? 他社さんもがんばっていらっしゃいますよね。

松本:競争という意味では、2年ほど前に手数料等のディスカウントがピークに達し、競争はそこで一巡したのかな、と。各社体力勝負は終わったので、ここからどうやって残っていくか、というところでしょう。

※マネーポスト2011年9月号

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