芸能

鶴瓶の番組に出演した被災地家族の安否気遣うメール多数

宮城県塩釜市を訪れた鶴瓶と佐々木さん

 ぶっつけ本番の旅番組として人気を集めているNHK『鶴瓶の家族に乾杯』(毎週月曜午後8時~)。今年5月に放送した被災地の宮城県石巻市を訪れた「再会編」は大きな感動を呼び、今年の最高視聴率(5月30日放送、15.1%<関東地区、ビデオリサーチ調べ>)を記録したが、笑福亭鶴瓶(59)が再び被災地を訪れた。

 今年8月、鶴瓶と野球解説者の佐々木主浩さん(43)が、宮城県塩釜市を訪問(写真参照)。昨年9月に番組で訪れた際に出会った家族と再会を果たした。

 被災地へ行く2度の「再会編」は、鶴瓶が出会った家族たちに「会いたい」と熱望したからこそ、進められた企画だった。番組チーフ・プロデューサーの佐橋陽一さんが明かす。

「3月11日の震災の時に我々は番組の収録をやっていたんです。スタジオもすごく揺れまして、観覧のお客さんも避難させ、収録は中止になりました。その時、ニュース映像を見ながら、“石巻、塩釜のあの家族は大丈夫なのか?”と鶴瓶さんもぼくたちも気にしていたんです。それから、スタッフが出会った人たち全員の無事を確認しまして。鶴瓶さんは“もう一度会いにいきたい”とお話しされていたんです」
 
 その思いは、番組ファンの視聴者も同じで、震災直後から「出演した家族は大丈夫でしょうか?」というメールが番組には多く寄せられていたという。今後も、以前旅で出会った家族に会いに被災地を訪れる「再会編」を予定しているという。

 注目の宮城県塩釜市の「再会編」は9月26日、10月3日に放送予定。

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン