殺人の疑いで逮捕された大内拓実容疑者(28)。ネイリストの小松本遥さんをストーカーしていた可能性も浮上している(本人SNSより)
年末年始にかけて全国が恐怖の目で見つめていた水戸市・ネイリスト刺殺事件。発生から約3週間経ち、ようやく殺人容疑で逮捕された大内拓実容疑者(28)は、執拗な“ストーカー男”だった──。
亡くなったネイリストの小松本遥さん(31)と容疑者は2024年の一時期、交際関係にあったという。事件後、茨城県警が関係者の聴取や小松本さんのスマートフォンの解析を行ったところ、男の名前が浮上した。
キー局社会部記者が逮捕までの経緯を話す。
「県警は比較的早い段階から、大内容疑者を被疑者の可能性がある人物として挙げていたそうです。しかし、事件現場付近に防犯カメラが少ないことなどが起因し、捜査は難航。状況証拠が掴めなかったため、きわめて慎重に捜査を進めていた。
捜査関係者によると、男は現場に車で訪れ、立ち去る時も車だったそうです。容疑者が使ったと思われるこの車は、県警が逮捕の10日前に押収しています。なにが見つかったのかは明らかにされていませんが、この押収も容疑の裏付けの一部になったとみられる」
過去、2人は付き合った年内には破局。翌年夏に男がSNSや電話で接触を試みたが、小松本さんは連絡を断ったという。その後、大内容疑者は彼女の周辺をつきまとうようになる。
「容疑者は昨秋ごろから、知人に聞き回るなどして小松本さんの家を探そうとしていた。2025年12月27日には小松本さんから県警に『元カレからのストーカーのようなことを相談するにはどこにすればいいか』といった匿名の連絡をしていた記録があったそうです。
この“元カレ”が大内容疑者だったかはまだわかっていませんが、小松本さんが事件前から継続的なつきまとい行為に悩まされ、身の危険を感じていた可能性が高い」(同前)
小松本さんには、首の刺し傷に加え、頭部を鈍器で強く殴られたような痕があることから、複数の凶器が使われたとみられ、犯行には強い殺意が感じられる。しかし男の学生時代の知人らからは「そんなことができるタイプではないと思った」という声も複数、聞かれた。同級生の男性が容疑者の印象を語る。
