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エアコンを新しい機種に替えて電気代が年間2万円安い例も

この冬、気になるのが節電対策。そこでちょっとの工夫で節約にもつながる、効率的な暖房の鉄則と上手な買い替え術を家電評論家の戸井田園子さんに聞いた。

戸井田さんが住まいの節約3か条にあげたのが、【1】暖房計画を立てる、【2】消費電力の把握、【3】冬の照明と保温、の3つだ。

冬の節電対策を考えて、まずは家にある暖房器具の見直しをしたい。買い直す場合、ボーナス商戦のこの時期なら商品も豊富で選びやすい。そして意外に気がつかないのが消費電力。取扱書を再度読み直し、いま使っている家電の消費電力を知っておくことも必要だ。

最新の省エネ家電を買えば、初期投資はしても数年で元が取れるという考え方もできるからだ。また年末の掃除のついでに、冬は夜が長いために消費電力が高くなる照明器具や保温器具の見直しもしたい。電球の買い替えにはぜひLEDを。

「今年の冬は夏に引き続き、効率よく節電と暖房を行うのが大事」と戸井田さん。

たとえば暖房計画はタイプの違う暖房を組み合わせるのが基本。エアコンとファンヒーターなど部屋を暖める同士を使うのは効率が悪い。エアコンとこたつ、ファンヒーターとホットカーペットなど、部屋を暖め、空気を循環させるものと体を温めるものの組み合わせが最適だ。

また、エアコンで10年以上前の機種といまの機種を比べると年約2万円も電気代が違うことも。もし買い替えるなら、2012年版最上位機種が出回る11月 12月が断然狙い目。この時期、高効率な2011年版最上位機種が型落ちとなって安く買えるためだ。店頭になくても取り寄せやネットショッピングで見つけることもできるので、あらかじめ底値を比べておきたい。

※女性セブン2011年12月8日号

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