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元卓球部24才OL 部長に圧勝し口きいてもらえなくなる

 文部科学省が10月、発表した調査では、中高生時代、スポーツの部活をしていた人は文化部や“帰宅部”だった人よりも“若さ”を維持しているそう。つまり、体力に自信のある女はずっと若いってこと。でも、運動できる人はそれなりに苦労もあるようで…。以下は、証券会社に務める24才OLの告白だ。

* * *
 社員旅行で温泉卓球しようっていいだしたのは私じゃない。「卓球で負けたことない」という52才の部長よ。

 私が卓球部だったと聞いて闘志をみなぎらせちゃったのよ。「困ったなぁ」と同期の子に相談すると「負けず嫌いの部長相手に、絶対に本気だしちゃダメよ」って、私の実力を知っている子が心配してくれてさ。

 本気にならないように、浴衣姿で対戦することに。でも、力半分でやろうが、中学から大学まで10年間、朝から晩まで卓球漬けだったんだもの。ラケット握ったら体が勝手に反応しちゃうの。

 ハッとわれに返ったときは浴衣ははだけて、愛ちゃんの王子サーブにスマッシュの嵐で、部長を転ばせてた。そのあと、部長は口をきいてくれないし、課長だって「場をわきまえろ、空気を読め」とことあるごとにお説教よ。

 会社って、ホントに得意なスポーツはしちゃダメなところだったのね。

※女性セブン2011年11月17日号

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